患者を精神的に殺す、熱心な担当医:その後。そして現在こちらで相談したいこと。
過日、表題の件でご相談させていただきました者です。
http://okwave.jp/qa5120058.html
その後、このお医者様と少し揉めてしまいました。
大変熱心なお医者様で、
たとえ細胞診のベテラン専門医が「問題なし」と言っても、
診察結果を相談した別の専門医が「問題なし」と言っても、
個人的に納得できなければ、その分野の権威の研究者に相談なさいます。
過去に患者の病気を見落として死なせたとの苦い経験から、
徹底的に患者を検査なさるわけです。
母はこの先生の診断で引っかかりました。
他のベテラン専門医さんたちは、
「深刻視することない」と判断なさったそうですが、
この先生がそれでは納得できない。
「どこかがおかしい。でも原因が分からない」とのことで、
白黒はっきりするまで検査を続ける必要あり、と。
もしかしたら来年、癌化するかも知れない。
もしかしたら何にもならないまま、
90歳、100歳に到達するかもしれない――と。
どこが原因か分かりませんから、あちこち検査します。
年に何度も放射線を当て、何度も造影剤を入れ、
何度も内臓細胞を抉ることになります。
健康で明るかった母が、検査のたびに体がおかしくなり、
「いま症状が出ているわけでもないのに、
白黒ハッキリするまで、原因究明のための検査漬けなんて、
つらすぎる。もう検査はイヤだ、憂鬱だ。
毎日がつまらない、さっさと死んでしまいたい」
と涙ぐむようになりました。
それを病院面談で告げた夜、お医者様から電話がかかってきました。
「死にたいと漏らすのは鬱病の前兆。
自分もかつて何人もの患者を、鬱で死なせてしまった」
とのことで、紹介状を切るから精神科に行くようにとのこと。
そう言われた母の心の状態はますます悪化……。
少しでも『変わったもの』がないかと徹底的に探しだし、
あれば一生かけて徹底的に原因究明することが、
果たして本当に患者の幸せに繋がるのかどうか。
特に母は70歳。女性の平均寿命まであと20年弱。
4,50歳からの20年と70歳からの20年とでは、
人生の「質(濃度)」が異なると思うのです。
多少の『変わったもの』を体内に抱えていても、
特に本人が支障を感じないのでなければ、
そのままにしておいて、日々を穏やかに暮らすことを、
母は望んでいました。
お医者様は「気にせず毎日普通に暮らせばいい」と仰います。
けれどもそういう生活が出来るのは「知らぬが仏」状態の時。
体内に爆弾になる可能性のあるものがあると告げられた以上、
何も気にせずに心穏やかに、というのは難しい。
「貴女の体内の『変わったもの』が、医学者としての僕に勉強に教えてくれる。
一緒に勉強していきましょう」と、担当医さんから言われましたが、
母や私が望むのは「心身ともに穏やかな生活」であり、
「お医者様とのお勉強」ではないのです。
それをお話したところ、
「ならばもう、検査は受けなくてもよろしい。
でも検査を受けないことによって何かが進行するかも知れない。
その不安に耐えられるのか?
とにかく過度に悩む貴女の精神状態が心配だ、精神科に行きなさい」とのこと。
その後も「ちゃんと精神科に行ったか?とても心配している」と、
自宅に電話が掛かってきます。
熱心に心配して下されば下さるほど、母は、
「私は鬱病患者なの? 自覚していないだけで自殺予備軍なの?」
と、追いつめられていく感じです。
前置きが長くなってしまいました。
こちらで今回何をご相談したいかと申しますと、
医師側と患者側の間に立ち、
基本的に患者の立場にたって相談に乗ってくれる、
良いカウンセリング機関をご存じであれば、
教えていただきたいということです。
(諸事情より、行政主催の窓口は避けたく思います)
ただ母は、他に離婚問題等も抱えており、
それらも「悩み」に絡んでいると思われますので、
そうした面も含めた、「患者にとってのQOL」を考慮してくださる、
カウンセリング機関を希望しております。
お力添えをいただけましたら、ありがたく存じます。
よろしくお願いいたします。
※お返事が遅れるかも知れませんが、何卒ご容赦下さい。
お礼
ありがとうございます。 しかし、それでも分からないでいます。潰された(なくなった)可能性が高くあります。