あまり意味はないと思う。
歌詞中にマトリョシカの説明が
>継ぎ接はぎ狂ったマトリョシカ
しかないですし。
ハチPは、本名の米津玄師で、先日メジャーデビューしたんですが、デビューアルバムを聞いても、全体で世界を描き、歌詞にあまり意味を持たせない楽曲中心のミュージシャンだと思います。
だからサビの歌詞が異様に強いので中毒性がある。理解するのではなく、感じるタイプの音楽。
ウォッカのように強い酒に溺れて、乱痴気騒ぎをして脱ぎだしながらコサックダンスを踊る様なトランス状態を「マトリョシカ」な状態と名付けて、
その頭の回らない精神状況説明に終始していると、私は思います。
その前段階に、パンダヒーローの終末的な世界観があるのではないかなぁ?
どうしようもない世界に現れたピンチヒッターのダークヒーローの登場に、世界が酒に溺れて乱痴気騒ぎで盛り上がっている。
そういうアナーキーな無秩序世界、かつ現代への政治や流行への風刺だと思います。