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千葉県で通信制の高校について。
こんにちは。 早速ですが、現在私立高校2年生の子どもがおります。クラスが変わりなじめず辛そうに通っている状況です。 人見知りでなかなか自分から話しかけられません。 大学の進学を希望しています。時間がたって友達ができ馴染めればそれに越したことはないのですが、いろんな選択肢もあるということで本人の気持ちが少しでも楽になればいいなと通信制の高校の資料を取り寄せているところです。 公立では、千葉大宮高等学校。私立では、第一高等学院、クラーク記念国際、立志舎に資料送付をお願いしました。 現在通われている方、通っていた方、親御さん、評判や雰囲気など教えていただけたら幸いです。 よろしくお願いいたします。
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京都府立朱雀高校通信制に通学していました。 通信制の勉強の進め方として、次の3点です。 (1)レポートの提出 教科・科目により、年間でのレポートの数が決まっています。 おおむね教科・科目の単位によって決まってきます。 内容は、教科書や副教材である学習書を読めば解答できるようになっています。 (2)スクーリングの出席 教科・科目により、最低出席日数が決められているので、必要な回数は出席しなければなりません。 ただ、スクーリングは毎回出席したほうが、勉強のためには良いのは言うまでもありません。 (3)試験を受ける これは、高校によってちがうかもしれませんが、定期テストのようにせず、レポートが決められた回数(例えば、3回)合格点がもらえたら、試験の申込みをして、指定された日時に受けるようになっていました。 すでに、高校2年生になっていらっしゃるので、1年生で取得した単位は、通信制高校へ持っていけます。 2年生に転入できます。 公立高校の場合、「学ぶ意欲のあるものは受け入れ、去るものは追わず」といった感じですので、怠けてしまっても自己責任ということです。 また、学習面でも、「自学自習」「自己計画」「自己責任」が求められます。 学習内容やスクーリングだけでは、大学進学は難しいと思います。 高校だけの勉強だけでなく、受験勉強をしなければなりません。 通信制高校と言えども、全日制と同様に、わからない箇所は質問できますし、進路相談もあります。 私が通学していた時にも、全日制からの生徒が通信制に転入学してきました。 おおむね、全日制からの転入組の方は、自分で勉強する習慣が身についているのか、所定の年数で卒業されていきます。 年齢層としては、10代が圧倒的に多いですが、各年齢層の生徒がいました。 最高齢は、70歳代の方もいました。 雰囲気といっても受け取り方次第ですので、一概には言えません。 スクーリングの授業中は、ほとんど先生一人がしゃべりがちになります。 全日制であれば、3時間くらいかけて勉強する範囲を45分授業で説明しなければならないので、先生も要点だけでも時間が足りないのが実情でしょう。 学習書という副教材は、本来、学校で先生が説明するべきことが書かれているので、それを読めばおおむねわかるようには書かれています。 レポートにも合格点というのがあります。基本的にレポートの設問には、すべて解答欄をうめなくては提出できません。わからないから、適当な解答を書けば、間違っている箇所は返送されて「再提出」になります。 試験の合格点は30点でした。どの教科・科目も同じでした。 不合格であれば、合格するまで何度でも受験できます。 ある先生によれば、「10回以上受けて合格した生徒も珍しくない」と言っていました。 再試験の問題も、同じ問題でした。これは、試験問題を変えるとなると問題を作り直す必要があると、それだけで教員の負担が増加するのと、生徒が合格できなくなるからだと思います。 同じ問題の試験を10回も受ければ、「問題を覚えてしまいますよ」と先生も言っていました。 公立高校は、高校で習う最低限度の知識を身につける程度という認識でいてください。 もちろん本人の努力次第で大学へ進学する生徒もいました。 「第一高等学院」や「クラーク国際記念」は、広域制の通信制高校ですから、授業料など金銭面では、年間40万円~80万円くらいするかもしれません。 コースにもよるそうですが。 ただ、高卒という資格を与えるだけの学校という評判も耳にします。 授業はいいかげん、テストは簡単。「高卒資格屋」と呼ばれる通信制高校が多いのも事実です。 学校説明会で言う内容と、実際に入学したらデタラメだった、というのもありました。 どうか、お気をつけください。
お礼
詳しい説明ありがとうございます。 資料請求すると直ぐに電話が来ていろいろ親切だったのでふがいない母親でこういう学校なら子どもも活き活き通えるのではと思ってしまいました。 いろんな口コミを見ると通信制に賛否両論でしたので、とても複雑です。 子どもの為ではなく私が楽になりたかったのかもしれません。 子どもは頑張って無理して通い続けると言っています。 デーんと構えて見守ってあげなくてならないのは分かっていますが、辛そうな様子に心が痛みます。