Win 2000 のドメインコントローラの入れ替え

質問

現在30台ほどのクライアントを、Active Directory で管理しています。なんとドメインコントローラー(DC)は１台！で、OSは Windows server 2000 です。（ほかにデータベースサーバーが動いています。OSは同じです。）そして、この唯一のDCとして使用しているサーバーですが、最近調子が悪くなってきました。そう長くは持ちそうにありません。

早急に手を打ちたいのですが、 Windows Server 2012 が今年中に出るという話も聞こえてきており、そのタイミングで大掛かりな更新を考えているので、今はあまりに大きな投資をできればしたくありません。CALは4～5000円とはいえ30台ですから、10万円を超えることになり、2012が出るまでのわずか半年ほどのつなぎとしては、少しもったいない気もしています。そこで以下のような選択肢を考えているのですが、現実的に考えて一番いい方法はどのような方法でしょうか。

1．Windows Server 2008 R2 サーバーをDCとして追加し、現在のDCを降格させる。（この場合、アクティブディレクトリの機能レベルが2000レベルのままでも新たに2008のCALが必要？）

2. Windows 7 Professional のPCでVMware Playerを使用して、仮想PC上に、オークションなどで手に入れたライセンスを用い、 Windows Server 2000 環境を作り出す。（ホストがWindows 7 の場合、接続先はあくまでゲストOSでも同時接続数20に引っかかる？）

3.2のホストOSを Linux にする。(別の問題が出そう。また２についてもだが、そもそもDSは絶対仮想PCにするべきではない？)

4.オークションなどで手に入れた Windows 2000 Server をじかにインストールした新PCを用意してデータを移す。1と同じく追加＆降格でも。(サポート切れのOSなので、ドライバー等で苦労する？)

ほかにももっといい方法があるかもしれません。価格と安全面でバランスの良い何か名案・妙案があればぜひお願いいたします。なおDS2台構成は、2012に移行してからとなります。＞＜

回答No.3

EF_510 · ベストアンサー

No.2の方と似た感じですがSA(ソフトウェアアシュアランス）を付けてサーバとCALを導入すると良いでしょう。
導入方法としてすべてのソフトウェア（クライアントOSを除く）をボリュームライセンスで導入しSAを付ける。（もしくはSAが入ったコースにする）
30台くらいですとオープンライセンスかオープンバリュー（サブスクリプション）が良いかと思います。

２～４の方法は手間の割に得るものが少ないのであまりおすすめできません。

１の方法でも、現在のDCを降格（？）させる必要は特にありません。それこそ2台目DCとして運用し、FSMOなどの機能を移管しておくだけで良いです。機能レベルの変更はいつでも可能ですが、上げたものを下げることはできないので更新の最終段にそれを行えば十分です

DCの仮想OS化ですが、複数構成の2台目以降であれば全然ありだと思います。
またCALのバージョンですが2000-2003-2008のそれぞれがあり、その下位のサーバにアクセスできますが上位にはアクセスできません（2003CALで2008は不可）2008と2008R2は同一のCALです。
2008R2用CALというものはありません。
また、CALにもSAを付与できますのでOSにSAが付くならCALにもSAを付けると良いでしょう。また、ボリュームライセンスではOSのバージョンによらないCALスイートと呼ばれるものもありますので検討してみてください。

お礼

非常に丁寧な説明ありがとうございます。手間と比較し、やはりCALライセンスを新調する方向で進めていきたいと思います。

回答No.2

m-take0220

ServerとCAL共にソフトウェア アシュアランス(SA)付で購入すれば、SAの有効期間内に新バージョンが出た場合に無償で新バージョンのライセンスとして使用できます。新バージョンに変更するタイミングは、SAの期間内であればいつでも構いません。
SA付だと1.5倍くらいの価格になると思いますが、バージョンごとにライセンスを購入するよりは安くなります。
クライアントがADから抜けると、ユーザープロファイルが別になってしまうなど、いろいろ弊害があります。そのあたりのケアをするためのコストを考えると、ADを継続したほうがいいと思います。

お礼

SA付きとは、盲点でした。なるほどその手がありましたね。非常に参考になりました。この線で考えてみたいと思います。

回答No.1

maesen

＞1．Windows Server 2008 R2 サーバーをDCとして追加し、現在のDCを降格させる。（この場合、アクティブディレクトリの機能レベルが2000レベルのままでも新たに2008のCALが必要？）

アクティブディレクトリの機能レベルに関係なく、
Windows CALはWindows Serverを使用する上でそのOSのバージョンに合ったCALが必要なのでこの案ではWindows Server 2008 R2のCALが必ず必要になります。

＞2. Windows 7 Professional のPCでVMware Playerを使用して、仮想PC上に、オークションなどで手に入れたライセンスを用い、 Windows Server 2000 環境を作り出す。（ホストがWindows 7 の場合、接続先はあくまでゲストOSでも同時接続数20に引っかかる？）
ライセンスや使用許諾のことはメーカーに確認しないと正確にはわかりませんが、
Windows 7はサーバとして使用出来ない（間接的にもNGだと思う、同時接続数20はファイル共有などの例外に適用されるもの）し、VMware Playerは商用利用の問題があるのでこの案はちょっと無理があるように思います。

繰り返しますがライセンス関係は確認が必要です。

＞3.2のホストOSを Linux にする。(別の問題が出そう。また２についてもだが、そもそもDSは絶対仮想PCにするべきではない？)

ドメインコントローラを仮想で運用するということならばこれ自体は問題ありません。
仮想環境もライセンス的に問題のない環境で構築すればいいでしょう。

＞4.オークションなどで手に入れた Windows 2000 Server をじかにインストールした新PCを用意してデータを移す。1と同じく追加＆降格でも。(サポート切れのOSなので、ドライバー等で苦労する？)

これは安定動作出来るハードウェアを準備出来るか難しいですね。

私の意見としては、Windows Serverはさまざまな意味で安定するのはService Pack 1が出るころになると思っています。
Windows Server 2008 R2ではSP1は1年半後ですので、私が思う買い時は2年後ということになります。
これは極論にしても、新しいWindows Serverが出て直ぐに使用するのはお勧めできません。
情報も少ないので問題発生の時に苦労すると思います。（マイクロソフトの有償サポートが自由に使用出来る環境にあるなら別ですが）
また、現状の使用状況を考えると新機能を必要とすることも少ないと思います。

長くなりましたが、調子が悪いサーバが故障してからでは遅いので早期に1.を実施するのが良いと思います。
もしくは個人的にはお勧めではありませんが代案としては、3.でしょうか。
名案では無く申し訳ないです。

お礼

ありがとうございます。いずれにしろ、CALの購入の方向で動いた方がよさそうですね。サービスパック出るまで待つべきとの意見、非常に参考になりました。