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山用ソロテントの選び方と比較
- 今年はテント泊に挑戦してみようと思っておりました。モンベルの新製品には進化した点も多いですが、出入り口が短辺側にあることが困ります。
- 他社の製品としてアライテントのトレックライズ、メスナーのN1000、エスパースのソロをリストアップしました。どこか違いや短辺の欠点を補う要素があるのか、迷っています。
- 選ぶポイントは軽量性で、ハードな登山はせず、悪天には中止または低い所での待機するため高性能は求めていません。早急に決めたいので、アドバイスやヒントをいただけると助かります。
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Jagar39です。 プロモンテのVL13と14ですが、単純に13が旧モデル、14が新モデルです。 12以前は1人用と2人用のVLはスリーブ式だったのですが、13から全モデルが吊り下げ式になりました。 私が以前2人用テントを買ったときはプロモンテは11だった頃なのですが、「スリーブ式のダンロップなんてダンロップじゃねーよ!」というのが最終的にVL21が落ちてステラ2型になった経緯でした。今だったらVL13か14を買ってると思います。 学生時代はずっとダンロップだったので(高校~大学の山岳部ではダンロップが9割くらいのシェアを取っていた)、実はプロモンテ、かなり好きなんです。 13と14の違いは正直よく判りません。 スペック上は、14になって重量が50g重くなったこと、フライシートのコーティングがポリウレタンになったことくらいしか判りません。 ポリウレタンじゃなかった13の方が経年劣化には強いはずなのですが・・・ 13が安く出ているモノがあれば、13を買った方が良いかもしれませんね。 出入り口の仕様で思い出したのですが、虫除けのメッシュパネルがプロモンテでは外側に付いています。 この仕様だと、テントを閉めた状態からメッシュを残してドアを開けたい時(要するに暑いので外気を入れたい時)、内側からドアパネルのファスナーを開けるだけで済むので非常に便利です。(むろん同時に全開にすることも可能) 他のメッシュが内側に付いているテントだと、まずドアを全開にしてからメッシュだけを閉める、という操作が必要になります。無視が極端に多い状況では当然虫が入りますし。 メッシュパネルが外側に付いているのは、他にはアライのトレックライズくらいですね。 VLシリーズの欠点は、先の回答で挙げたフライシート短辺側中央に張り綱が取れない点くらいですか。これは使っていてやはり、と思えば自分で加工できるるので、致命的な弱点とは考えなくても良いと思います。 もうひとつ、些細なことですが、フライシートの色が赤というのは個人的にはあまり好きではありません。中にいてちょっと落ち着かない色ではあります。 私はグリーンが好きなのですが(アライがグリーンを選べます)、これは好みもあるでしょう。 寒いときはグリーンや青はちょっと寒く感じるので、赤の方が良いという人もいるかもしれませんし、私自身も高山帯や春秋だと赤で良いじゃん、とテントの中にいて思うかもしれません。 その点では、ステラリッジのイエローは無難な色ではあります。 余談ですが、ダンロップからVSシリーズが出ています。色(オレンジのインナーに青のフライ)が往年のダンロップそのままなので、思わず買おうかと思ってしまったのですが、冷静に見てみるとちょっと重いので、VLに勝る点は乏しいですね。 生地が厚くてVLに比べれば丈夫なので、山行日数が多くテントを酷使する人はVSの方が良いかもしれませんが。安いし。 ともあれ、私が今買うのであれば、VL14あるいは13を選ぶと思います。出入り口が使いやすいのと、その出入り口の開口面積が大きいことが最大のポイントですね。
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No.3です。他メーカーの主力モデルも考えてみましょう。 ・モンベル ステラリッジ1型 \36,900 短辺側出入り口 100×200×102cm 1.25kg (本体、フライシート、ポール) 1.47kg (ペグ、張り綱、スタッフバッグを含む総重量) ・アライ エアライズ1型 \35,000 短辺側出入り口 100×205×100cm 1.36kg (本体、フライシート、ポール) ・プロモンテ VL14 \44,940 長辺側出入り口 90×205×100cm 1.35kg (本体、フライシート、ポール) 1.50kg (付属品含む総重量) ・スノーピーク ラゴ1 \39,800 短辺側出入り口 90×225×100cm 1.25kg (本体、ポールのみ) という具合で、まあ重量的にはステラリッジが最も有利ですね。 プロモンテも総重量はほとんど変わらず健闘していると思います。 