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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:MD・カセット天下終焉のわけ)

MD・カセットの衰退について

このQ&Aのポイント
  • MDが衰退し、MP3が主流となった理由について説明します。
  • カセットが撤廃された理由についても触れます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • yosifuji20
  • ベストアンサー率43% (2675/6115)
回答No.11

>逆に、磁性体記録メディアが大多数だった時代(Windows95以前?)にインターネットがこれほど普及していれば、カセットもMDもここまで普及しなかったのでしょうか? これはどちらの可能性もありでしょうね。 ダウンロードが簡単にできてもその保存の媒体がカセットかMDしかなかったらこれはもっと普及したかもしれません。 もっとも私はその前にカセットのウォークマンの影響の方が大だったと思っています。 スピーカーの無い録音機器で、ヘッドフォンだけで外部で聞くポータブルの再生装置というのは、当時では革命的なアイデアで(殆どの人はそんなものは売れないと信じていたのです) その後でCDが出てきてデジタル音楽が普及したというのが次の事情です。 インターネットが普及しても音楽をデジタルで聞く技術がなければネットと音楽は無縁の世界であったでしょう。 これらがなければipodもMP3も成功はなかったでしょう。 その登場以後音楽を聞く習慣が部屋の中からどこでもいつでもというように変化しました。 このウォークマンとCDが出てこなかったら、音楽環境は今とはかなり違うものだったろうという気がします。 この2つとも日本のエレクトロニクスの会社から出ているというのもすごいことですね。 この前提があったからこそ現在のネットミュージュックの隆盛があると思います。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 ブロードバンド初期にはNetMDがありましたが、ああいう感じだったと思えばいいでしょうか?

その他の回答 (12)

  • midly
  • ベストアンサー率40% (24/59)
回答No.13

石は半導体媒体の比喩です。 トランジスタや半導体を石と呼んでいた頃の名残でしょう。

klht2prea
質問者

お礼

何度もありがとうございました。

  • midly
  • ベストアンサー率40% (24/59)
回答No.12

MP3というのは圧縮方式の名前ですから ここでいうMP3とは、恐らくメモリオーディオプレーヤの事ですね。 売れる(消費者が望む)商品はどんどん作られ 売れない(消費者が望まない)商品は消えていきますから なぜ消費者はMDよりメモリオーディオプレーヤを選んだかという事ですが いろんな方が回答されている通り、大容量である事が第一ではないでしょうか。 別な言い方をするとフラッシュメモリのビット単価が安くなったため 大容量のメモリを積む事が出来るようになったと。 これは大量の曲を持ち運びできる事に留まらず、入れ替えの手間が 不要という事にもつながります。また大容量を生かして動画再生も可能です。 人によってはリニアPCMで聞いている人も居るでしょう。 ポータブル用途なら、下手すりゃCDよりも高音質になるかもしれません。 更に機械的動作部分がありませんから、電池の持ちが良いという事もメリットです。 最後期のMDも、メモリを大量に積んで、ディスクの回転及び読み出しを間欠に行い 電力消費を抑えた製品が出ていましたが、メモリオーディオプレーヤはそれ以上です。 機械的動作部分が少ないという事は、故障も少ないという事です。 メンテナンスフリー性はゼネラルオーディオには欠かせません。 対応コーデックが多いのもメリットですね。変換の手間やダビングによる音質低下もありません。 また実時間かかるダビングではなくコピーになりますから、時間が短くて済みます。 色んなコーデックに対応している事がメリットとして認識し始めると、 逆にMDの「ATRACのみ」という縛りは、デメリットとして働きます。 手持ちの音楽ファイルを有効活用しようと思っても 一旦CDを作成してのダビングか、アナログダビングになってしまいます。 MDが出た当時の不揮発性メモリは高いものでした。 昔から、メディアは徐々に紐→皿→石に変わっていくだろう。 というのは予測されていましたが ビット単価の関係から、もう少しゆっくり移行するものだと思われていました。 予想外にフラッシュメモリの低価格化が進んだおかげで 移行が早くなったといわれています。 ソニーもMD末期には色々と関連技術を出してきましたから 本音は「もう少しMDの時代が続いて欲しかった」のかもしれませんね。 メモリオーディオプレーヤは、主にパソコン界からの黒船でしたから。 後半は以前にも回答しましたので省略します。 もし機会があれば、90年代の電波新聞辺りを読まれたら面白いかもしれません。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 ひもはテープ・皿はディスクですが…石は何でしょうか?

