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脊柱管狭窄症の手術後回復しない
QNo.7249536 にて同じ質問をした者です。75歳男性です。 最新技術の内視鏡による「椎弓切除」で、MRIで見る限り手術は成功してるとの事。 ご親切な回答のコメントに「AKA 博田方」を教えて下さった方がおりました。 ネットで検索して、自宅から一番近い場所の整形外科で、その方法で実績を上げておられる先生を訪ねて、早速実施して頂き既に十数回通っております。 残念ながら、この方法でも施術して頂いて30分程は非情に快適なのですが、時間の経過と共に「歩行困難」状態に戻ってしまい困惑してます。 「薬物」「装具」「理学」「神経ブロック」「手術」...........とあらゆる可能性を求め15年前から手をつくしておりますが、どれも全く効果が現れず困ってます。 どなたか、他に「こんな方法を実施してみたら」とか、「この専門病院に行ってみたら」と云うアドバイスをお持ちの方が、いらっしゃいましたらご教示下さい。
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- rokutaro36
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15年間という長期間 手術、理学、薬物など色々と試してみた でも、ダメ。 ということですね。 ところで、痛いと感じるのは、どこでしょうか? それは、腰に決まっている……のではないのですよ。 痛いと感じるのは、脳なのです。 腰からの神経の刺激が脳に伝わって、 脳が「これは痛いのだ」と命じることで、 痛いと自覚するのです。 なので、神経ブロックをして、刺激の伝達を止めれば 痛いと感じなくなります…… しかし、ブロックをしても、何をしても、痛いと感じる場合があります。 このような痛みは、慢性疼痛と言われています。 これは、脳が勝手に「痛い」と感じているので、 通常の痛み止めなどの方法は、まったく効きません。 有名なのは、幻肢痛です。 幻肢痛というのは、交通事故などで失った手足が痛むという とても厄介な痛みです。 何しろ、存在しない手足が痛いというのですから、 通常の方法では手の打ち様がありません。 となると、これは、もう「脳」の問題なのです。 でも、脳神経外科ではなく、心療内科の領域です。 心療内科というと、 「バカにするな、気のせいじゃない。本当に痛いのだ」 という方がいますが、 バカにしているわけでも、気のせいと申し上げているのでもありません。 脳が勝手に痛いという症状を起こしているので、 それを何とかしなければならない……と、申し上げているのです。 人間の体は、とてもデリケートで、精密にできています。 それだけに、時には、喜ばしくない反応も起こしてしまいます。 例えば…… 歯医者に言って、歯を抜いたり、神経の治療をすると、 鎮痛薬をくれて、安静にするように言われます。 家に帰って、痛くなってきたので、鎮痛薬を飲んで、 安静に寝ていると、痛みがどんどんひどくなって、 我慢できなくなってくることがあります。 なぜなのでしょう。 それは、安静にしていると、人の神経は痛みに集中して、 通常よりも、痛みに敏感になってしまうからです。 なので、正解は…… 痛くなる前に鎮痛薬を飲んで、ソファに「静かに座って」、 好きなDVDを見ること……です。 そうすると、気が付いたときには、痛みを感じなくなっています。 これが、本当に痛みを感じているのは、 患部ではなく、実は、脳であるという典型的な例です。 患部からの刺激がすべてならば、 方法によって、痛みの感覚が違うということは起きないのです。 なので、質問者様がすべき事は、 慢性疼痛に詳しい心療内科の医師の診察を受けることだと思います。
お礼
コメント有難うございました。 「痛い個所」は当然「腰と右脚」ですが、家の中での生活では安静にして、パソコン等に向かっていれば全く問題はありません。 問題は、外出時に所謂「間欠跛行」で10mも歩くと、足がもつれて転倒して外傷を負うなど、「シニア世代の他人との交流」や「老後の旅行」が、突然手術後に断たれてしまって、それまでの プラス指向の生活が全く逆になり「半寝たきり老人」になりつつある、物理的要因を何とか改善したく「心療内科」の先生には何度も相談しております。 ”痛い”と云う苦痛よりも、前向きに「少しでも動ける」様な物理的に障害を除去したい一心で相談させて頂きました。
補足
実は、約25年前に血尿検査の際に動脈に挿入したカテーテルを誤って総腸骨大動脈を突き破り、大変な事件に遭いました。幸い命を取り留めましたが、内蔵の出し入れ後に下腹部の癒着が進んで、大腸機能が低下し「精神神経科」と「心療内科」でずーと「自立神経失調」との事で長年通っております。今回の件も、手術後の不調は一番に相談して現在は「精神安定剤」(ドグマチール、レキソタン等)を調剤されて服用してます。