プロモンテの特徴は、少しだけサイズダウンして軽量化を図っていること、つり下げ式のポールで設営が簡単なこと、出入り口のパネルがストレートファスナー2本という構造であること、などです。他はU字型パネルでファスナーは1本です。 ファスナーがストレートなので故障は少ないです。U字パネルだとファスナーが曲線のため、長く使っているとどうしても故障しやすくなります。私も2回ほど現地ではどうにもならなかった故障を経験しています。 ファスナーが2本なので面倒かと思いきや、実使用ではまったく気にならないと思います。テントを閉めた時のファスナーの位置が決まっているため(他はダブルスライダーなので定位置ではない)、暗闇の中でも開閉が容易、というのも美点です。 というわけで、私は出入り口に関してはプロモンテがダントツに良いと思っています。 プロモンテの欠点は、フライシートの短辺側中央に張り綱がないことで、そのためフライシートが本体にだらしなく接触しやすくなっています。雨の日はもちろん、晴れていてもテントのウォールが濡れて不快ですね。雨の日はそこそこ浸水もするでしょうし。 まあこれは自分でも加工できないこともありませんし、トータルで考えるとプロモンテのVL14は強力な候補になると思いますよ。 アライのエアライズ1型は、ステラリッジより少し重く、ステラリッジより少し細部(シーム処理等)の造りが粗いので、ステラリッジとまともに比較するとあまり選ぶところがないモデルです。シェアが高いのが個人的には不思議です。 前にステラ2型を買うときに、ショップで2つを設営して細部までチェックして決めたことがあるのですが、私の目と好みではエアライズがステラリッジに勝っているところを見つけることができませんでした。 ステラは4型も持っているので、同モデルのサイズ違いだと面白くないしパーツを間違えて持って行くリスクもあったので、エアライズの方を買おうと思っていたのですが、2つ並べてみるとどうしてもエアライズを買う気になれずにステラを買ってしまいましたね。(そのステラ2を後に処分してステラ1を買った) スノーピークは、山岳用のテントメーカーとしては、残念ながらまったくと言って良いほど認知されていないメーカーです。私もNo.3さんの回答を読んで、「おや、出してたんだ」と気づいたような次第で。 でも、これはあんまりお奨めできないですよ。出入り口が短辺側なので最初から候補にはならないでしょうけど。 まず、「土間」を装備することでフライの前室部分を省略して軽量化を図ったということですが、その土間の分本体サイズが大きくなっているので軽量化になっていません。1人用なのに縦が225cmもあります。現に、本体とポールのみで1.25kgと、他のモデルと変わらない重量です。幅が90cmで標準サイズより小さいのに。 また、その土間の部分はファスナーで開閉するのでしょうが、その部分の防水性に不安があります。カバーがあるみたいですが・・・ さらに、フライの前室部分を省略してしまったので、雨の日は出入り口を開けると容赦なく雨が吹き込むというシングルウォールテントの欠点を再現してしまっています。蒸し暑くてもドアパネルを開けることができないので辛いです。 さらにさらに、こういう構造のため、出入り口パネルには防水加工が施されているのですが、これ、当然のことながら結露するでしょう。雨が降らなくても出入り口パネルの内側はぐっしょり濡れると思います。 というわけで、これは日本の山岳にはあまり向かないテントだと思いますよ。 ステラリッジの美点はフライシートの設置方法ですね。 他メーカーだとフライシートはバックルで取り付けるのですが、ステラリッジはゴムループで取り付けるようになっています。 実は設営の時にピシッと張っても、気温変化で本体やフライの生地が伸び縮みして弛んだり張りすぎになったりします。 特に緩むとフライシートがインナーテントに接触し、フライシートの内側は結露で常にビショビショに濡れているので、インナーまで濡れてしまうことになります。晴れていても濡れるのですが、雨が降っているとここから雨が伝って浸水します。 ゴムループだと、ゴムがフライの伸縮を吸収するのでテンションが変化しません。 朝のテント場で、他のテントは張れていてもインナーが少し濡れていたりして乾かしている場面をよく見ますが、ステラリッジは相当強く雨が降ってもインナーテントはサラサラに乾いた状態を保っています。私がステラで一番気に入っているところはここですね。 でも、実はプロモンテも捨てがたいです。また悩んでみてください。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 相談をしてから数時間で、急速にプロモンテが候補の一番になってきました。 ところで、VL13とVL14があるようです。私には違いがわからないのですが、大ベテランの Jagar39 さんならお分かりでしょうか? フライシートの取り付けのこと、まったく存じませんでした。バックルのほうが簡単で丈夫でいいのだとばかり思っておりました。勉強になりました。 本当にどっちにするか、悩ましい所です。
