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家の外壁のヒビから、きのこが生えてきました
- 家の外壁に生えているきのこの成長は、木が腐っている可能性があるとの疑念を抱いています。
- ハウスメーカーのアフターケア担当者は、ヒビに栄養分を含む水が溜まって生えてきただけだと主張していますが、信用できません。
- 10年の保障期間を過ぎているため、ハウスメーカーの責任はないと言われていますが、構造・施工上の問題も原因と考えられます。
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随分いい加減なハウスメーカーですね。 ご心中お察しします。 ただし、残念ながら建築基準法上はハウスメーカーの言い分も通ってしまいます。 まずはご質問に回答して行きます。 (1)きのこの特性は知りませんが、 菌類の成長には豊富な栄養が必要です。 『栄養分を含む水が溜まった』くらいでは、 それほど立派なきのこは生えないように思います。 高い可能性で何かしらの建材の腐食があるように思います。 また、『汚い水』が出ていたということからも、 この錆び汁、腐食による汚水の可能性は高そうです。 (2)10年の保障期間とは、 建築基準法で定められている瑕疵担保責任における、 引渡しから10年間の保障を指しています。 これは、 構造耐力上重要な部分(柱、梁、基礎など) と 雨水の浸入を防止する部分(屋根、外壁、窓など) について10年以内の保障をするように義務付けられています。 その他は引渡しから1年以内が通例です。 そういう意味ではハウスメーカー側の『法的』責任を問うのは難しいように思います。 ただし、そもそも設計自体が怪しいことと、 防水シートが貼られている『と思う』ので大丈夫というような対応は、 誠意に欠けますし『道義的』責任は十分にあると思います。 そもそも10年経つまで適当な話で誤魔化して逃げ切ろうとしていたのかもしれません。 可能であれば信頼できる建築士のような方に間に入っていただくと、 多少はまともに対応してもらえるかもしれません。 国土交通大臣によって指定されている 財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター にて無料相談が出来ますので、 一度ご相談してみてはいかがでしょうか。 住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター) http://www.chord.or.jp/ 民法的には『隠れた瑕疵』という考え方もあります。 ネット検索をして見ましたので、 ご参考下さい。 https://www.google.co.jp/search?q=%E9%9A%A0%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%91%95%E7%96%B5&rls=com.microsoft:ja:%7Breferrer:source?%7D&ie=UTF-8&oe=UTF-8&sourceid=ie7&rlz=1I7TSHJ 蛇足ではありますが以下もご参考下さい。 ハウスメーカーの発言として気になった点としては、 『防水シートが貼ってあるはずだから大丈夫』 という点です。 建築設計する場合、 防水の考え方としては防水層(防水シートなど)は、 あくまでもバックアップ(予備的)なんです。 防水シートは、 万が一水が入っても心配要らないように施工します。 基本は壁であれば外壁材で内部に水がまわらないように設計します。 なので、防水層に水が入る時点で設計としては失格です。 なぜならば、常に水が入ってしまうと防水層が湿潤状態になり、 錆びやカビなどが発生し、 本来期待する防水性能が失われてしまう危険性が高いからです。 ジョリパッドのひび割れについては、 いわゆるヘアクラック(0.2~0.3mm以下が目安) であれば基本性能を失わないと考えられていますが、 それ以上は、 雨水を中に引き込みトラブルの原因になりがちです。 良いご解決方法が見つかるとよいですね。 ご参考下さい。
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- syuitilwo
