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大相撲の横綱昇進について
- 横綱昇進の内規には、「品格、力量ともに抜群」で、「大関が二場所連続優勝かそれに準ずる成績」とあるが、実際には二場所連続優勝の場合しか横綱が誕生していないことに疑問がある。
- 先日の3月場所で大関の把瑠都が綱取りに失敗したが、優勝しなければ昇進のチャンスはないのか疑問である。
- 14勝1敗の場合や13勝2敗で優勝決定戦に出場した場合など、優勝できなくても昇進の条件になる可能性があっても良いのではないかと考えている。
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大相撲の横綱推挙には、過去に「双羽黒(北尾)」の廃業問題があったから横綱審議委員会も慎重なんだと思いますよ。 双羽黒は幕の内優勝経験が一度もないのに、二場所連続で「準優勝の成績だけで昇進」させてしまい世間から疑問視されたことや安易に昇進させたことで本人をますますノボセ上がらせて師匠の親方との確執問題で横綱在位8場所(1年半足らず)で廃業に追い込まれた問題がありましたが、横綱在位中にも一度も優勝してません。 双羽黒が短命だったのは、実力が伴わない本人をノボセ上がらせたからですが「琴桜」や「三重ノ海」も短命横綱でした。 横綱には「降格がない」ので、横綱に昇進したら横綱としての成績を出せないと引退勧告が容赦なく待ってますから、二場所連続優勝出来るぐらいの実力がなければ横綱は務まらないのです。 しかし、短命横綱と言われた琴桜ですら、二場所連続優勝をした時は「琴桜の狂い咲き」とされましたが、幕の内優勝を6度経験して横綱としての責任を果たしてます。 なお、把瑠都の場合は(1)の14勝1敗なら優勝出来なくても横綱昇進の可能性がありましたが、13勝2敗なら優勝が最低条件でしょうね。 今場所の把瑠都みたいな相撲では、横綱昇進はまだまだ先だと思います。
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- nishikasai
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貴方のお考えに賛同します。二場所連続優勝でなくても構いません。 私はそれにもう一つ付け加えたい条件があります。 それは一年間の成績です。 仮にですよ、大関として8勝7敗、全休、8勝7敗、全休、と来ていたダメ大関が突然なにかのはずみで12勝して準優勝したと思ったら、その勢いで次場所には13勝2敗で優勝、そして横綱昇進がかかった場所では14勝1敗という成績で優勝。はい、めでたく横綱昇進です。 でもさ~、突然調子良くなって強くなったんだからまた弱くなることもあるよね。そんな大関を二場所連続したから横綱というのもどうかと思うね。一年間平均して11勝のペースで来ているが、まだ優勝がない。こういう大関なら一回の優勝で横綱で良いと思います。たとえば11、11、13であれば少し勝ち星が少ないけど安定している。一年間を通じての安定度も考慮して欲しいです。
お礼
ご回答ありがとうございました。直前の二場所だけでなく、過去一年くらいの成績の安定感は大事ですね。絶えず優勝争いに絡んで、たとえ優勝を逃しても、大崩れしないことが横綱の条件だと思います。安定感のある新横綱が、早く誕生して欲しいものです。
- tpg0
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訂正があります。 琴桜(先代佐渡ヶ嶽親方)の幕の内優勝回数は調べたら6回ではなく「5回」でしたので、訂正させていただきます。
お礼
訂正の件、了解しました。
お礼
ご回答ありがとうございます。横綱は他の力士の手本であり、成績不振なら引退勧告もあるのですから、安易な昇進は許されないですね。双羽黒の昇進の時代には、比較的短期間に次々と横綱が誕生した時期があったように記憶しています。甘い昇進ではファンの失望だけでなく、相撲協会や横審への不信感にもつながるので、経験も踏まえた確かな成績の裏づけと人間性が求められるべきですね。次に誰が横綱になっても、実力があって品格も良好な横綱になって欲しいものです。