回答No.10

はじめまして♪ MDってまだまだ現役ですよね?  絶滅するメディアには間違い無さそうですが、使い捨ての携帯MP3プレーヤーやiPodとは違う物ですね。 個人的には2世代目のMDポータブルレコーダーから、MD-DATAが利用出来る4chミキサーレコーダー、その後初代のES機を購入し、当時は活用していました。 10年程前からは私の目的にはパソコンが良かったので、それっきりですが、、、 オーディオ用としてコンパクトカセットテープやMDが利用出来たのは、日本ならではですね。 初期のATRACは音のダイナミック感が無く、平面的でどんより沈んだ音の印象が有りました。 その後、どんどん改良され、音質を気にせずに音楽を楽しめるように成ったのはすごい技術だと思います。 同様に、mp3って、本来のMPEG-オーディオレイヤー3の初期(DVDが登場当時)は音楽的にはヒドイ音でしたが、今は一般的な実用上で音楽が楽しめるように成りましたね。 90年代後半はカセットて標準じゃ無かったのですか? 各社のコンポを組み合わせるレベルですと、アナログプレーヤーとスピーカー、プリメインアンプ、FMチューナーとカセットデッキ、CDプレーヤーが一般的じゃなかったかなぁ?  ゼネラルオーディオ、大衆消費ではミニコンポとかハイコンポなんて言う時代でしょうか? その分野ではCDとMDが先進技術として各メーカーが商売上成功したようですね。 (すでに、欧米では国内メーカーのCDレコーダーが販売されてましたが、日本国内だけ某なんとか保護団体ジャ××の影響で販売出来なかった、、) MD開発のSONYは過去にアメリカで放送の著作権と家庭用VTRで訴訟が有り、「タイムシフト」、後から視る道具と言う事でアメリカにVTRを販売出来るようにしたそうです。 ATRACが生まれた時代は、mp3(DVD)が無かった時代に、音質劣化を伴う圧縮デジタル録音を造った事はすごい技術ですね。 今ではHi-MDなどで無圧縮CDフォーマットや、さらに上位のビットスリーム方式(SACDの手法)も利用出来るらしいのですが、大元のSONYがビットストリームの半導体ポータブルレコーダーを出したのでその時点でMDは収束なのでしょう。 でも、日本国内にはMDが普及してますから、まだまだラジカセやカーコンポ等では対応機が有りますし、これからもしばらく販売されると思います。 CDが一般化する前にはAHDと言う規格がありましたね。ハードの普及率でパイオニアのLDに負けたデジタルオーディオです。 まぁ、そんなものですね。 ちなみに、私は18年前の車を愛用してます。 ハイオク専用の1600ccターボ付き4WDで、高い燃料なのでランニングコストも保守メンテナンスも割高なんですが、好きなので動かなく成るまでは利用しようと思う車ですよ(笑) オーディオも趣味の一つなので、主流かどうか?より自分の好みで良いのではないのでしょうかねぇ。 パソコン利用が前提で安価で持ち歩きやすいからmp3プレーヤー等が「今は」多いのでしょう。  それだけですよ。きっと。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 MDLPが出てきたあたりから、ポータブルMDプレーヤーのコスト切りつめ策が始まったように思えます。ソニー製品の場合、リモコンのライトを省いたものや、電池の容量を減らしたものが出始めました。 もっとも、電池に関しては持ち時間が改善されたからこそのコストダウンととれなくもないですが…(超高容量の電池でも5時間持たない製品さえあった為)

