国債、円を刷る、日銀 がキーワードの設問です。
金を刷って借金返済するれば良い。
という考え方がありますが、実際の金の流れはどうなるのでしょうか?
又、政府が国債を発行し日銀が引き受ければよい。
という考え方がありますが、今一意味が解りません。正直乱暴な意見だと思います。
この点において、詳しい方に教えていただきたいです。
背景には、次のような考え方があります。
ネットの政治討論系コミュニティでは、日本の財政、国債について楽観論者があふれているように見える。
だが、もし安全なら、信頼に足る投資先であるならば、なぜ郵貯やかんぽ、年金、日銀等に押し付けているのか?
実際、一般の投資家たちはどんどん買わなくなってきている。たとえば10年債などは、最近では、ほぼ誰も買わなくなっていると言っていいくらいの状況が続いていた。償還・買換え期を迎えた7月には金利引き上げもあり、販売額の急増はあったものの、基本的には国債離れが進んできているのは事実だ。
また、国際的な格付け会社による日本の国債格付けにも表れている。
昨日も、フィッチが「格下げの可能性は50パーセント以上」と声明を出している。日本政府は「国債の格下げの可能性についてはノーコメント」と言って逃げている。
楽観論者たちは、「格付けなんか信用できないから気にしなくていい」というが、当の日本政府も、まったく自信を示さない。自信があれば「たとえ格下げがあろうと、日本国債の状況は極めて健全だ」とでも声明を出すはずだ。
だがなにしろ販売額、購入者がいなくなっているのだから、「安心だ」なんて言えるはずがない。
日本国債が厳しい状況にあることは一目瞭然であるのに、彼らはいったいどういう気持ちで安全だ、信頼できる、大丈夫、と言っているんだろう?
最後にニュースを一つ紹介する。
昨日、日本国債のさらなる格下げの可能性を発表したフィッチに関するものです。
ちなみに、ここで言っている「国民が無理やり買わされている」、と言うのは、つまり年金やゆうちょ・簡保、そして銀行も、国民から預かっているお金で国債を買っていることを指しているのだろうから、実際には、国民は「無理やり」と言うより、「知らないうちに買わされている」と言った方が正確かもしれません。
補足
それは、予算の大まかな割り振りですよね。償還が終わった債券については、その年の金額の増減から判断しろと言う事でしょうか?