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ステリハイドの消毒方法について

ステリハイドの消毒について質問です。歯医者で勤務しているのですが、オレンジと緑の二種類のステリハイドがあると思うのですが、違いは効果期間の違いですよね?オレンジは開けたら一週間効果があり緑は二週間が効果があると習いました。蓋をしっかりして保管してれば患者ごとにその液は変えなくても効果はあるのでしょうか? 例えば患者に使った器具をステリハイドに一時間浸けて時間がたったら水洗して、そのあと直ぐに他の患者さんに使った器具を同じ液にいれて同じように一時間消毒しても効果はありますよね?説明書を読んでもそこまで書いてなかったので分かりませんでした。

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  • aokisika
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回答No.1

私の歯科医院では、以前ステリハイドを使っていましたが、現在は他の銘柄の製品を使っています。ですからここに書く情報は正確なものではありません。他に回答がつかないようなのでコメントします。 グルタール製剤は、成分のグルタールアルデヒドが細菌やウイルスの細胞膜のたんぱく質に結合することで殺菌します。ですから、グルタールアルデヒドは使うことで消費されます。何回も使うとグルタールアルデヒドが沢山消費されますから殺菌力が弱くなります。1回に入れる器具が沢山あると、やはりグルタールアルデヒドが沢山消費され、殺菌力が早く弱くなります。 従って、グルタール製剤の使用可能期間は、使用回数と1回の使用器具の量によって変化します。何回も使えば早く劣化しますし、あまり使わなければ劣化は遅くなります。 1週間とか2週間とか決まった期間で使えなくなるわけではありません。 また、グルタールアルデヒド製剤は使用しなくても自然に少しづつ分解して殺菌力が落ちてゆきます。メーカーのサイトの説明によると、ステリハイドは使用しなくても1週間でグルタールアルデヒドが90%に減少します。つまり、2%のステリハイドは、使わなくても1週間後には1.8%になってしまいます。 これにたいして、2%ステリハイドLは使わない状態で2週間後に1.8%になります。これが2種類のステリハイドの違いです。これは1週間使えるとか2週間使えるとかいう意味ではありません。メーカーのサイトには、使い方によっては2~3日で新しくした方が良いこともあると記載されています。 グルタール製剤は、使用するごとに少しずつ弱くなりますが、1回使ったらもう使えない、というようなことはありません。何回も使えます。しかし、血液が付着した器具を浸けると殺菌力がかなり落ちるようです。ご心配なら付属のステリマークでチェックするとよいでしょう。ステリマークは材料やさんに言うと持ってきてくれるはずです。 http://www.maruishi-pharm.co.jp/med2/product-supply221.html

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