  • dolby_cnr
  • ベストアンサー率71% (81/113)
回答No.9

こん○○は。ここは、オーディオ好きの人が多いだけあって ハードとか規格のご意見が多く集まりましたね(^^;) わたしも機械いじりが好きですが、極力フツーに使う人視線で、、、 CD→MDのダビングは、それぞれディスクをコンポに放り込んで、ボタン1つで完了、これは今でもMD最大の美点でしょう。子供たちやご高齢の方でも、誰でも簡単にダビングできるんですから。そしてカセットやレコードと同じく、目で見てわかる形で、音楽のコレクションが増やせました。 さらに、「曲順を入れ替える、不要な曲を削除する、曲を分けたりつなげたりする、タイトルをつける、普及価格品でもそれなりに高音質、曲をコピーして好きな曲を集める」※など、カセットに比べ圧倒的に便利だったはずの、これらの機能も徐々に「機械や音楽に興味の無い人々」にも浸透し始めていたと思います。 しかしそこへ、iPod+iTunes(mp3)の登場です。それまでは、パソコンを経由しないと使い物にならない、機械好きのアイテムだったmp3プレイヤーでしたが、iPod+iTunesでは、CD→mp3→iPodが、iTunesの分かり易いインターフェイス、iPodのシンプルかつ洒落た外観が、1つのパッケージとして、まとめ上げられていました。そして自動で曲タイトルまで表示され、iTunesで曲購入→そのままiPodに転送など、※印のMD以上の便利さも、兼ね備えていました。 パソコンの普及と、iPod miniのヒット以降、カラフルな外観にひかれ女性、子供にも広まり、それに競合する形で、多くの製品が市場に溢れ出しました。MDでは不可能なほど、低価格化、小型化、長時間化などが進み、パソコン経由というデメリットも、逆にメリットとなって行きました。 今や、パソコンはどこにでもあるモノとなり、多くの人が、その中に音楽をコレクションしています。集めた音楽は、MDやカセットのように、規格や信号形式に束縛されることなく、茶碗の水をコップに移すように、形が違っても、いとも簡単に移動のみならず、コピーさえ一瞬できます。 一般ユーザーは一定以上のクオリティを確保していれば、手軽で安価なものに流れていくようです。カセットの件も、当時のMDに置き換えが進む中のカセット、現在の音楽ファイル(mp3)再生に置き換えが進む中のMDの立ち位置に似てますね。様々な事情はあるでしょうが、利益を出す側にしてみれば、今後売れそうなものに、注力するのが真理でしょうから。 チョッと長くなりましたが、ご参考まで。 では!(^。^)/ 

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 当方もMP3プレーヤーを買ったときは、MDメインでMP3はサブという位置づけでした。256MBしかなかったので、そこそこ使ってはいたもののMDの補佐的な意味合いが強く、MP3メイン化は翌年に1GBの製品を購入してからのことでした。

  • fcd7308
  • ベストアンサー率56% (77/136)
回答No.8

以前も回答した者です 質問者様は製品(今の場合はオーディオ機器)を大量生産するということはどういうことか分かってますか? 自分がその仕事をしていたとき、(1980~1992年代)部品購入単価は1銭単位で管理してました。労働力(人)は60秒/1000で常に改善をしてました。女工さん(失礼ですがあえてこういう言い方をします)の作業はまさに神業で管理者である自分が見てもなぜこんなスピードで作業できるか驚きの連続でした。自分はA電気の下請けでしたので1ラインの値段は8億円ときかされてましたが競争相手(というかシェアで上の)のM電器は20億円と言われてました。差は設備費です。こんなに投資額に差があってもシェアを二分できたのは製品が優れていたからです。優れた女工さん達がたくさんいたので安く優れた(世界一の)製品が日本から生まれたのです。人は変われませんので今はコスト計算を1/100かそれ以上圧縮しているでしょう。0.01銭かもっともっと以上でしょう。アナログはどうしても人手が掛かります。 バブルが崩壊しました。全民間企業がいっせいに人員解雇をしました。リストラ(再構築)ではありません。解雇です。クビです。いろいろ条件はつけましたが............. 給料の高い高齢の方からさきに対象でした。過去の技術を大量に持っている方たちです。 その方達は去りました。ここで技術(アナログ)は終わりです。日本でのアナログ技術はここで終焉です。復活は絶対ありません。過去を振り返って見直すことなど日本人は祖先を見つめる以外したことないですから...自分もそうです。 前回の回答の続きですが 100の利益を生む(無人でつくれる)デジタル新製品と5000の不利益を生む過去のアナログ(多数の人手を必要とするカセット)を一緒に造ることをしますか?????????? 日本でしか使われていないMD それもソニー規格(精度と特許)でしかメカを作れないメーカーが国外に存在しない状況でどうして存続できるのでしょうか????????????????????????????????? 対してMP3は世界規格です。 カセットテープがここまで高性能になったのは日本の技術です。高性能を望むなら単品コンポ製品を繋げばいいだけです。 どうでもいいだけならやすものコンポを繋ばいいだけです。(いまはありません) ラジカセ(きちんとうっています)