- koguben
- ベストアンサー率28% (15/52)
参考までに、 プロモンテライトウェイトテントVL13(1人用)、 或いは、 最近の新製品、日本の山岳環境に適したといわれる、 スノーピークSSD-735ラゴ1(日本製)はどうなんでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 プロモンテというのもありましたね。早速検索してみましたが、これもよさそうです。重量も特にマイナスというほどではないです。 スノーピークのほうは、へぇ、あそこテントも出していたのかと驚きました。ただ、、、、短辺側ですし、入り口にフライがないのってどうなんでしょう。土間という考えもそれは面白いと思います。だったら、荷物置き場を節約してもう少し短くしてくれたら尚良かったのに。土間を除いて、200センチを確保したかったのでしょうかね。私なんか女性で小柄ですからもっともっと短くても充分なのに。 同じ短辺側ならステラリッジに軍配が上がりそうです。
短辺側に出入り口があるデメリットはどのように認識しておられるのでしょう。 まあ実は私も短辺側出入り口は好みではないのですが。 私が認識している短辺側出入り口のメリットとデメリットはだいたい以下のようなものです。 【短辺側出入り口のメリット】 1)風向きに平行にテントを設営したとき、出入り口を風下に向けることができる 2)狭い壁の中や登山道上に無理矢理設営したときに出入り口を確保しやすい 3)複数人数で宿泊する際、各メンバーから出入り口へのアクセスが等しくなる つまり、奥の人が外に出るのに人を跨がなくて良い、ということです。 【短辺側出入り口のデメリット】 4)傾斜が緩い面に出入り口が付くので、雨の日の出入りの際に風雨(冬は雪)がテント内に吹き込みやすい 5)設営地の傾斜と風向きによっては、足元に出入り口がきてしまう場合が多々ある 長辺側出入り口だと、どのような位置関係になっても出入り口は横になるのでアクセス性は変わりません。 6)出入り口を大きくできない、ベンチレーターとの位置関係等の理由により、風通しが極端に悪くなりやすい ベンチレーターを短辺側(傾斜が緩い面)に付けても生地が垂れ下がってベンチレーターを塞ぐので、ほとんどのテントでベンチレーターは長辺側の壁面に付けられています。 すると出入り口とは直角の方向になるので、はっきり言ってこれでは風はまったくと言って良いほど通りません。 こういったところでしょうか。 まあ、普通の夏山登山ではメリットよりデメリットの方が多いと私も思います。 なお、雪に埋もれたら出入り口がどこにあろうと、出入り口からの脱出は不可能なのでナイフでテントを切って脱出するしかありません。辛うじて出入り口から脱出できるような埋もれ方だと、やはり傾斜が強い面に出入り口がある長辺側出入り口のテントの方が脱出は容易です。 ただ、短辺側の方が出入り口が小さい=軽量化に効果的、ということで、今度のステラリッジの大幅な軽量化も、そのうちの100gくらいは出入り口を短辺側にしたことで得られているのかもしれませんね。 選択のポイントとして重量を重視されるということでしたら、やはりステラリッジの現行モデルは有力だと思います。ダブルウォールの山岳用テントとしては、おそらく世界最軽量に近いのではないでしょうか。X-Trekを使ったシングルウォールテントが出てきたときは、ずいぶん軽くなったことに驚いたものでしたが(それまでのゴアテックス製のシングルウォールテントの重量はダブルウォールと変わらなかった)、今回のステラリッジの登場で再び「軽量性を理由にシングルウォールテントを選ぶ」意味はなくなった、と思います。 なお、耐久性はこのクラスのテントでは従来と何ら変わらないどころか、むしろ向上しています。 さらに軽い、いわゆるシェルターと呼ばれるモノになると、耐久性や強度を犠牲にして軽量化を実現しているようなモデルもありますが(それこそメーカーも警告している)、ステラリッジやエアライズ、ダンロップのVシリーズあたりはヒマラヤの高所キャンプでも使用されるモノですから。 つまり、軽いという新型ステラリッジのメリットと、短辺側出入り口のデメリットをどう天秤にかけるか、ですよね。 私ならこれだけ軽いなら仕方ないなぁとステラリッジを買うと思います(旧型を持っているので慌てて買い換えるほどの購買意欲はありませんが)。 その理由の1つは、どのみちソロテントのサイズでは「風通しの良い快適なテント」は望めない、というのがあります。よほど大きなベンチレーターが低い位置に付いていれば良いのですが、それだとけっこう重くなりますから。 そういう点ではエスパースソロはけっこう気になりますが、300g近い重量差があるので、それももはやあまり訴求力がないと思います。 それと短辺側出入り口の意外な長所なんですが、シュラフに入ったまま出入り口から頭だけ出して調理ができる、というのが。横着な人の場合ですが。長辺側出入り口だとこれは意外にやりにくい。 これは多人数用テントではやりにくいので(隣の人を起こしてしまうので)、ソロテントならではの長所ですかね。
