- ベストアンサー
さよならコーチ
東野圭吾のミステリードラマの第1話「さよならコーチ」の謎解きで、絆創膏が死体にしていないのが なぜ犯人の決め手になったのですか? テレビ見てたんですけどなんとなくしっくりきません。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
望月(田中麗奈)が1年前にも自殺しようとしたことがありましたよね。 その時にもコーチ宛の遺書テープを残していることを知ったコーチが それを利用して望月を殺害したわけですね。 で、警察の鑑識が撮った死体の写真には絆創膏がないのに、テープの映像の指には 絆創膏が貼ってあるのはおかしい、というわけです。 つまりこのテープは去年の自殺未遂の時の映像ではないのか、と刑事が気がついたわけです。 ここからは完全なネタバレになります。もし録画しておいて、これから見ようと思って いる人は読まないでね・・・。 コーチは1年前のテープを望月が言ったとおり、彼女のロッカーの中で見つけてから、 それを忠実に再現する為、何度も何度もみて、ヘアースタイルまで1年前のように ショートにさせたんですよね。 ラストシーンの所で、「なのに絆創膏に気がつかなかったのは何故だ?」と思うわけです。 その時、テープの映像の中で、一匹のクモが弓の上をはっているのをみつけます。 それは実際に望月が死んだ直後の死体検案に立ち会った時に弓の上をはっていた クモと同じものです。 そこでコーチは気がつくんですね。望月が、髪を切ったあとにテープを撮りなおしたことに。 望月は、コーチに殺されることを察して、コーチと逢う前に、わざと指に絆創膏を貼って 撮影し直したんです。コーチが自分を殺した後、そのテープを自殺の証拠としてビデオカメラに セットするだろうことを予測して・・・。 もちろん撮影し直した後、コーチに逢うときには絆創膏は貼っていません。 さらに、警察が絆創膏に気がついてくれることも期待していたんでしょうね。 スコアブックにあった「自殺をコーチに阻止された。あの時のテープはとっておこう」 というメモも、最近書き加えたもので、もしも森山というストーカーが捕まらなかった としても、警察に「1年前の自殺未遂」そして、「その時にもテープを残した」ということを 知らせる意味があったんだろうと思います。 つまり、望月はコーチに殺されるという形での自殺を実行し、さらにコーチの人生すべてを 道連れにしようとしたのでしょう。 ゆがんだ「愛」ゆえの、無理心中みたいなものなのかも知れませんね。
その他の回答 (1)
ややこしいのですが、 一年前の自殺未遂のときのビデオは 確かに絆創膏をしていませんでした。 これを利用してコーチは自殺に見せかけたのですが、 コーチに殺される・・・と気づいた望月直美(田中麗奈) は、絆創膏をまいて同じ内容でビデオを取り直す という方法で、コーチに殺された、というメッセージ を残しました。 もちろんコーチに殺される前にです。 当然にコーチはこの撮り直された事を知りませんから、 ビデオにも死体にも絆創膏は無いと思い込んでいます。 それと、大きな違いではコーチに気づかれてしまいますから 絆創膏を選んだように感じます。 たとえばピアスを違うものに取り替えるなど。 死体には絆創膏が無いが、その直前に撮影された ビデオには絆創膏がまいてあったのですから、 自殺でなくなります。
お礼
ありがとうございました。 ということは警察は死の直前の再現テープと1年前のテープ2本見たのですかね? もう一度ドラマゆっくり見てみます。
お礼
ありがとうございました。ただかなり混乱しています。 1年前のテープを再現して絆創膏の有無でなんで? また警察は再現テープと1年前のテープ2本見たのか? もう一度ドラマゆっくり見てみます。