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 そう言われてみればそうですが、「日本でしか使われていないMDと世界規格のカセット」ということで考えてみると、国外に存在しないMDはグローバルのカセットに負けて消えるということになりますが、その辺はどうでしょうか? アナログは手がかかるとは言っても、そこがどうしてもわからないのですが…

  • yosifuji20
  • ベストアンサー率43% (2675/6115)
回答No.7

インターネットの普及と半導体の進歩でしょうね。 カセットやMDの時代はいずれにしても磁性体に記録でしたから、その媒体に書き込める量には限界がありました。殆ど1-2時間でした。 又必ずメカが伴うのでこれをある程度以上小さく安く作るには限界がありました。 これがMP3になると、殆どが電子回路ですからサイズの制限は少ないし要領から見てもコストは安いし、故障も少ないということになりました。 同時にインターネットが普及して誰でも簡単にダウンロードができるようになりましたね。これでCDプレーヤーがなくても平気ということになりました。 もし同時にインターネットがこれほど普及しなければ、状況は違う方向になっていたかもしれません。 インターネットがなくて今でもFMを録音しなければならなかったら、まだカセットは生き残ったかもしれません。 ということで今更メカを使用する機器を買うメリットが殆度なくなったというのが実情でしょう

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 >同時にインターネットがこれほど普及しなければ、状況は違う方向になっていたかもしれません。 逆に、磁性体記録メディアが大多数だった時代(Windows95以前?)にインターネットがこれほど普及していれば、カセットもMDもここまで普及しなかったのでしょうか?

回答No.6

・短時間で取り込める。 ・沢山の曲を持ち歩いても嵩張らない。 こういうユーザー側のメリットと、 ・メカ部が簡単(というか、ない?)なので、作りやすい。 というメーカー側のメリットの相乗効果ですかね。 一方で、 ・パソコンがないとどうしようもない というデメリットもありますが。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 昔のソリッドオーディオは、MD1枚分さえ入らないものが多かったので、あの頃MDからMP3に移行したユーザーを見ると、「早まったことを…」と考えていました。

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率25% (1948/7539)
回答No.5

MDプレーヤーは高い精度の部品の製造が必要で工場の製造工程も複雑で価格的に安くできないのでメーカは大きい利益を確保ことができません。 MP3プレーヤーを分解してみればわかりますが部品点数が非常に少なく売れれば確実に利益を確保できます。 ではメーカはどちらをと取るかと言えば同等の性能が得られるなら、初期投資が少なく利益を得ることができる方を選びます。 さらに、MP3プレーヤーは持ち運びが簡単で多くの人が使用しよく売れるし、充電電池が寿命となったりよく壊れますから割安でどんどん買い換えてくれます。 PCが普及してMP3プレーヤーやICレコーダーの使い勝手が非常に良いこともあって、MDを買いたいと思う人があまり居なくなりました。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 「NetMD」もありましたよね?PCの音楽をMDで持ち歩くシステムでしたが、やはりメモリーが低価格化するまでのつなぎだったのでしょうか???

  • dqf00134
  • ベストアンサー率28% (1050/3665)
回答No.4

まず、カセットがオプションになるということでは、CDの存在も大きいと思います。 それ以前のレコードプレーヤーなら、レコードは使うほど摩耗しますから、カセットにダビングして手軽に楽しむということもありましたけど、CDは非接触ということで、あまりそういうことを気にする必要ありませんし、わざわざ音質的に落ちるカセットにダビングするのもあまり意味がありません。(もちろんCDをレンタルでなく買う場合ですが) MDとMP3の場合は、まずパソコンの普及があると思います。 そして、MP3だけでなくAACもそうですが、メディアチェンジの手間要らずの他に、パソコンでの取り込みも再生しながらのダビングよりよほど短時間でできます。 さらにネット上のデータベースに登録されているCDなら、アーティスト名や曲名を自動で入れることもできます。 こういった利便性が大きいと思います。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 古いものは新しいものには利便性では劣っても、資産は最新メディアを凌駕する場合も多いかと思います。 そうした事情もあり、当方は過去メディアへの需要を完全に断ち切れず、CD・MD・カセット・MP3と使いまくっていますが…

