世の中の誰の目から見ても正しい、と思われる行いをしても、その行いに異議を唱える人があります。旨く事が運んでいても、予期せぬ何らかの事情で頓挫する事もあります。世の中というのはその様なものです。
そこで当事者はどうするか、です。自分が正しいと思った事は、正しいと言い続ける事です。正しいと考えた結果の行動は1度や2度旨く行かなかったからといって中止すべきでない、という事です。
言い続ける。やり続ける事で自分の「信念」というものを築かれ、社会に通用するようになります。迷い、諦めは自信を無くします。自分はこういう人間なんだ。と、云う事を分かって、ありのままの自分を表象し続ける事が大切です。
不安を感知するのは、不特定多数の人の目を通して自分で自分を監視するからです。人は自分の事をどう思っているのだろうか。自分のあの意見は他の人はどういうように感じたのだろうか。等々のように、人の眼を借りて自分で自分を監視(評価)しているからです。
人の眼を借りて自分を監視すると、どんな立派な人でも不安が発生します。意識はいつも自分の外に向けて下さい。そして、旨く行かない自分の姿を思い出して考えず、人はこういうときどうしているのかな。と、云うように事実を見る事にすると不安なんてすぐに消えます。