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結局、MDの欠点は何だったのでしょうか?
- MDは1990年代後半から2000年代前半にかけて一世を風靡しましたが、現在はその座を譲っています。しかし、MDの欠点についてはあまりが語られていません。
- MDのライバルであったDCCについては、テープ方式そのものの欠点や互換性の中途半端さがありましたが、その欠点がMDには見られませんでした。
- 一部の人々からは、MDの音質についての不満や信頼性の問題が指摘されていますが、それでもMDの欠点と呼ぶには十分ではありません。結局、MDの欠点は何だったのでしょうか?
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>DRMガチガチで売れなかったMDと、DRMガチガチでも売れる配信は、どこが違うのか… 配信の場合は、「PCを介す」というのが大きな違いです。 一旦PCに入ってしまえば、効率的な変換や、他機種への転送を行う方法が多数あります。 一方のMDは、唯一の転送可能機種になった「MZ-RH1」が出るまで、MDの音を他機種へ移行したり、その為にPCへ音を入れようと思ったら、実時間を掛けて文字通り「録音」するしか方法が無かった訳で、その点がDAPの利便性を実感してしまった層にとって、この上なく面倒な代物になってしまい、一気にDAPへの乗換が進む要因になったと言っても過言ではないでしょう。 MDに入れた音が配信でも入手可能になれば、尚更です。 態々「録音」してPCに入れる手間を考えれば、即座にPCへDLが出来て、その後の変換・転送も速く出来る配信を利用するのが、ある意味当たり前と言っても良いでしょう。 デジタルメディアは、スピーディーにバックアップする(出来る)のが当たり前なのに、それが出来ないのは、「致命的」だと言えます。 SONYは、「著作権」を盾にして、それを堂々とやってしまった訳です。 これじゃー、消費者からソッポを向かれるのも無理ありません。 では、「良いところが何も無いメディアだったのか?」と言うと、多少は良い面もあったと思います。 ですが、その良い面は、大多数の消費者が求める機能では無かったのです。 私的に良い面だと思えたのが、ランダム再生時のギャップレスでした。 これは、今でもDAPが凌駕し辛い面ではないかと思います。 過去には、その機能を生かした録音済MDも出た事があり、当時中々ユニークな作品として、マニアの間で注目を集めました。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/3576/scrap/scrap002.html 私も、実際に上記作品をMDで聴いたことがあるのですが、ギャップレスの機能を上手く生かした音で興味深く聴いた覚えがあります。 恐らく、開発元のSONYも、この様な発想の作品が出る事は予想してなかったと思います。 その辺を訴求していけば、売上等で何らかの「変化」が望めたかも知れませんが、大多数の消費者を惹き付けるだけのインパクトには成り得なかったとも感じます。 (現に、DAPはギャップレスが不十分でも充分売れてますので。) 他には、当時としては編集の容易さも利点だったと思いますが、これはPCでの編集が容易になった今となっては、PCへの転送が難しいMDだと勝ち目がありません。 アナログカセットからDAPへの橋渡しとしては、一定の役割があったと思いますし、私自身もそれを実感してますが、PCが大幅に普及した以上は、それとの親和性が高くないと生き残れないというのを、逸早く証明したデジタルメディアだったのではないかと思います。
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お礼などの部分を見ていると、カセットと、MDと言う事で比較したいのですね? それであれば絶対的な普及率です。 わざわざ買い替える気が無い人はどちらの方が多いのかを、考えてみれば判る話です。 カセットは、1960年代から出てきた物で、普及率がまるっきり違います。 私自身、結局MDは一台も買わずに終りました。 CDとの差は記録できると言う所でしたが、私自身、CD-Rに音楽データは焼き込んで車に乗せて居ましたし、いちいち書き換えるなんてしなかったので、書き換えできる必要が無かった為、MDの必要性が全くありませんでした。 その後メモリオーディオが出て来て、CDやMDよりはるかに長時間記録できるようになりましたので、MDの良さは何処にも無くなってしまいました。 ですので、MDは必要無かった訳です。 カセットに関しては、今でもデッキが発売されており、昔からカセットを持っている人もいますので、残っていると言う事になります。 