- ベストアンサー
絵師になるためには絵のネタが浮かばない人は諦めるべき?
- 絵師になるためには、オリジナルの絵のネタが重要です。
- 絵のネタが浮かばない人は、絵の仕事を諦めるべきか悩ましい問題です。
- 絵のネタが浮かばない人でも、他の絵関係の仕事やアニメーションの道もあります。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
世の中には逆に「絵のアイディアは思いつくんだけど、絵が描けない」って人もいます。私ですが・・・。 なのでいつも私と組んでいるイラストレーターは「絵は上手いんだけど、指示しないと描けない」人です。 彼女はオリジナルは描けませんが、タッチや世界観などを指示すればその辺りの誰より上手く描いてくれます。 一人で何から何まで全部できるのがいちばんいいのでしょうが そうでない人でもその世界で生きていくことは充分にできます。 もちろんその人なりの不都合な部分をちゃんと自分で分かっていて ヘンに見栄を張らないようにすることが大事なのですが。 --- ただ、 >絵のネタもまったく浮かばないから、デッサンばかりしてるそうで… >そのデッサンも、そんなに上手くないそうです。 その「絵」さえも満足に描けないようなら早く足を洗うべきです。 たまに何もできないくせに夢だけは一人前という人もいますが、 遊びならともかく仕事となれば誰も相手にしません。 無用な挫折を味わう前に現実を教えてやるのも教育です。
その他の回答 (5)
いきなり「根本的に」諦めるというところまでは、言うべきではないでしょう。 しかし、オリジナルがないのは仕方ないとしても、オリジナルの種もないということなら、絵の仕事をメインでやっていくことはできません。 これが漫画であれば、アシスタント止まりということになります。一生アシスタントで食っていくということは、おそらくできません。コンピュータの漫画支援環境は急速に発展しています。 さらに、簡単な漫画であれば、出来合いの組み合わせで彩色までしてくれるソフトも出ています。今までのコンピュータのことを考えれば、いずれは専業プロを脅かす可能性すらあります。 アニメの世界ではベテランアニメータが、コンピュータ化により、一時的にせよ、新しい技術を覚えるまで、失職状態になったことがあります。 イラストだって同じでしょう。自分で撮ってきた写真からパーツを切り出し、パーツ自体の加工や組み合わせで驚くような作品を趣味で作っていたりします。 特に、今「萌え」というキーワードで呼ばれているようなジャンルの絵ですと、パターン的に狭いことや、定型化があり、余程の実力が無いと生き残れないと、私個人は予想します。一番、コンピュータ化しやすいと思われるからです。 まあ、事務職の世界でも残酷なものだったのですが。一生食い繋げると思って、長年かけて身に着けた算盤技術は、安くなった電卓で不要とされてしまいました。 数学公式を使いこなすなど、その四則演算電卓に熟達したら、その努力は、安くなった関数電卓で不要になりました。 その関数電卓を使いこなす努力をしていたら(二つ同時に使うとかあったそうです)、エクセルといった表計算で難しいことも楽にできるようになっていました。 せっかく電卓で計算して書き込んだ表も、「すまんが、エクセルのファイルでくれ。紙はメールで送れん」とかですね。 オリジナルの種すらないままなら、コピー機です。せいぜい、塗り絵レベル。 とてもではないですが、絵の創作の仕事で食い繋いでいけるものではありません。目が肥えて、鑑定力が上がり、画商とかならなれるかもしれませんが。 デッサンの話に移りますと、たとえば人物とします。 着衣の人物を描くには、脱衣の人物を描けねばなりません。 脱衣の人物を描くには、その下の筋肉のありようを知らねばなりません。 筋肉のありようを知るには、その下の骨格を知らねばなりません。 そのデッサンを拝見しないで、あれこれ言っても仕方ないこととはいえ、表面だけ真似ようとして、なかなかうまく行っていないのかも知れません。 そうだとしても、それ以外の原因だとしても、Aさんは学ぶのに不器用なのかもしれませんね。いつか才能が花咲くにしても、時間が必要なのでしょう。 もし、「どうも不安に見える」とお思いであれば、兼業を勧めて見てはどうでしょうか。 まずは、充分食べて行けるだけの職を探すわけですね。今の世の中だと、それも容易いことではありませんが。 美術関係の仕事に限る必要もありません。コンピュータ関係の仕事で、コンピュータ技術、特にソフトウェアですが、それに熟達すれば、コンピュータでのイラストに近づくことも出来ます。文書にイラストの説明を添えることもよくあるし、プレゼン資料は絵が大いに使われます。 また、今の時代、イラストはコンピュータ化されているものが多いです。紙に描いたものではなく、イラストレータといったソフトで描いたデータを要求されることが多いです。 それ以外の職種でも、その社会経験は人格を形作るのに役立ちます。知己も増えるでしょう。仕事も遊びもいい経験です。そういう相乗作用があるように頑張ってもいいでしょうね。 そうなれば、自然と己が見えてきたりもします。己が見えてきたら、自分が描きたいものも生じて来るでしょうね。
