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文化財への落書きは許されますか?絶対にダメですか?

例えば、2000年前に作られたローマのコロッセオなど、文化財を見ていると、長い年月の間に様々な落書きがしてありますよね。 これらを見ていてふと思ったのですが、ダメだけどやっているわけで、それはとても人間らしい。実際、大昔の人の落書きを見ていると、とても面白く、それに歴史的価値を感じることさえありました。 時々、文化財に落書きをして日本ではニュースになりますが、これは100%悪いことなのでしょうか?

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noname#172673
noname#172673
回答No.21

お礼ありがとうございました。 法隆寺にそんな落書きがあったとは‥。 ところでですが‥ 絵画の修復士は画家が描いたそれに、忠実に添う様に仕事をしているのだそうです。 絵画においても昔の人が加筆したりの跡が発見される事もあります。 加筆が発見されれば調査が入ります。これにより画家本人によるものなのか、他人によるものなのか、年代や加筆に使われたモノは何か、色が入っていたらその原料に至るまで何年も調査するそうです。 その調査内容を全て記録して資料を作成します。 修復士は画家の描いた通りに修復します。そこに落書きがあったからといって そのままにする事は画家の本意に添う事にはならない。 ‥落書きと言えど歴史的事実が隠されているものなので 落書きの記録を全てとる(落書きだからといって消して、はい‥終わりにはしないという意味) 法隆寺の場合も私は同じだと思います。 修復士のそれと同じに考えた方が良いと思う。 建立した人(画家)の本意じゃない落書きは記録にとり、建立した当時の姿のままにすれば 何と言う事もないのではないかと‥。 しかしその落書きって どれくらい調査したのでしょうね。 絵画の場合は随分長く コンクラーベ みたいですが‥。

tanaka_meio
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。 絵画の修復については、はじめて知りました。加筆についてはそのように対応されるのですね。初めて聞く事ばかりでとても参考になりました! 現物を見たことがありませんし、どの程度調査したのかもよく分かりません。ただ、ネットで落書きと公共財や文化財を見ていると、当然、珠玉混在ですがいろいろな所に色々な物がありますね。また、改修工事などで落書きがどの様になったのか分かりませんが、消されたとも残されたとも書いてありませんので不明です・・・ ただ、あの当時、あれだけの建立物に落書きしていた訳ですから、物理的に首と胴が飛ぶリスクを冒せるのは、それはそれで凄いと思ってしまいます。 なお、ローマの落書きについては、半分ネタのような感じで、年代は不明です。ただ、ローマの街中は大昔の建物が大量にありますので、どこかに、いつの時代に書かれたのか分からないような、どうでも良いような落書きが混ざっていそうな気がします。

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  • ukoygwonim
  • ベストアンサー率26% (286/1095)
回答No.1

私は…100%ダメだと思います。 自分では絶対やりません。 >ダメだけどやっているわけで、それはとても人間らしい。 いえ、それを理性で抑えるのが真に人間らしいのでは。 >大昔の人の落書きを見ていると、とても面白く、  それに歴史的価値を感じることさえありました。 それは遺跡ではなく別のものに残せばいいのではないでしょうか。 木の文化の日本では、落書きから文化財そのものが痛んでしまったり、 何より「昔から変わらぬ」姿に価値があると思います。 一度手を加えてしまったら、元に戻すのは至難の業ですから。

tanaka_meio
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。 落書きそのものは非常に芸術性があり面白く思っていますが、私も絶対にやりませんね。 落書きという物を考えるとき、美術館にあるものではなく、他の物とのコラボレーションにも意味があると思っています。 あー、当時の人は、こう考えたのかな?という感じですね。 例えば、法隆寺にも奈良時代に書かれたらしい、エッチな落書きがあるらしいですよ。 しかし、奈良時代ならともかく、現代に於いて、本来作られた元の状態に復元する必要があると主張して、消してしまうのはそれはそれで間違いのような気がします。

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