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文化財への落書きは許されますか?絶対にダメですか?
例えば、2000年前に作られたローマのコロッセオなど、文化財を見ていると、長い年月の間に様々な落書きがしてありますよね。 これらを見ていてふと思ったのですが、ダメだけどやっているわけで、それはとても人間らしい。実際、大昔の人の落書きを見ていると、とても面白く、それに歴史的価値を感じることさえありました。 時々、文化財に落書きをして日本ではニュースになりますが、これは100%悪いことなのでしょうか?
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お礼ありがとうございました。 法隆寺にそんな落書きがあったとは‥。 ところでですが‥ 絵画の修復士は画家が描いたそれに、忠実に添う様に仕事をしているのだそうです。 絵画においても昔の人が加筆したりの跡が発見される事もあります。 加筆が発見されれば調査が入ります。これにより画家本人によるものなのか、他人によるものなのか、年代や加筆に使われたモノは何か、色が入っていたらその原料に至るまで何年も調査するそうです。 その調査内容を全て記録して資料を作成します。 修復士は画家の描いた通りに修復します。そこに落書きがあったからといって そのままにする事は画家の本意に添う事にはならない。 ‥落書きと言えど歴史的事実が隠されているものなので 落書きの記録を全てとる(落書きだからといって消して、はい‥終わりにはしないという意味) 法隆寺の場合も私は同じだと思います。 修復士のそれと同じに考えた方が良いと思う。 建立した人(画家)の本意じゃない落書きは記録にとり、建立した当時の姿のままにすれば 何と言う事もないのではないかと‥。 しかしその落書きって どれくらい調査したのでしょうね。 絵画の場合は随分長く コンクラーベ みたいですが‥。
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- usagiminnto
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あのニュースは憶えていますよ。学生が書いて、掃除に行ったら びっくりされたようですね。(^^)ネットでも話題になりましたね。 私は、100%悪い事だと感じます。自然の風化は致し方ありませんが 歴史的遺産は、人類の遺産です。壁や電車への落書きとは違います。 少なくとも世界遺産に登録されている遺跡は10歳未満以外は犯罪だ と思います。(10歳未満は保護者が罰せられて良いと思います。) 2000年前の遺跡を1000年後に見た人が落書きを歴史的価値と 見られたくはないですね。単なる恥でしょ?
お礼
回答いただきありがとうございます。 私も100%悪いことと思っていたのですが、その観光ガイドさんは、昔の人もね、落書きしてたんだよ!と、観光名所としてウリにしていましたので、恥と言えば恥ですが、そぎ落とすと名所が一つ無くなりますので怒られそうな感じでした。また、実際、一緒に見ていた人も楽しそうでしたので、それには価値が生まれているようです。築2000年で、1000年後に落書きされていて、それを見た人の感想ですね。 日本でも、法隆寺へ奈良時代に落書きされたらしい、エッチな落書きがあるようです。破廉恥で場を弁えない処罰されるべき事ですが、現代に於いて、本来作られた元の状態に復元するのは、それはそれで間違いのような気がします。どうしましょ?
心情的に落書きは嫌い。 プロが丹誠込めて作った物に、敬意を表しない行為です。 形が残らなければいいかというと、板前さんが作った懐石料理を指でつかんでぐちゃぐちゃにして、料金払ったんだから自分の勝手だ、というのも嫌いです。
お礼
回答いただきありがとうございます。 私も、日本の美徳は好きです。ただ、その一方で、ちょっと突き抜けた美術というのも好きであったりします。
- localtombi
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文化財という認定は近世になって以降です。 当時は、文化財ではなく単なる建築物や建造物という認識ですから、建造に関わった人などのそういう落書きや絵、記号などがあってもおかしくないと思います。 今では、遺産や文化財と認定されているものに対する落書きは当然ダメです。 遺産や文化財でなくても、本来落書きは「器物損壊」にあたる罪なのでいけないことです。 余談ですが、九州の伊佐地区は、昔の落書きが見つかったことでここが焼酎発祥の地と確認されました。 伊佐八幡神社の解体修理の際、400年以上も前の宮大工の落書きが見つかりました。 “ここの主はケチで、一度も焼酎を飲ませてくれなかった”というもので、これが日本で初めて「焼酎」という文字が出てきた最古の資料となっています。 こういう落書きが役立つこともありますね。
お礼
回答いただきありがとうございます。 >本来落書きは「器物損壊」にあたる罪なのでいけないことです。 その通りですね。しかし、実際問題有用だったり、その悪いことを役立てたりするのですから、矛盾を感じてしまいます。 このお話は初耳でした。とても面白いですね。発祥の地と言うことになれば、その広告効果は凄いですから、落書きに感謝ですね。 でも、その当時もし、ばれたら、とんでもないことになっていたかもしれませんね。