質問者さんの仰ることにも一理あると思います。 ただ、「才能があるとは思えない」という理由で辞めさせるのはちょっと無理があるかもしれません。 そもそも才能の定義というのはかなり曖昧で、親兄弟が「こいつは何の才能も無い」と思っていた子がとんでもない大物になるというケースも稀にあります。 それと、絵の世界には「下手ウマ」のようなものもあるので…たとえば漫画家のさくらももこさんの絵は失礼ながらそんなに取りたてて「天才的にうまい!」という部類ではないと思うのですが、あの世界観はあの絵でなければ成り立ちません。 (一応フォローなんですが、さくらももこさんは絵というよりもデザインセンスが天才的なんだと思います) 要は、A君が将来どういう仕事をしたいかではないでしょうか。 これが「自分のセンスでデザインしたイラストで勝負したい!」というならば、今のうちからアイデアが出ないんじゃダメでしょっていう話になりますが、絵…というか技術系の仕事だとアイデアというより基礎知識を使って決められたプログラムを組むような仕事もありますし、下手に「自分の絵で勝負!」とフリーで作家になるより、会社に雇われて仕事ができる可能性も高いので将来食いっぱぐれないかもしれません。 いずれにしても >Aにイラスト学校をやめさせて、美容師の専門学校に行かせたほうがいいのではないか? これは一番いけない選択肢です。 今の専門学校で「卒業」という時期が決まっているなら、絶対に卒業させるべきです。 (時期が決まっておらず、一定年数経過しても「研究生」のように在籍し続けられるシステムであれば、きっちり年数を区切らせる必要があるかもしれませんが…) なぜイラスト→美容師という話になっているかわかりませんが、仮に中退させて美容学校に行かせたとします。 そっちでまた「この子は美容師に向いていない」と判明した時に、また中退という選択をさせることになってしまいますよね。 これではAくんの人生はいつまでたっても中途半端のまま何者にもなれなくなってしまいます。 最終的に絵の仕事に就けなかったとしても、今の学校はきっちり卒業させる。 その上で、就職できるならそれでいいし、別の学校で別の選択肢を探したい(または探せる環境にある)ならばそうする。 何事も、中途半端は一番いけません。 それこそ将来の就職に不利になってしまいます。 もしかすると本当にA君は絵の仕事には就けないかもしれません。 けれど、「ひとつのことを区切りまでやり通した」という事実だけは、経験として持たせてあげるべきではないでしょうか。
- OldHelper
- ベストアンサー率30% (761/2514)
どんな仕事でも、リーダーがいて、助手がいて、下請けがいるんです。 誰でもがリーダーになれるわけではなくて、ごく一部だけです。 大半の人は、補助的な仕事、部分的な仕事、下請け的仕事です。 いくらオリジナルの絵が上手にかけても、リーダーになれるわけではありません。 その業界に入ってみれば、いろんな階層の働き手がいるものです。 絵を描くのが好きで、職業にしようという情熱があるのなら、 業界に飛び込んで、いろんな仕事を経験してみればいいのです。 経験の中から自分の居場所が見つかるはずです。 常に向上心を持っていれば、自分の居場所はどんどん高められます。 毎日充実した気持ちで仕事に取り組めるかどうかがポイントです。 本人次第でどのようにでも変わります。
- k-a-r-a-p-a-n-a
- ベストアンサー率19% (257/1321)
本人に才能があるかどうかの判断はむずかしいところです 企業が本人を採用するかどうかは 企業に利益をもたらしてくれるかどうかですから 利益のない仕事は依頼しないでしょう イラストもアニメも それぞれの会社に有利であれば 依頼もあるでしょうし 採用もあるでしょう しかし その前の段階の才能があるかどうか ご両親の判断は 先に書きました ご両親および本人に 利益をもたらしてくれるかどうかの 判断であって 才能の判断ではありません 画家ゴッホだって 生前に売れた絵はたしか50セントだけでした 企業の論理で言えば才能はないことになります 才能の話ではなく 将来どうするかという判断で 皆で考えるべきです
お礼