  • tama80ji
  • ベストアンサー率71% (2188/3068)
回答No.3

はじめまして。 MDとMP3とありますが、比較対象が間違っています。 正確にはATRACとMP3でしょう。 MDに採用された音声圧縮形式ATRACはソニーが技術公開しませんでした。そのために他社が使用にはソニーの許諾、使用料が発生します。 例外は同時期にパナソニックとフイリップスが共同開発したDCCがあり、登場もほぼ同時期で、どちらが主流になるか不明瞭だったために、ソニー、パナソニック、フイリップスがクロスライセンス協定を結んで、この三社に関しては自由に互いの技術を使用できるようにしました。 MP3(MPEG1レイヤー3)は世界の電気機器メーカーが協議して策定した規格ですので、無償で使用可能です。 そのためにPCを中心に普及しました。 当初はHDDやフラッシュメモリが高価だったために、MOの技術を応用した光磁気ディスクのMDが優勢でしたが、容量的には200MB程度しかありませんでした。 もっとも規格の基準がCDの収録時間でしたので仕方ありません。 その後ATRACはATRAC3となり、さらなる高音質化と長時間収録化も図られました。が、この時点ですでにMP3のデータCDを作成するようになっていて、容量的にもMDは及ぶべきもありません。 機器側でもこれらMP3ディスクの再生に対応し始めした。 ATRACでもCD-Rに書きこむことは可能でしたが、再生できる環境はソニー製の一部の機器でしか再生できなかったために、全く普及しませんでした。 後にHi-MDで1GBのディスクも開発。従来MDも記録密度の改良から高容量化が図られましたが、その時点ですでに圧縮音声形式はMP3に席巻されていましたし、媒体の変化もありました。 このHi-MDの時点でソニーもMP3を無視できなくなり、Hi-MDにはMP3も収録可能となっています。 HDDの低価格化やフラッシュメモリの、高容量、低価格化が進行して、ポータブルオーディオ分野にも進出となりました。 ディスクの入れ替えが無くても済む。振動対策が不要などの要因もありますが、これらは部材さえあればオーディオメーカーでなくても簡単に製造可能ですし、MDのような光磁気ドライブの調整の必要性もなかったので、PCパーツメーカーなどの参入が可能となり、市場はシリコンオーディオに席巻された形となりました。 ソニー自身も初期にATRACを採用したシリコンオーディオプレイヤーを投入しましたが、あまりにも厳格な著作権管理を施したために全く売れず、一旦撤退の憂き目を見ています。 MDは結局、メーカー側では参入のハードルが高い。使用料のコストが嵩む。ユーザー側では著作権管理が厳しい。圧縮形式であるATRACが個人ユーザーでは自由に使用できない、の理由でMP3対応のポータブルオーディオに敗退したとも言えます。 以降は後半の質問に関してです。 前回、前々回の質問も拝見していましたが、回答はしませんでした。 ポータブルCDで聴いた方がカセットよりは音質が良いし、ランダム、プログラム再生も可能でしたので使い勝手の面ではCDの方が上ですし、ダビングする手間暇も不要です。 また本格的に録音する人はバラコンの3ヘッドカセットデッキを使用します。こちらにはDolby-B、C、Sのノイズリダクションもありましたし、メタルテープの使用も可能でした。 ミニコンポのカセット部はラジカセに毛の生えた程度の性能だったので、オーディオマニアは敬遠します。 ミニコンポの初期はメタルテープ対応やDolby-Cにも対応したミニコンポもありましたが、高価となりました。 ミニコンポ購入のメインユーザーはそこまで音質にはこだわりません。カジュアルに、簡単に、安く聴けるのが一番の目的です。 そのためにすぐにミニコンポ向けのカセットデッキ部はテープ録音対応(再生はメタルもOKも一部にはあった)はハイポジションまで、ノイズリダクションはDolby-B搭載していればマシと言う状況となりました。 ミニコンポ購入層もMDやCDで聴いた方がラクなので便利な方を選択します。 すでにこの時点でミニコンポのカセットデッキは、過去の資産再生用と成り果てていました。 従ってオプション扱いとなる場合が多くなりました。 90年代はポータブルCDプレイヤーが最も隆盛した時期です。 >90年代中盤頃からカセット撤廃をするオーディオが増えておかしいと思っていました 当然だと思っていました。 便利さが格段に違います。 新規ユーザーにはカセットの必要性がありません。 ミニコンポ購入層は大半が新規ユーザーでした。 未だに稼働する3ヘッドのカセットデッキを所有していますし、カセットのWalkmanPROも所有していますが、デジタル化の際に使用するだけです。つまり再生用です。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 ソニーはMDのテクノロジーをシリコンオーディオに引きずった感じでしたね。今は緩和されていますが…

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