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元ハウスメーカーに勤務していた者です。 お話を伺う限り、ベランダの排水経路が確保されているのか?(排水口がありパイプで繋がっているか?)不明なので、もしかしたらその柱に雨水が侵入してるのかも知れませんね。 キノコの性質については専門家ではないので判りませんが、一般論として菌糸が育つ環境が木材に良いとは言えません。 菌糸の発達には水分が不可欠です。つまりキノコが生える場所とは湿った場所。と言う事です。 湿った環境にはカビが発生し易いので結果木材が傷みやすい環境。と言えるでしょう。 で、10年間の保障についてですが、一体何を保障しているのか?が判らないので何とも言えません。 因みに注文住宅と言う事であれば完成時に「図面」を貰っていると思うのですがまだお持ちでしょうか? 所持されているのならばその図面の中に問題の柱の図面・仕様書があると思います。 ソレと現物を見比べて「異なった施工」が施されているならば、ハウスメーカー側に過失があるので何らかの賠償を求める事が可能だと思います。 つまり、ハウスメーカー側の過失を「証明」する事が出来るか否か?でメーカー側に負担を求める事が出来る訳です。 ※10年前のブラウン管TVを「保障修理」しろ。と言われても無理ですが、某暖房機器での死亡事故は今だにメーカ側が回収や保障=負担を行っています。それはメーカーが「過失」を認めているからです。 回答になっていないかも知れませんが、何かしらの参考にして頂ければと思います。
お礼
ご回答くださり、本当にありがとうございました。 建築時の書類を見返してみて、本当に良かったです。 自分がなぜ「経年変化です」という説明に納得できなかったのかを、ハッキリ認識することができました。
補足
ありがとうございました。 私の説明があまりに不十分でしたので、補足させていただきます。 ◆『ベランダの排水経路が確保されているのか?』について。 ベランダはスノコ状のウッドデッキなのです。ご説明したような柱と梁の上に、スノコが渡してある(もちろん柵もあります)イメージです。 ですから、外壁と同じような仕上げのされた柱も梁も雨ざらしです。 ◆『10年の保障とは、一体何を保障しているのか?』については、 ANo.2 の方が回答してくださっていることだと、私も思っています。 建てたときに、「法律に基づいた保障はもちろんしますよ」という説明をされた記憶があります。ときに、「でも、10年過ぎたら知りませんということではないです。僕は逃げも隠れも出来ませんし(笑)」と、ハウスメーカーの担当の方はおっしゃっていました。(その後、その方自身には一度もお会いしていませんが。) マンション等も手がける会社だったのですが、それからすぐに注文建築部門が子会社として分社し、その担当の方がその社長になりました。最初の何年かは、アフターケア担当の方が(私が「呼べば」)来てくれて、クラックにコーキングを詰めて塞いでくれたりはしていたんですが… とにかく、新たなクラックもあちこちにできるし、出来たクラックは大きくなるし、塞いだはずのところもまた開くし、もう私もいちいち補修をお願いしなくなってしまっていたというのもあります。 クラックがあっても基本的には大丈夫という説明をされていましたし、呼ばない限りは一度も来てくれたことがありませんし。 ◆『その図面の中に問題の柱の図面・仕様書があるはず』ということですが… 図面は家全体の平面図と立面図とイメージ図(?)だけで、そういった図面は最初から見せられていませんでした。どんな材料を使うか等は「お見積書」の中に書かれており、それをベースに話し合いしていました。 この件については、ANo.2の方から頂いたご回答とも絡むので、そちら(のお礼)へ書かせていただきますね。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 やはり、 『防水シートが貼ってあるはずだから大丈夫』というのはおかしい(例えちゃんと貼ってあったとしても)ということですね! クラックは、「0.2~0.3mm以下」というレベルではなく、もっと大きいものも沢山あります。ジョリパットのヒビというより、もっと奥(下地材)からの問題と思います。(だから、上に何か塗り重ねても問題解決にならない気がしています。) ANo.1 の方への補足の続きにもなるのですが、あらためて当時の書類を見たら、 ★見積書にある【バルコニー梁板金】が施されていない★ という点が気になりました。 実は、築後何年か後に、柵の枠(太さ十数センチで、柱や梁と同じ仕上げ)の一部表面がボロボロになってきたときに、上に(下向きの浅い"コ"の字型)の板金を被せて(乗せて)くれたのです。これは無料でやってくれました。 でも、柵にそれが必要なくらいなら、同じように雨ざらしになっている梁の部分にはもっと必要なはず。 建築時の見積書を読み返してみたら「バルコニー梁板金:87,500円」と記されていますが、それに類するものは一切無いんです。 バルコニーの仕上げは建築工程の最後の方だったので、忘れたのではないかと…(-_-; これがきちんと施されていれば、かなり雨水の浸入を防いだのではないかと思います。(というか、無かったらしみ込みますよね(-_-;) このことを指摘してみようと思います。 そして、やはり素人の私より、専門家に見てもらい、間に立ってもらった方が良いですね。 お教えくださった財団法人にも、問い合わせてみようと思います。 本当に、ありがとうございました!!