しかもカセットは、カセットに録音された状態で音楽なども売られて居た時期などもありましたので、そういう音楽資産と言う物もまだ残って居ます。 (レコードが売られていた時代、レコードのアルバムと同じ物をカセットにあらかじめ録音された物が正規に売られて居たんです。) そういう歴史の違いと言う物が大きいでしょうね。 MDのメリットってなんでしょう? ・カセットよりは音楽へのアクセスは良いですが、MDが出て来る前からあったCDと比べると大して変わりません。 ・記録できる所となれば、CD-Rも記録が出来ます。 ・書き換えが出来ると言っても、書き換えない人には無用な機能です 音楽を聴く為なら、いちいち書き換えなくてもCD-Rで新しく作ってもたいして変わりませんし、コストもCD-Rは対して高くありませんでしたので、使い捨てでも気にならなかった位です。 ・体積が小さいので、置き場が困らない。これはあったでしょうね。 でも、ケースに入れると大きくなってしまいますし。私自身CDは裸で何枚か放り込んで居た程度で、ダメになったら焼き直し。と言う考えでした。 個人的には、なんにしても私の使い方からした場合、中途半端なものだったんです。 車購入時も、MDが選べましたが、あえてCDを選びました。結果的には正解でしたけどね。 私自身、MDが一時期でも、「一世風靡していた。」とは今でも思って居ませんよ。 そんな感じでしょうか。
お礼
ありがとうございました。 >カセットと、MDと言う事で比較したいのですね? 正確には、カセットおよび音楽配信との比較ですね。
補足
以前しつこいぐらいに「生き残れたのではないのか」と主張したDCCは、「歴史の古いカセットを生かせるので、旧来のカセットデッキから買い替えるユーザーは煩雑なMDよりも、馴染みのあるカセットに近いDCCが普及するのではないか」ということが主な理由でした。 カセット・MD・DCCの3つで比較した場合、どう違うのかわかりかねる部分があります。 音楽配信については、MDの普及阻害の要因とされているDRM縛りがあるにもかかわらず、CDより売れている理由が気になります。 DRMガチガチで売れなかったMDと、DRMガチガチでも売れる配信は、どこが違うのか…
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4811/17774)
最大の欠点はポータブル性と利便性です。 iPhoneやiPodなどのデジタルプレーヤーの登場により 最大の利点であったポータブル性と利便性がそれを超える製品によって奪われたからです。 最小のプレーヤーはイヤフォンサイズがあったり(現在は入手困難?) PCからデーターをUSBで入れるだけの簡単さ・・・ 容量もMDより多くCDのダビング・編集と言う作業がいらない PCでダビングするよりももっと高速にリッピングし編集するよりも簡単に好きな曲を入れられるのは凄く便利です。 もしHi-MDやNET MDがwindows98や2000の頃に出ていればもう少し違っていたかもしれませんけどね。
お礼
ありがとうございました。 数年前にAppleが「Goocbye MD」のプロモをしていましたね。
補足
ありがとうございました。 思い出したのですが、MDプレーヤーは省エネの代償で音質が劣化したとの主張があります。 「電力が大きいほど音が良い」とされていましたね。
- dqf00134
- ベストアンサー率28% (1050/3665)
私はDCCもMDも利用しましたが、今ではどちらも処分してしまいました。 MDが今使っているiPod classicに劣ると思われることを列挙してみますと、 あらゆる面での利便性ということがあると思います。 CDからMDにダビングする場合、私が使っていたポータブルの録再機やコンパクトな据え置き型ですと、普通にCDを再生しながら録音することになり、60分のCDなら60分かけなければなりません。iPodのために使用するiTunesなら、ずっと早くPCのHDDに取り込むことができます。 それから取り込むアルバムのタイトルや曲名などをネット上のデータベースを参照して、自動で入るiTunesの便利さを経験すれば、MDのように自分で入力するのも面倒になります。 また、持ち歩く際のことを考えると、iPodなら取り込んである曲を全部持ち歩けますけど、MDなら1枚、2枚とディスク単位でということになり、やはりiPodを知ってしまうと戻れません。 音質に関して言えば、iPodの場合は圧縮音源のほかに、WAVやAIFFのように圧縮しないものも扱えれば、アップルロスレスのように劣化しない圧縮方法も選べますから、有利なのは間違いないと思います。 ただ、技術的なこと以外にも、重要なのはMDが古い規格になってしまったということだと思います。 メーカーは後から後から新しい規格の製品を開発して売り出して、それによって成長してきたのがこれまでの経済です。 いつまでも古い規格の製品を、みんなが使い続けていれば、経済成長もできなくなりますから、MDの欠点のためでなく必然的に市場から消えていくということになるのだと思います。
