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日本と中国の矛盾点
なんとなく共産主義の中国が資本主義を目指していて、資本主義の日本が共産主義を目指している気がしませんか?
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同感です。日本は共産主義的な部分が多分に取り入れられた社会だと思います。私は目指したという表現はしませんが、官僚の力が強く、長らく政権交代しなかったからこうなったのでしょう。 中国は上海などを列強に割譲されてから、資本主義のうま味を知ってしまいました。ただ、完全に自由にしてしまうと、共産党が解体してしまうかも知れません。したがって弱い国相手に強硬外交政策を取ることで、威信を保とうとしているのです。国力に差がありますが、発想は北朝鮮と同じです。
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- Mokuzo100nenn
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「共産主義国では誰も物欲を持たず、資本主義国だと全員が必ず欲ボケする」ってものではないでしょう? 今の中国は、共産主義一党独裁の元で、際限のない物欲の充足を目標にしており、一方の資本主義の日本では、あまり物欲なないので、リストラして利益を増大させる企業よりも、利益が多少減っても雇用を維持を優先するような企業が尊敬され、このような”パフォーマンスの悪い”企業の株を買う人も多いということです。 日本が共産主義の様に思わる理由の一つには官僚の非公式権力の構図があります。 公式には、選挙で選ばれた(民意を代表する)政府が権力をもっているのことになっているのですが、この政府を構成する人の中には、元お笑いとか、元タカラジェンヌとか元プロレスラーなど、魅力的な方々がいらっしゃるので、”もれなく東大法学部”出身者で固めた官僚の頭脳には敵わないのですよね。 しかし、日本はれっきとした民主主義国家で資本主義です。 れっきとした「未熟な資本主義」と言うべきでしょう。 日本国は共産主義では全く無いですからね。
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回答ありがとうございます。 たしかにそうですね。 日本と中国の共通点はアジア人と漢字を使う事くらいですかね・・・
しない。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですか。 社会保障を充実しようとしている日本と急速な経済発展している中国という現状からそう思ってしまいました。
- at9_am
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回答の前に資本主義と共産主義のおさらいから。 物凄く簡単に言えば、共産主義は、生産手段である資本(財産)の私有を認めないか、極めて小さな部分以外は制限している場合です。一方の資本主義は生産手段である資本の私有を認める制度です。 違いは、大きくは、生産手段である資本、つまり財産の私有を認めるか否かという点にかかっています。 一応、学術用語として言うと↑の説明は問題があるんですが、細かい点は横においておきましょう。 社会主義や民主主義は社会・政治体制、共産主義・資本主義や市場原理主義は経済体制と使う領域が違うので、社会主義で市場原理主義というのは別段矛盾しません。ただ、政策的な親和性から、社会主義国家は共産主義を、民主主義国家は資本主義かつ市場原理主義経済をとることが多いです。 また、現実の世界においては純粋な共産主義国家や市場原理主義国家は未だ存在しませんし、国の制度や体制も千差万別です。共産主義や社会主義などは単なる類型であって、資本主義の中にも共産主義的な側面があったり、逆に共産主義の中のも資本主義的な側面があります。 > 共産主義の中国が資本主義を目指していて、資本主義の日本が共産主義を目指している気がしませんか? 中国については、改革開放路線と言うことで資本主義を取り入れる方向に舵を切ってからもう30年以上、現行の社会主義市場経済制度を公式に取ってからも20年近く経っているので、資本主義を目指しているといっても問題ないでしょう。 日本については、平等を目指しているという意味では共産主義的だといえるかもしれませんが、社会保障を充実させるべきという「修正資本主義」に属する話です。方向性としては資本主義の延長でしかありません。
お礼
回答ありがとうございます。 中国はずいぶん前から資本主義を目指していて、開花したのが最近なだけなのですね。
- bismarks0507
