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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:続:HD DVDのメリットは何ですか?)

HD DVDのメリットと普及要素、DCCとの比較

このQ&Aのポイント
  • HD DVDはDVDとの互換性がなく、生産コストメリットも低く画質もBDより劣るため、普及要素は限られていた。
  • 一方、DCCはアナログカセットとの互換性があり、初期音質も良かったため、生き残る可能性があるとされた。
  • しかし、DCCとは異なり、HD DVDは早くから負けハード臭を感じさせ、普及する要素はほとんどなかった。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • vaidurya
  • ベストアンサー率45% (2714/5983)
回答No.2

HD DVDは発売時点ではもう無かったかもしれませんね。 でも、開発段階では普及要素がありました。 しかし、開発したからには、よほどのことが無ければ 発売しないというわけにもいきません。 そうやって世に出てきたのが DCCやHD DVDと考えていいでしょう。 こういった規格の立ち上げは、その規格の製品の売上そのものだけでなく 規格に関係する特許など、複雑な要素をはらんでいます。 シェアを獲得すれば、より大きな利益になり 逆に、他規格が制すれば、特許料を払う側になります。 ですから、簡単に終わりにすることができません。 HD DVDは所詮DVDの次の世代にすぎませんが Blu-Rayと同じ青いレーザーを使った機器として 既に1TBの光学ディスクが開発されています。 商品化はされていませんが、兼用ドライブとしての将来性が示唆されています。 HD DVDにはそれがありませんでした。 DVDを無理に拡張し、DVD互換を利点として売り込まれても その次の段階に、将来性を感じることは難しいものでした。 DCCも、リリースされる時点でDATの価格低下が予想されていて デジタルテープ志向がDATで消費された後から 頭出しの早いMDと争えるものではありませんでした。 MDはDCCと争ってなんかいませんよ。 MDはアナログカセットやDATと戦っていたんです。 DCCに最初からラジカセがあれば…という仮説は そもそも、安価に量産できなかった理由があったはずです。 発売時、テープすら国内メーカーで製造していないというのですから 国内メーカー間でのコンセンサスも得られていなかったんでしょう。 当時のコンピューター雑誌では、MDこそとりあげたものの DCCについての報道は、ほぼありませんでした。 MDですら、当初の"PCからアクセスできない音楽MD"という仕様から 「使いものにならない技術」と目されていたくらいです。 コンピューターに慣れた人は、1990年代初頭にはHDD志向が高く その後の、デジタル化による大量保存とバックアップという関係性が広まる中で バックアップ媒体としてのDAT(DDS)が生き残り、MDが死にました。 ソフト供給媒体であるDVD,CDと共通化された書き込み装置が CD-R,DVD-R等を成功させたものの 少容量の光学ディスクでちまちま記録するという発想は、理不尽なほどの不便さです。 Blu-Rayの普及を妨げているのは、そのままHDD録画という仕組みですよ。 最初から、HD DVDとBlu-Rayの勝負は HDDとの使い分けの周知徹底なくして成立しませんでした。 予選でHD DVDが敗退して、やっと本戦がはじまったという感じです。 しかし、多くの消費者が、HDDが壊れるという事を実感しておらず あげく、日本式地デジでは、外付けHDDの繋ぎ替えで 別のHDDレコーダーに移せないことすら、充分に広まっていません。 不便な光学ディスクが、中途半端に大容量だとしても それを積極的に使う理由を感じていないんです。 ゆえに、BD-Rドライブの無い、HDD録画専用機器が売れて Blu-Rayの普及にブレーキをかけてしまうわけです。 スマートフォンやタブレット端末の普及が、光学媒体の可搬性を 実質的に殺したことも大きな要因でしょう。 結果的に、もともとHDモニターを持たない車載AVで DVDからBlu-Rayへの切り替えが進まなくなっています。 家電も、自社タブレット端末向けの連携を薦め Blu-Ray(BD-R)の普及要素は、ますます潰されているわけです。 LカセットもβもDCCもDATもMDもHD DVDもBlu-Rayも所有したことありませんよ。 VHS,Hi8,DVDくらいは所有したことありますけど、それが普通なんじゃないですか? (DDSは持ってたことがあるけど、これは普通じゃない気がする) ちなみにPT2録画しても、ほとんど854x480のSD画質でしか残していません。 内容に価値があっても、高画素に価値のある番組って、ほとんどありませんし それはDVDレンタルを愛用する一般大衆の総意でしょ。 BD-Rみたいな不便なものは、バックアップ媒体にする気にもなりません。 1TBのHDDをBD-Rでバックアップすると25GBx40枚です。 今時大量データはだいたい動画なので、圧縮バックアップは形骸化します。 一枚に10分から20分かかると仮定して、400分から800分… どんな人が、これを実践できるのか不思議です。 容量単価が高いとしてもHDDtoHDDバックアップのほうが現実的です。 LANを介しても、1TBくらい一晩ほっとけばバックアップが終わります。たぶん。 ほんとうの意味で、VHSにとってかわることのできる媒体なんか、今後は無いんだと思います。 海外では、それをUSBメモリーが担うかもしれませんが 日本式地デジではそうもいきませんしね(笑)

klht2prea
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 録画習慣がほとんどない海外では、HD DVDはガラパゴス同然になっていたと思いますね…(容量が少ないため、映画を入れきれない場合が出る)

その他の回答 (1)

noname#214300
noname#214300
回答No.1

その当時のHD DVD陣営曰く、BDは記録面とディスク表面の厚さが0.2mm程度しか無く、ディスク表面での傷や汚れに極めて弱く、かつ0.2mmの膜自体の強度が足りずに民生品(要は雑に扱っても壊れない事が求められる)たり得ない、とのことでした。 それがTDK辺りでしたっけ、記録面向けにやたら強度のある膜の開発に成功し、HD DVDの利点(BDに比べたら雑に扱える)が完全にひっくり返ってしまいました。 自分も最初からHD DVDにはハード的利点は何も無いと思っていましたが、人類は常に科学的に考えて最適な行動を取るとは限りません。 (もう一つのHD DVD推しの理由であるプレス機器のDVDとの共用だって、結局数が出ればBDでも安くなるのは自明ですし) 要は、ハードもソフトも利点など何も無くても、特許を持っている技術がデファクトを掴めば後はほったらかして置いても特許で大もうけが出来るという政治的な判断があるわけで、普及要素など後付けで屁理屈を並べ立てていただけでしょう。 そもそもHD DVDの35GBという容量も、今から思えば少なすぎて画質が劣化する原因になったでしょうし。 >50GBのBDでも普及ペースは非常に遅いだけに 何の根拠か分かりませんが、普通の映画のBDが50GBびっちりデータが入っている現状を考えてみてはいかがでしょうか。むしろ単層のBDなんてアニメくらいしかありませんよ?

klht2prea
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 時間の経過とともに変わる、ということでしょうか。 >50GBのBDでも普及ペースは非常に遅いだけに BDの普及ペース自体が遅いという意味です。