悪いことです。
お礼
回答いただきありがとうございます。 悪いことですよね。では、絶対にやってはいけないことなのでしょうか? 例えば、法隆寺にも奈良時代に書かれたらしい、エッチな落書きがあるらしいです。しかし、奈良時代ならともかく、現代に於いて、本来作られた元の状態に復元する必要があると主張して、消してしまうのはそれはそれで間違いのような気がします。
- ukoygwonim
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No.1です。 ひとつ書き忘れました。 >大昔の人の落書きを見ていると、とても面白く、 それに歴史的価値を感じることさえありました。 その時にはまだその遺跡自体が「文化財」ではなかったのでしょう。 文化財と認定されてからの故意の落書きとは意味合いが違うような。
お礼
回答いただきありがとうございます。 文化財=公共財も含めて考えてみて下さい。 例の書き込みについてですが、その建造物は2000年前ですが、西暦で1300年?だったかな。刻まれたも物もありましたので、700年経っていれば、その当時でも文化財だと思います。
私はそれほどかまわないです 文化財…といっても、まあ、おっきなゴミですよね 建物として、住めるわけでもない 観お金儲けにはなるんでしょうけど、そのお金が良い事に使われているかどうかも疑問 今、現実に人が住んでいる家とか、通っている学校に ひどいことを落書きするのは、はっきり「悪い」と思えますが おっしゃるとおり、落書きが後世に価値のあるものと認定されることもあるし 文化はステキなものだけど、 文化をめぐって議論、喧嘩、デモ、戦争… までいくとアホだと思います
>これは100%悪いことなのでしょうか? 何百年も前の落書きを見ると、確かにそう思わないでもないですね。 でも、まあ、一応絶対だめということにしておかないと 収拾がつかないですね。 日本だと法隆寺とか薬師寺の塔の裏のほうに 大工さんの落書きとかがありそうだけど、 許容範囲はそれくらいかな。
お礼
すごく、大人な回答ありがとうございます。 お寺にエッチな絵というのは、落書きレベルが現代人にも共通する何かを感じました。 もっとも、あれも、本当に大工さんだったか真相は不明ですが。 バレずにひっそりと数百年経つあたりがポイントでしょうかね?
- nekonynan
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それは、お国によっては、落書きは文化であり普通にOKな所もあります。逆に日本から落書きの誤りに出かけから謝りに来るのがアホって言われるのもあります。国よっては厳罰にされるのもあります。先ごろ韓国人がアメリカの遺跡に落書きして3万ドルもの罰金及び3ヶ月の社会奉仕を命じられたこととあります。日本でも神社に行けば札を張っているのはある意味落書きですか江戸の昔から文化歴史でありますので一概に駄目と言うわけではありません。したがって、その場所のルールを厳格に重んじれば良いのだと思います。
お礼
回答いただきありがとうございます。 確かに、あの国の街中での落書き率はハンパではなかったです。 ダメというが、実は、やっても良いという暗黙のルールでもあるのでしょうかね。現地に住んでいる人に聞いても何言ってるの?という感じで全く気にされていませんでした。文化の違いか未だによく分からないです。
- kei811
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愚問です。 日本では全国でシャッターや壁などに落書きがされていて、困っている地域もあってニュースになってたけど、何であれ人のものに勝手に洛外することは人として間違ってる。
お礼
回答いただきありがとうございます。 しかし、その露出度や話題性ゆえ認められ、壁画として残っている古代の歴史的壁画、 近年では、その絵が認められてしまったようで、シャッター街の活性化として書いて貰う事もで出てきていますよね。もし、この事件がなければ、古代の壁画も残らずその当時を知ることも出来ませんし、シャッター街が活性化することもありませんでした。 別段、社会ルールを破ることを良いと言っているわけではないのですが、ルールを破る人が居ることで福となった事例も結構ある気がします。
お礼
回答いただきありがとうございます。 絵画の修復については、はじめて知りました。加筆についてはそのように対応されるのですね。初めて聞く事ばかりでとても参考になりました! 現物を見たことがありませんし、どの程度調査したのかもよく分かりません。ただ、ネットで落書きと公共財や文化財を見ていると、当然、珠玉混在ですがいろいろな所に色々な物がありますね。また、改修工事などで落書きがどの様になったのか分かりませんが、消されたとも残されたとも書いてありませんので不明です・・・ ただ、あの当時、あれだけの建立物に落書きしていた訳ですから、物理的に首と胴が飛ぶリスクを冒せるのは、それはそれで凄いと思ってしまいます。 なお、ローマの落書きについては、半分ネタのような感じで、年代は不明です。ただ、ローマの街中は大昔の建物が大量にありますので、どこかに、いつの時代に書かれたのか分からないような、どうでも良いような落書きが混ざっていそうな気がします。