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なんとなくの共産主義・資本主義がそもそも怪しい話である これは、巷説でも指摘することだが、この二つの用語の適否からして問い直す余地が大きいだろう 同時に、そもそも『共産主義』などは空想の産物であって、ソビエトは例外にして、中国社会は共産主義国家を目指したとされる謂れはないだろう。つまり、中国が共産主義国と思慮することの適否からして怪しいのである その怪しさは、共産主義を理解していないが故のものであるが、現状の回答者を見る限りは、これは原典・原意を知らない「知ったか」回答・・と思われるのが多い。もちろん、回答者の認識が普遍的に間違いであるとは言えないまでも精査されていないことは多く指摘できるだろう さて、回答する >なんとなく『社会主義』(訂正しておく)の中国が資本主義を目指していて、 現場の中国は、資本主義を目指しているわけではない。目指しているのは市場原理主義である。 すでに、中国政府は、『開発独裁』状況を終え、”社会主義として新しい段階にある”と自称しているように、社会主義志向から徐々に市場原理主義へのシフトしているだろう。 そもそも、市場原理主義と資本主義は近接するものだが、『=』ではない。 資本主義とは資本を重視する思想だが、これは、社会主義思想によっても実現できるものである その典型例が、『戦時資本(社会)主義』・『開発独裁』である。開発独裁は中央政府による経済統制であって社会主義であるが、資本蓄積・集積を重視する資本主義思想に叶っている。ナチスの大規模資本による計画経済も資本主義であり、社会主義である。 (なお、小生が知る限りは、上記した社会主義過程を経ない資本主義国家を知らない) そもそも、社会主義と資本主義は対義語ではない。社会主義と市場原理主義は対義しえるが・・・ ここらを精査できない知性が多いのが、日本のレベルであることは割愛しておこう さて、極論しておくと 中国は、計画経済から市場原理主義にシフトしている。 しかし、資本主義を目指していると評価する余地はあるが、もはや資本主義は、市場原理主義とは相対距離が生まれているのであって、中国が目指すのは、資本主義ではなく、市場原理であろう。 「資本主義の時代が終わった」というわけではなく、国家経済としての資本主義の限界点はすでに到来している、ということである。 >資本主義の日本が共産主義を目指している気がしませんか? 日本は資本主義ではないだろう。 国家としては社会主義・計画経済であるし、民間レベルでは資本主義が強いにしても、大資本であっても市場原理主義には到底叶わない。 韓国のように大財閥がコングロマリット化して市場まで統制・支配する状況ならば資本主義社会、というべきだろうが、日本も市場原理主義とするのが妥当だろう。 それを明確化するのは、独占禁止法であるが、質問者や多くの閲覧者には理解できないことが想定されるので割愛する なお、簡単にいえば、資本主義であれば独占禁止法などの独占を排除する法律は生まれる余地はないが、市場原理主義であるからこそ独占禁止法が存在し、競争入札がありえるのである。大企業が結果的に市場原理主義で優位であるだけであって、大企業が優位であるのは、資本に由来するものではなく、セイの法則であり、それは市場原理上の話である なお、日本が共産主義を目指しているならば私立学校などは排除されるだろうが、そのような傾向はない。 正直、資本主義・共産主義などという概念を精査できない人間が多いのはそれだけ日本人の政治認識が軽薄であることの証左だと思うが、それも仕方ないだろう。 愚かな回答者の回答を見ても、関心しないのは別の問題だが、教育関係者としては、「考えないのない人間が多いな」という悲観的な感想を抱くに至った。 以上
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回答ありがとうございます。 社会の定義にずいぶんと詳しい方ですね。
- trajaa
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中国に付いて言えば、経済的に共産主義だと考えている人は中国人であっても殆どいないと思われる。 政治体制だけが共産党が指導する(党が国家権力の全てをコントロール出来れば)のであれば、経済体制が資本主義的であっても何ら問題ないという立場。 日本の場合は、自民党のごく一部の人を除けば市場経済に社会民主主義的な手法を持ち込む事で、国民の大多数が何となく幸福と感じる社会を目指してきた。 共産主義は所詮幻想でしかなかった事は歴史的に証明されているし、リバタリアンを除けば100%自由競争というのには欠点が多いというのは周知であり、結局はお互いの欠点を補うために相対する思想のエッセンスを取り込むのは普通の事。
お礼
回答ありがとうございます。 矛盾ではなく普通なのですね。
お礼
回答ありがとうございます。 たしかに北に似ていますね。