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乱視のメガネについて
この度、初めて乱視の入ったメガネを作りました。幾つか疑問に思った事があるので、メガネに詳しい方々の回答を頂きたいのですが…よろしくお願いします。 まず、「乱視の度数」についてですが、検査をして尋ねた値よりも低い度数で処方箋が出ました。 近視の場合、「遠用メガネは少し近視を残す低矯正で処方する」 と何かで読んだのですが、乱視の度も同様に「低矯正」にするのでしょうか? 以前は、利き目が「左」だと言われましたが今回は「右」だと言われ、利き目が変わってしまいました(?)メガネの度数を決める上で「どちらの目が利き目なのか」は大切な事なのでしょうか? 右 -0.50D 円柱レンズ ナシ 左 -1.00D 円柱レンズ-0.50D 円柱軸 90度 のテストレンズを30分くらいかけて慣らしてから、もう1度視力検査をしたのですが、左目はスッキリと見えましたが、右目は色が薄くにじんでいるようで、しっくりとせず「左右の見え方は同じにならないみたい。利き目が右なのに視力が出ないし、難しいなぁ…微妙というか…」と視能訓練士さんにぼやかれてしまいました (^^ゞ 結局、 右 -0.75D 円柱レンズ-0.25D 円柱軸 90度 左 -0.75D 円柱レンズ-0.50D 円柱軸 90度 という処方箋が出たのですが、両目のバランスを取る為に近視のレンズを「両目とも-0.75D」にしたと考えてもいいのでしょうか?左目がとても爽快だったので、私としては「-1.00D」のままで作ってほしいと思ったのですが、なんとなくプロの意見に逆らうのは失礼なような気がして言えませんでした。 長くなってしまいましたが、ご回答をよろしくお願いします。
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乱視の度数を完全矯正した場合、自覚的にかなり掛けづらくなります。初めて眼鏡を作られる方で中程度以上の乱視の度数をそのまま入れると、しばらく掛けていただいているうちに頭痛がする、ふらふらするとおっしゃる方が多く、このため、長く掛けていられる眼鏡にするために、乱視も視力が極端に下がらない程度に低矯正にすることが多いと思います。私でしたら、この程度の乱視ですと、もう円柱レンズを入れずに、球面レンズ(近視、あるいは遠視)のみでまず試していただきます。中程度以上の乱視でも、円柱レンズを入れるとかえって見にくいという方もいれば、-0.5D程度でも円柱レンズがなければ極端に見にくいと言う方もいます。 ですので、眼鏡処方時にはまずその方の自覚で最も快適に掛けていられる度数を探しますので、検査の時に測る為の眼鏡度数をそのまま処方することはまずしません。 処方された眼鏡は左右の度数差が最初の度数よりも少なく、バランスを考えた処方だと思います。 右が見えにくいと言うことで、少し矯正を強めにした上で、円柱レンズを少し入れた感じですね。円柱レンズ-0.25Dは通常あまり使いません。自覚的に乱視度数が合った方が良いと言うことだったので入れてみた感じでしょうか。また、左眼がよく見えていたようなので、少し度数を下げて、左右の見え方の差を近づけようと考えたのでしょう。 左右の度数差が広がると、左右で見ようとする対象物の大きさが違って感じられ、2D以上の差が開くと掛けていづらい眼鏡になります。ですので度数差は少ないほど良いと思います。 眼鏡を近視を少し残す程度に調整するのは、遠視に傾くと遠くを見るときに余計な調節力を常に使わなくてはならず、眼精疲労の原因になるからです。 ですので、近視の場合は低矯正に、遠視の場合は過矯正にするのが一般的です。 しかし、遠視の方で、機械で測ると遠視度数が中程度以上出るのに、自覚的にその度数ではぼやけて視力が出ない方がおられます。こういった方は常に調節緊張を続けているために、本来の度数では眼に合わなくなり、このため、低矯正の眼鏡をお作りすることになる方もおられます。(こういった方は、しばらくすると眼鏡が合わないといって苦情を言ってこられる場合がありますが、これは眼鏡を掛けることで調節が少し取れてきて、自覚的な度数が変化したことによることが多いです) 眼鏡矯正は自覚が重要です。本人が装用状態に疑問を感じられたら、すぐに申し出ていただかなければ結局無駄な買い物になります。 遠慮せず、処方時に言ってください。作った後から「やはり合わなかった、どうしてくれるんだ!?」と言われることがありますが、そういう方も、その処方時に少し疑問に思っていたのに口に出さなかった可能性があります。お互いのために、その場でおっしゃっていただきたいですね。 眼鏡もできあがってしばらくは目が慣れていないので見にくく疲れてしまうように感じますが、慣れてくると気にならなくなります。しばらく様子を見ても、見え方がおかしい場合はまた申し出てみてください。
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- piyo1969
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私もNo.1の方の意見に賛成です。 naporinさん程度の弱い近視乱視でしたらまず乱視を入れずに矯正できないかを考えます。後はお客さんの反応を伺いながら左右のバランスをとっていきます。その過程で乱視を入れることも当然出てきますが、基本的に乱視は低矯正にします。 利き目は眼鏡作製にそれほど重要とは思いませんが、気にされるお客さんもいるでしょうから一応確認はします。そして矯正の具合が左右均一になるのが理想ですが、そうならない場合は多少利き目が見やすくなるようにしてみますが、利き目と視力はリンクしないこともあります。 結局眼鏡は掛ける方の感覚が大事です。検査する方は「多分こんな風に見えているはず」としか言えないのですから。 >なんとなくプロの意見に逆らうのは失礼なような気がして言えませんでした。 実は丸投げされるとこちらも困ってしまう場合もあります。ご希望はご希望として表してもらってかまわないと思います。
お礼
「-0.50D 乱視ナシ」のメガネを1年ぼど使い、見えにくさを感じた為、眼科で検査をして処方されたのがこのメガネです。やはり、メガネ屋の店員さんにも「乱視を入れない方が見やすかったかも…」と言われました ^_^; このメガネに辿り着くまでに、何度も視能訓練士さんの手を煩わせてきたので、なんとなく言い出しにくくなってしまいまして… (^^ゞ またメガネを作る機会があれば、その時はもう少し自分の希望を伝えてみようと思います。 丁寧でわかりやすい回答をありがとうございました。
お礼
「-0.50D 乱視ナシ」のメガネを1年ぼど使い、見えにくさを感じた為、眼科で検査をして処方されたのがこのメガネです。やはり、メガネ屋の店員さんにも「乱視を入れない方が見やすかったかも…」と言われました ^_^; テストレンズでは大丈夫だったのに、出来上がったメガネをかけてみて、ビックリ!頭を横に動かすと歪みが気になります…。慣れるものなのでしょうかねぇ…? (^^ゞ 丁寧でわかりやすい回答をありがとうございました。