お礼
ありがとうございました。 >MDが古い規格になってしまったということだと思います。 カセットはもっと古い規格ですが、MDと同等以上の需要があります。それを考えれば、古くても健在のこともあるかと思いますが…(iPodを知ってもカセットから乗り換えられないユーザーもいるとか)
補足
ポータブルMDプレーヤーはバッテリー持ちがよくなりましたが、これが逆に衰退を招いたのではという考えもあります。 とあるHPでは、「音質と省電力化は共存し得ない」ということで、バッテリー持ちが悪いプレーヤーが音質がいいとされていた模様です。
- mpha003
- ベストアンサー率34% (26/75)
こんにちは 私はMDウォークマンを1回買いましたが、思ったほどに音が良くなく(ハードの問題だと思いますが)、 また、MDに録音しておいた音楽を久しぶりに聞こうと思ったら結構ダメになってたのを覚えています。 結構悔しい感じでした。ハードもすぐ壊れたし。 質問者様は iPod はお持ちでしょうか? mp3プレーヤーと言うよりもiPodなのではないでしょうか? 音質はまあ確かに良くないかもしれませんが、 使いやすさ、ハードのかさばらなさは桁違いです。 今のカーオーディオなども、 アンドロイドが繋がる・・と言うのはあまりというか見ませんが iPodが繋がるはよくあります。 要は、悪くはなかったのかもしれませんが パソコンとかつてのワープロ、、的なスタンスの違いが理由ではないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。 ではカセットはどうでしょうか?
- t78abyrf9c
- ベストアンサー率47% (3029/6402)
>音楽配信は著作権保護が厳格ですが、CD以上に売れています。 こう言っちゃ-何ですが、PC向け配信のDRMは、突破する方法があるんですよ。 (イタチごっこではありますが・・・。) それと、ケータイ向け配信は、電話とDAP機能が一つになる利便性が勝るので、PCさえも持つ気がない人にしてみれば、ケータイだけで簡潔しても何ら不自由無いのです。 その辺も、音楽配信の普及を少なからず後押ししてる側面があったりします。 MDのATRACは、そういった意味で、保護が余りにも強固過ぎましたし、ケータイとDAPの機能を一つにしたいニーズの消費者を繋ぎ止める事も出来ない代物になりました。 それに、配信の分野でさえも、徐々にDRM無しのMP3へ移行してますから、如何に行き過ぎた保護が消費者の反感を買うかという事です。 私自身、DAPを持つまではMDメインで使ってました。 でも、PCと親和性が高いDAPを知ってしまってからは、MDが面倒過ぎて戻れなくなったんですよ。 今では、使い道がない録音済のMDが大漁に残ってて、正直どうしたものかと思ってます。 SONYが、もう少し安価でPC転送が楽なMDを出してくれれば、今でも多少は使い道があるのですが、今更後戻り出来ないところまで市場が変化して、下手にMDを続けるよりも、緩い著作権保護のDAPを売る方が儲けになるという判断に至ったのでしょう。 転送可能機種が、高価な一機種のみで終わったのが、どうにも悔やまれますね。
お礼
ありがとうございました。 音楽配信はまだまだDRMフリーが少ないですね。CDから取り込んだ曲のような自由性がもっと出てくれば…と思います。
MD最大の欠点はずばり、「大きすぎること」です。 どうがんばってもMDでは、iPod nanoのようなプレーヤーは物理的に作れません。メディアの大きさが機器サイズの下限を縛ってしまいます。 もう一つの欠点は、「アクセス速度が遅いこと」。 メモリオーディオなら、アルバム一枚の転送だったら1分もかかりませんけど、MDではどうですか? 容量に関しては、そんなに重要な問題ではないでしょう。足りなくなったらメディアごと入れ替えれば済む話ですから。あとMDの欠点と言えば、MOと同じく日本国内でしか普及しなかったことでしょうか?なので海外ではMDが普及に手間取る間にMP3プレーヤの市場が立ち上がってしまい、iPodに蹂躙されてその流れが日本国内にも押し寄せて終了…という流れにつながったように思います。
お礼
ありがとうございました。 大きすぎることやアクセス速度が遅いことはカセットも同じですが、MDと同等以上の需要があります。それはどうでしょうか?