お礼
詳細な説明ありがとうございます。ほぼ思っていたようなメリットデメリットで、見落としはしてなかったような気がいたします。 結局、その短所と300g近い重量さの天秤ですね。あー、悩みます。 元々ヘタレですので、多くは担げません。ぎりぎりまで絞り込まないと厳しいと思ってます。 今しばらく悩みつつ、ともかく、候補を2,3に絞り込んで実際に見に行こうとは思っております。 当地ですべてそろうものではなさそうですので、その点もあるかと思います。 どうもありがとうございました。
- ShowMeHow
- ベストアンサー率28% (1424/5027)
オイラ、トレックライズ使っているけど、エアライズに比べると 暑い時に空気入れやすいっていうくらいかな。(山っぽい話じゃないけど) 問題は、トレックもエアもみんな使っているからどれが自分のテントだか わかんなくなることくらいかな。 重さ(軽さ)重視なら、少々値が張りますがこういうのもあるみたいです。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/B004VKB824/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=hanposagatteo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B004VKB824
お礼
回答ありがとうございます。 >どれが自分のテントだか わかんなくなることくらいかな。 確かに。蛍光ペイントでマークでも書いておきましょうか? ご紹介のもの。物知らずでして、はじめて聞いたメーカーです。 ドーム型でないって、設営はどうなのでしょう。それと、強度はやはり不利なのでしょうか?軽量というのは確かに魅力ですね。 形と、日本製でないことで飛びつきにくいです。
- iamhappy
- ベストアンサー率26% (127/473)
長方形のいわゆる「山テント」は表面積の少ない短辺側に出入口をもうけることによって耐風性と雪で埋もれたときの脱出を容易にする為です。平地でのキャンプではメリットはありません。 上記のメーカーで通常使用であればご自分の好みと重量で選んで全く問題ありません。というか、せいぜい野外フェスで使う程度であればどれもオーバースペックだと思います。 まあ、そこはご自分の財布と相談してください。ただ、より軽量な物を、と言う事になると確かに値段もはってくるのですが。 現在はテントも軽量化が進み、1~2人用で1・1kgというものも出て来ました。 自分も軽量を求めて10年前にテントを選びましたが、2~3人用の最軽量が1・9kgでしたから。 ただ、最新の超軽量テントは耐久性もそれなりです。そこはメーカーも警告しています。ご注意下さい。
お礼
早々の回答ありがとうございます。 短辺側だと風に強い、設置場所が狭い場合に有利のようですね。 >せいぜい野外フェスで使う程度であればどれもオーバースペックだと思います。 そういう用途なら所有している、普通のファミリーテントを使います。質問文が良くなかったのかしら?
お礼
重ねての回答ありがとうございます。 ステラリッジの利点とプロモンテの利点。何を優先すべきか、何を折れるか、つまるところそういうことになると、自分なりに整理を付けて、本日お店回りをしました。 ステラリッジは入り口のこと以外では、概ね、大変良いと感じました。色も好感持てました。 張り綱がフレームから伸ばせるなど、風に対して有効なことはよくわかりました。 シビアな登山者には絶対支持されると思います。 買ってしまおうかと思ったくらいです。 プロモンテも予想通り出入りがしやすそうで良かったです。ただ、色が、、、、あの色、好みじゃないのが悩みの1つだったのです。 でもハードな局面を想定するような、そこまでの者でない私はやはり使い勝手優先かな? 最後にダンロップのVS10を見て、理屈ぬきで自分に向いていると思ってしまいました。 問題は重さです。 モンベルとダンロップと、若干方向性が違います。 軽いのが最優先のはずですが、バリバリの登山者でない私はダンロップのほうに親和性を感じてしまいました。 最後に考えたのは、300gをどこで調整できるのか? 今は何とかなっても、すぐ後悔するのでは? 幸い、資金ぎりぎりで遊んでいるわけではありません。経験させてもらうほうが私にとっていいのかもしれません。 ということで、ダンロップに転びました。 2年先にヤフオクで売り払うかもしれませんが、一応、2年は使ってみようと思います。 (私は学生時代山岳部などとは無縁の学生生活でしたがそれでも、若干アウトドアは経験ありました。結婚後、どうしてもキャンプがしたくて、夫を説き伏せてはじめて買ったテントがダンロップでした。そういう意味では、山用ではじめてがダンロップというのも因縁を感じます。否、ゲンを担ぐにしておきます)