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国債が暴落して金利があがったら儲かるのは銀行?
発行済みの日本国債の持分を見ると、ざっくり、ゆうちょ・簡保・年金・一般銀行保険で7割ほどのようです。 もし国債が暴落して金利があがったとして、でも国は破綻せず、とことん粘って、税金・保険料は増額して給付は減額して、などを続けていった場合には、7割を持ってる先の金融機関はその利息でウハウハということになるのでしょうか。 そうなると、国債を発行すればするほど、国民から税金や保険料で吸い上げて金融機関に利子として払うという構図に拍車がかかるだけ、ということになってくると思うのですが・・・ どうなのでしょう。 と、いうか。この低金利でもすでにもうそういう状態になっているのかもしれませんが・・・
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- Guan-Yu
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あなたは、国債の事しか考えておらず、社会全体について考えていないから勘違いするのです。 国債暴落という事態にでもなれば、金融機関の破綻を心配し、預金者が自分の預金を引き出そうと殺到し、取り付け騒ぎがおきます。 その時点で金融機関は大混乱し、結局は潰れるところがいくつも出てきます。 不安が不安を呼び負の連鎖になります。 とてもウハウハなんて言ってられない状況は必死です。 しかし、そのような状況を高みの見物をしている外資にとっては、ウハウハの心境でしょう。
- blackhill
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色眼鏡を外して、論理的に考えましょう。 国債が暴落したら、最初に損をするのはだれですか。現在の持ち主ですね。 ギリシャ国債は、事実上デフォルトしましたが、一番痛手を蒙ったのは金融機関です。
お礼
国債が暴落して金利が上がる状態とは、国債が投げ売られているという状態でしょうから、金融機関が損の確定をおこなっている状態と言えるでしょうか。そう考えると、国債が暴落したから損するのか、損を確定させるから国債が暴落するのか、鶏と卵のように思えてきました。 損を確定する原因は国の信用が無くなること、とすると、現在にその動きが出ないのはまだ皆が国の継続を信用しているから、ということになるのでしょうね。 ご指摘を頂いてこの質問の前提自体に無理があるように思えてきました。ありがとうございました。
- t_ohta
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国債が暴落したら金融機関が破綻するかもしれませんね。 機関投資家が持っている国債は、例えば額面100万円なら新発時に90万円で買って10年後の償還時に100万円返してもらうから年率1%ってことになります。 90万円で買ったものが80万円に下がったら、時価評価で10万円資産が目減りするので、その分決算時に損失計上をしなければいけません。 資産が減って負債が大きくなれば債務超過で破綻する可能性が出てきます。 償還時に帰ってくるお金は額面の100万円のままなのでウハウハにはなりません。
お礼
ありがとうございます。 金利1%というのは額面100万円を90万円で買って10年後に100万円返してもらうことなのですね。ということは、もし金利があがって5%ということだと額面100万円を50万円で買って10年後に100万円になるということですか。 破綻の仕組みを理解不足なのですが、時価評価が下がると実際の破綻につながるのでしょうか。それとも帳簿上だけの問題(?)
お礼
回答者さんの回答では、こちらの質問にある「国債の暴落」という前提は採用されていますが「暴落した後も何とかしてそのまま社会が継続された場合」という前提は採用されていないようです。2つともを前提にした質問なので、2つとも採用されていなければ適切な回答になりません。 暴落すれば取り付け騒ぎがおき金融機関は潰れウハウハどころではない、というのもひとつの決めつけなのではないのかと思います。 たしかに事実としてそういうことがあったのでしょうが、ここまで国の借金が大きくなることも前代未聞なら、破綻もせずにデフレのまま20年も継続しているというのも前代未聞のことでは? それなら国債が暴落したときに前代未聞のことが起きないとは誰にも言えないのではないかとも思いますね。