「20歳くらいまでに専門学校や美大で、成績上位か、公募展で受賞歴がまったく無い場合は、絵はあきらめたほうがいい」というのを、イラストレーターの先生から聞いたことがあります。中途半端に夢を持たせると、どんどん年とってしまって、本人のためにも良くないと思う。 >利益をもたらしてくれるかどうかの判断であって 学校に行く金を出してるのは本人ではなく、親。 将来、親にはお金を渡したりしてあげたいものですよね? いつまでも、夢を追って、独身でニート、みたいな感じになる素人絵師が多いと聞きます。そうならないように、先に針路変更させたほうがいいと思います。
- cherrymoon
- ベストアンサー率23% (739/3104)
現在、プロの漫画家(オタクに近い漫画好きの人には知られていると思います)が求人雑誌のカットをやっていたときに「とにかく元絵(すでに掲載されているカット)に近いテイストで描くだけ。オリジナリティなんて求められていない」と言っていたことがあるんですね。 だから、ネタが浮かばないくらいで諦める必要性はないと思います。 クリエイティブな業界にいる人間がアイディアを泉のように沸かせているわけではありませんから。 それよりも「なぜネタが浮かばないのか」というのを考えるべきだと思います。 ネタが浮かばないのは自分のエリアから一歩も外に出ないからだと私は考えています。 自分のエリアから出なければ浮かぶアイディアに行き詰るのも当然。 外部からの刺激を受ける必要があります。 そういう努力もしていないで「ネタが浮かびません」と言う馬鹿は諦めるべき。 その努力をしても浮かばないなら根本的に向いていないのかもしれません。 Aくんについてですが、デッサンを馬鹿にしてはいけません。 デッサンは絵を描くためには必要なことでプロのイラストレーターでもデッサン教室で30秒クロッキーをやって研鑽している人もいます。 Aくんがどのような生活を送っているのか知りませんが、学校と家の往復で外からの刺激を受けていないのであれば、美術館や博物館などに行ってみて刺激を受けてみてもいいと思います。 それと期限をきちんと設けて、それなりの結果が出せないなら違う道も考えてもらうことをAくんに提案してください。 本人の気持ちを無視して違う道を用意しても、それは無駄金に終わる可能性も高いです。 私としては本格的にイラストの世界に踏み込んだばかりの人間に高いレベルを求めること自体ナンセンスだと思います。
補足
>デッサンを馬鹿にしてはいけません。 誰がデッサンを馬鹿にしましたか? 勘違いされたのだけはいやなので、言いますが、 デッサンは、絵の基礎であり要なので、 デッサンを軽んじて考えたことはありません。 しかし、私の知る人たちで《デッサンや模写しかできない》というのが意外に多くいて、デッサンだけは素晴らしいけど、それで終って、 結局、絵の仕事につかなかった人たちもいます。 結局、ディフォルメやオリジナルを生み出すアイデアがないと、絵の仕事は無理なのでは?と、思ったのです。
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございます。 Aくんの親は、美容師なので、「美容師専門学校に行ったほうがいいのでは?」となりました。 ぶっちゃけ、Aくんの作品を色々見せてもらいましたが、小学生のラクガキみたいで、「下手旨(へたうま)系」にも属していません。 私の友達の美容師さんのほうが、ずっと絵がうまいのです。基本、美容師は手先が器用なので、絵が描ける人も多いって知ってますか? Aくんも、学校に行ったふりをして、ゲーセンで時間をつぶしたりしてるみたいなので、そういう場合は針路変更したほうがいいと思いますが… また、途中で専門学校や大学を変えたり、コースを変えた人間が、全員ダメになってるというわけでもないし、途中で専門学校を変えて、就職して落ち着いた例も知っています。 もしも、その学校が3年制、とか、4年制だとしたら、卒業を待っていると年齢がかなりイってしまうので、とにかく卒業をさせなければ!とは私は思いません。 >とんでもない大物になるというケースも稀にあります。 『稀』にしかないんですよね?その『稀』に賭ける家族がかわいそうだと思う。貴方が「稀にありますよ」と言えるのは、赤の他人だからではないでしょうか? さくらももこが劣等生だったからといって、変な期待を抱かせると、世の中ニートだらけになりそうで怖いとも思います。 ご回答感謝します。
補足
私が「ニートが増える要因となるのでは?」と言ったことについて 補足しますが、 絵を志し、専門学校や美大に行った人たちのほとんどが、絵の仕事につけていません。専門学校卒の人たちはとくに。学校からお金をむしりとられて終っているのです。これは芸術系専門学校の就職課で働いていた人から聞いてます。 そういう人たちは、卒業してからもフリーターを続け、中にはニートになり、『稀』の人になれることを期待し、希望を抱いて作画を続ける者もいますが、 親からすれば、そんなふうになられるくらいなら、若い頃に軌道修正して普通の事務員にでもなってもらっていたほうがよい、となると思います。