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海外経験長い帰国子女の高校入試
- 長女が日本に帰国し高校受験を予定しています。彼女の国際感覚の豊かさや社交性を活かした高校選定、帰国生に有利な入学/編入をしたく、ご経験者にアドバイスをお願いします。
- 長女はオランダとフランスで育ち、日本とアメリカでも学校に通っています。フランス語は基礎的なことしか覚えていませんが、英語は準2級を取得しています。希望は首都圏の大学付属高校で、妹と一緒に通える校が理想です。
- 海外経験豊富な帰国子女の高校入試についてアドバイスをお願いします。国際感覚や社交性を活かした高校選びや入学/編入のポイントを教えてください。
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NO1のものです。回答の補足に対して多少お答えさせていただきます。 まずは前回の回答で誤字が多く申し訳ありません。 帰国枠の偏差値に関してですがこれは偏差値を出す側の問題があります。 一般入試の場合、多くの受験生が複数の学校を受験しているため、学校間の細かな比較ができます。しかし、帰国枠の入試の場合、そもそもサンプル数が少ないということと試験科目が特殊という2つの要素があり本来は偏差値の判定ができません。しかし、出版社などが無理にでも偏差値を出そうとし無理やり出しています。帰国枠の多くは一般入試の偏差値を参考に出されたものが多いです。また、帰国枠は一般入試より合格者数が少ないために難易度を高くするところが多いです。帰国合格者が後日一般試験を受けさせれば無理やり偏差値を出すことは可能ですが、現実的ではありませんし、その場合帰国枠合格者の平均偏差値は通常かなり低く出ます。これは日本の独自の入試勉強をしていないためです。逆に帰国枠の方が受験した内容を一般合格者にやらせても同様のことが起き無意味なデータが出ます。 大学側の事情を少し書きますとかなり帰国子女が有利な状況にいると分かります。 世間による大学の評価の一つに「大企業に就職できるか」という要素があります。昨今は特にその傾向が強いです。慶應は民間就職に関して絶大な強さがあります。また慶應大学もそれを売りにして学生を集めています(表立って公表していませんが)。大企業に就職できる学生の要素として「帰国子女」があります。なぜなら「帰国子女の親は大抵大企業に勤めているから」というものです。わざわざ企業がお金を出して家族を移住させているということは大企業でないと難しく、また海外に行ける社員というのはエリートの証拠です、全員が全員海外にはいけません。そのために「帰国子女≒大企業のエリート社員の子供≒大大企業に就職しやすい子供≒大学としてとるに値する子供」となります。ほとんどの学生は研究職に就くことなく就職していきます。そのような観点からすれば効率的です。また大企業のエリート社員の子女が就職に有利なのは「帰国子女」といった肩書だけでなく家庭でのしつけなども考慮されてのことです、また就職活動の際、親からの的確なアドバイスをもらえる強さなどもあります(昔はコネがありましたが今はあまりないようです)。このような要素があるために高校受験や中学校受験においても帰国子女が有利なにます(大学受験以外では就職ということではなく、帰国子女は英語ができる人が多いために、大学合格実績に貢献してもらえるというメリットになります)。 以上の観点から、学校側(特に大学合格実績が関係ない付属校)としては一般入試と帰国枠とでは見る観点が全然違います。一般入試では大多数いる集団から良質なものを、帰国枠は就職実績で貢献しそうなものをという観点です。きつい言い方になりますが「帰国子女枠というのは帰国子女に対する救済枠ではなく、学校側にもメリットがあるシステム」というのが事実です。 ただ帰国枠であっても競争はあります。一般入試のように勉強することは不要ですが、どのようなことを筆記で試されるか(小論文等があります、普通の筆記は参考程度しか見ない場合もあるようです)、面接ではなにを聞かれるかなどは専門の対策塾などに通って対策されてほうが、試験時の減点が防げます。 ご参考までに。
その他の回答 (1)
- akeshigsb
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大学時代に帰国子女に囲まれて生活していたものです(夕食を食べていたとき帰国子女6名、層でニア人間は私を含めて2名ということがありました)。 私としてはお勧めは慶應義塾大学です。私自身の母校でもあります。私は大学受験で入学しましたが、帰国子女は確かに多いです。内部の付属校でも帰国子女は珍しくなく、いじめなどにある可能性は他と比べてかなり低いようです。特にSFC(湘南藤沢)は高校からの入学は遠方在住の少数と帰国だけです。他の付属にも帰国枠はあります。 慶應は難しいとお考えの方も多いですがそんなことはありません。特に帰国入試は倍率なども低めなです。SFCであれば中高両方同じ場所にあります。女子が通える慶應の付属校は日本ではSFCと慶應女子(高校)しかありませんが、慶應女子に中学校はなく、中等部という共学の中学校から進学する女子(と一部高校入試から)で構成されているため同じ場所にはありません。勿論小学校も違うところにあります。ただ今後近くに(横浜市江田駅付近)新しい小学校ができると発表しています。 SFCは確かに湘南藤沢にありますが、都内から通えない距離ではありません。 あなたの希望される首都圏で大学付属の女子・共学校、小学校も併設では私の思いつく限りでは青学暗いでしょうか?立教では小中で別の場所になってしまいます。 ご参考までに。
お礼
具体的なアドバイス、たいへん役立ちます。慶応藤沢はまったく考えていませんでした。早速、帰国生枠をWebサイトで確認しましたが30人ほどあるのですね。一般の情報では偏差値74とあります。ハードルは高いですね。 また慶応義塾横浜初等部も来年開校とのこと、検討したいと思います。 いただいた情報に感謝申し上げます。
補足
どなたか慶応SFCの帰国生入学をよくご存知の方からご意見をいただけないでしょうか。合格レベルはやはり一般でいわれるような偏差値74という高いものなのでしょうか。もしくは併せて海外経験などを考慮した総合判断があるのでしょうか? もし偏差値74ということであれば、慶応女子高校でも普通に合格レベルです。それならなぜ帰国枠などという特別な入試を設定しているのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃったら是非お教えください。
補足
慶応湘南藤沢高校の帰国生合否判定内容について情報をお持ちの方がおられましたら、アドバイスをお願いします。試験の学力、帰国生の語学力、履歴等、どの程度の比重が置かれているのでしょうか。 また合否に関わらず帰国生受験経験者の方からの経験談をお願いできればと思います。よろしくお願いします。