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評価ボードとは??
回路でよく評価ボードと聞くのですがこれは何でしょうか? 名前のとおり、回路を評価するためだとは思うのですが、自分で何か回路を組んでオシロなどで評価する事とは違うのでしょうか? それとも評価ボード事体が回路なのでしょうか?
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ある部品の評価のため、その部品と動作に必要な物+αをボードに単独で動作するよう組み上げた物というような意味だと思います。 回路そのものの評価という意味合いの物もあるかもしれませんが, 通常市販されているような物は回路の評価という意味合いの物はほとんど無いように思います。 私が知っている範囲や、googleで評価ボードを検索した上位の物では、部品の評価の意味合いの物です。 例えば,部品がCPUの場合,スペック等では実際の性能,使いやすさ等は分からないので、 実際に何か動作させて確かめたいと考えたとします。 しかし、CPU単体でそこまでのチェックをするものを作成するのは簡単な作業ではありません。 ここでCPU評価ボードを導入すれば、短期間にある程度の評価が可能となります。 また、私の認識だとCPU評価ボードの場合は、製品開発にも使用されると思います。 例えば,新しい携帯電話を作るとしましょう。 ハードウェアとソフトウェアの作成が必要になります。 で、CPUをARM7にして・・・とハードウェアの仕様を決めたとしてます。 いきなり量産できるわけありませんから、試作します。 こういう場合,まるきり新規に作らずに、ARM7の載った評価ボードを使い,それに追加してつくれば短期間に作成できます。 これで、ハードウェアの問題が無いか等をチェック(評価)すると共に,ソフトウェアの開発も進めるわけです。 物が出来てから開発していては時間がかかりすぎますので、こういうシステム上で動かし,デバッグして 最終的に量産試作の実機に組み込みような形になると思います。 また、評価ボードなら、その上で動くOSなども用意されてる場合もありますので、 その流用が可能となり、フルスクラッチで作成するより, 短期間で高品質なソフトウェアの開発が可能になります。 また、ある程度大きい機器の場合は評価ボードその物を製品の一部として使うこともあるようです。 特に少量生産の場合など、新規にハードウェアを作るのはコスト的に不可能ですから、 こういった製品をベースに固有な部分を追加作成して物を完成させます。