- mozofunk
- ベストアンサー率39% (503/1279)
端的にいってグローバルスタンダードな者に成れなかったということでしょう ソニーという会社は、ハードと等しくソフトの著作権で食べている会社です。 著作権を守ると、デジタルコピーができず、デジタルコピーをゆるくすると、 自らの財産を守れないために、MDには最初から中途半端な能力しか与えられず、 DATやほかの媒体との競争力を持たせてもらえませんでした。 このころは、デジタツ音楽には多大な可能性を期待されていたので、今のようなレベルの媒体が流通すると思わず、もっと多大なデートになると想像したんだと思います。現実的には少なからず取り扱いし安い者になった気はしますが、
お礼
ありがとうございました。 音楽配信はデジタルコピーが容易でない程のDRMがありながら売れているだけに、DRMと売れないことの関連性が今一つ理解できない部分がありますね。
- t78abyrf9c
- ベストアンサー率47% (3029/6402)
利用者から見た最大の欠点は、「デジタルメディアなのに、著作権保護が厳しすぎる」という事に尽きると思います。 DAPと同様に、PCとの親和性が高ければ、それなりに今でも生き残れた可能性が高いでしょう。 数年前に、ようやくPCへ音の転送が可能になる機種が出ましたが、時既に遅しといった感が否めません。 MDが出てから数年しない内に、DAPが出て来て、PCと簡単に音の出し入れが出来た訳ですから、PC操作に抵抗がない人は、早々にMDから乗り換えました。 MDを使い続けた人は、PCが極端に苦手な人が多かった様に見受けます。 そんな人も、iPodの(あたかもPCが無くても使える様な)イメージ戦略に流れる感じで、MDから乗り換えた人が多かったでしょう。 それでも、悪戦苦闘した後に、MDよりも音の出し入れが簡単な事に気付くと、MDへ戻る人は皆無でしたから、やはり厳格な著作権保護が普及の大きな足枷になったと言えるでしょう。 SONYは、当初DAPにもMD同様の著作権保護を入れましたが、今では事実上敗北してます。 著作権保護が無いMP3のD&DがDAPで可能になってから、当初よりも売上を伸ばしてますから、デジタルメディアにおいて、過度な著作権保護が搭載された機器は売れないという事が実証された様なもんです。 著作権等、権利者の利益を守るのも大切ですが、余りにも利便性を無視した保護機能は、消費者の反感を買うだけでしょう。 音質の技術云々等で理由を探ってらっしゃるかも知れませんが、実際のところは、音質とは全く関係がないところに真の理由があると思います。
お礼
ありがとうございました。 「デジタルメディアなのに、著作権保護が厳しすぎる」というのは、解せない部分がありますね… 音楽配信は著作権保護が厳格ですが、CD以上に売れています。
- ooooku
- ベストアンサー率13% (121/905)
欠点はやはり 壊れやすいということでしょうか 音的には わたくしは悪いようには思えませんね CDとどこが違うのか その違いは人の耳で判別できるのか ですよね ポータブルMDは かえって今のメモリ式のプレーヤーより 良い音がすると思ってます 今より アンプ部がしっかりしてるように思いますが いかがでしょう?
お礼
ありがとうございました。 壊れやすいのはどれも同じ、という気がしますね…
私が思うにMDを読み取るレンズの寿命が短い事。 タバコを吸ったらレンズが汚れ、 MDを読み取らない状態になります。 クリーニングしても、汚れが中々落ちず、 何度修理に出した事やら…。
お礼
ありがとうございました。 それはCDやDVDでも一緒ですが…
お礼
ありがとうございました。 DAP過渡期には「Net MD」がありましたが、PCとの親和性はいいとは言えなかったのでしょうかね? 数年前までは、転送回数制限もありましたが…