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CANVASについて
お陰様で過去２回の質問でHTML5の目標が見えてきました。 今回お聞きしたいのはcanvasでどの程度できるかです。 下記にフラッシュと思われる2Dのゲームを２つほど掲載しました。 一応、この程度の動的コンテンツです。 これらはcanvasだけでも十分なのでしょうか。 それともSVGの力を借りないと無理でしょうか。 http://www.afsgames.com/reversi.htm http://3rd.geocities.jp/shogi_fireworks/flaban/
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- 神崎 渉瑠（@taloo）
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<div>や<img>でも出来ますし、<canvas>でも出来ますし、<svg>でも出来ます。 <div>の弱点は、動的に斜線や曲線を引くことが出来ないことに有ります。 あらかじめサイズが決まっていれば<img>で作ることが出来ますが、 「その場で斜線の太さや長さ、角度を決める」ということができませんので、そういう作業が多いグラフ描画などはCANVASやSVGが使われます。 動的に<img>を作り出すものが<canvas>です。 img.src="make_graph.cgi?"+parameter; などと、CGIでグラフを作り<img>に描画する方法が使われていましたが、 サーバーの負荷が高いですし、ゲームのような即時性が必要なものでは使えません。 SVGが使われない理由は、単にブラウザがサポートしていないからです。 （または、サポート状態が悪くて使い物にならないからです。） ----------- いろいろなブラウザの独自実装を一つにまとめようと言うのがHTML5です。 他のブラウザの独自実装を取り込もうというようなものですので、全てのブラウザが全ての機能をサポートできるようになるには、相当な時間がかかります。 IEでcanvasを使うためにはIE9が必要ですが、WindowsXPではIE9は動きません。 SafariでAjaxを使うためには、Safari1.2以上が必要ですが、Safari1.2はMacOS X 10.3が必要です。 MacOS X 10.2、Safari1.2は「古いブラウザ」「古いブラウザ」として考慮する必要は有りませんが、 WindowsXP、IE8はまだまだ現役ですから、これらのOS、ブラウザ（のバージョン）が「古い」「全く使われなくなった」と言われるまでは、完全移行は待ってもいいかもしれません。 ただし、提示されているようなゲームなど、 Webアプリケーションのジャンルでは、互換性を考慮する必要がないと思います。 （この場合の『Webアプリケーション』の対義は『HTMLドキュメント』） ネイティブアプリでは、WindowsアプリとMacアプリ、iPhoneアプリ、DoCoMoアプリ、、、等々、特定の環境のみ動くアプリケーションが多いです。 同様にWebアプリにおいても、Chromeアプリ、IEアプリ、Operaアプリ、、、等々、特定の環境のみ動くものであっても、私は問題ないと思います。 もちろん、「より多くの人に使ってもらいたい」というのであれば、それぞれの環境に移植する方がいいとは思いますけどね。 とくにブラウザ間は比較的移植しやすいですから。
お礼
ご回答有り難うございます。 当方でも処理は端末側でということでCGIは見送りになりました。 canvasの基礎的な仕様は固まっているようですね？ 多分、現在の仕様だけでいけるのではないかと楽観しております。 特定の環境というのであれば、やはりIEです。 業務命令みたいなものなので、これは避けられません。
補足
肝心なことを忘れていました。 SVGはほとんど関与していないというか、 未だに実装しているブラウザも少ないんですね？ これでCANVAS一本に絞り込めるわけですが、 ベクタ画像を扱うときにはまた考えてみます。
お礼
たびたびお世話になります。 思わずIEで開いていたら見事にゲームが動きませんでした＾＾； この程度のことができれば我々のコンテンツでは十分です。 あまりリッチすぎても騒々しいだけなので。 CANVASよりもFlashがリードしているのは分かります。 前回他の方の回答でもあったようにFlashがいつ切られるのか。 そういう事情もあってCANVASを本流とみなしているわけです。 アドビがあまり積極的でないという記事もみかけました。 flashCanvasとかあるんですね。何のことかと思いました。 統一性のないのもCanvasの弱点になりそうですね。 Flashが逆転するとしたらその辺りをつくことでしょうか。 この度は有益な情報をどうも有り難うございます。