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リニアモーターカー
30年前「夢の超特急」として認知していましたが、いつになったら実用化されるのでしょう。早く乗りたいんですけど。
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◆Naka◆ 「お礼」を拝見いたしました。 一つずつお答えしていきたいと思います。(私の知る範囲で…) >僕の中では「30年前」って感じなんですが、そこから97年までの間は何も行われていなかったんですかね? リニアモーター推進の浮上式鉄道は、1962年に研究が始められました。 実に40年前、まだ東海道新幹線も営業を始めていない頃の話です。 その10年後、当時はまだ「国鉄」でしたが、鉄道技術研究所の中で走行試験が行われました。 そして、1977年には宮崎に実験線が建設され、79年には初期型のML-500という車両が無人走行で517km/hの記録を達成しています。 その後約10年間に渡り、宮崎では様々な実験を繰り返しましたが、この実験線は距離がわずか7.0kmで単線であったため、もっと距離があって、すれ違い試験もできるよう複線にし、トンネル、鉄橋や勾配を有する、より実践的な新実験線の建設の必要性が出てきました。 そこでいくつかの候補地が挙げられたのですが、先述の経緯によって山梨に建設されることになったわけです。 >「電磁波に対する不安」はどういう状況なんですかね? リニアモーターカーは当然強力な電磁石を使用するわけですから、電磁波が発生します。 過去200ガウスを越える値も記録しています。 この200ガウスという電磁波が、乗客、周辺住民の身体や生活にどのような影響を与えるものなのか、まだはっきりと結論が出ているわけではありませんが、一般に電磁波障害が精神・神経障害や異常妊娠・出産、または白血病などを引き起こす、というのは通説になっております。 そのため、走行試験と並行して電磁波の影響についても本気で観測し、取り組んでもらわないと、まだまだ無条件で歓迎するわけにはいきませんね。 >「莫大な走行コスト」はあらかじめ予想されたことではないのでしょうか? そうでしょうね。 ただ、研究を重ねていくことによって解決できる問題であると認識していたのは確かでしょう。 今後の大きな課題の一つですね。 >モーダルシフトっていうのはどういう効果があるのですか? なるべく簡潔にまとめてみますね。 モーダルシフトは、元々トラック主体の物流を、船舶・鉄道による輸送に切り替えていこうという姿勢から生まれたもので、広義では旅客輸送をも含めて考えています。 これは、物流におけるトラック、旅客輸送における航空機、自家用車が、環境問題や省エネの上から、いかに立場の悪いものであるかを検証すればわかります。 例えば、貨物輸送について見てみると、同じ重量の荷物を運ぶときに排出する二酸化炭素の量は、トラックの場合、鉄道の10倍~30倍、船の5倍~15倍であり、航空機の場合は、鉄道の50倍以上にもなっています。 旅客輸送について見ても、人一人を運ぶときに排出される二酸化炭素は、自家用車の場合、鉄道の10倍弱、バスの2倍以上であり、航空機は鉄道の5~6倍、バスの2倍弱にもなっているんです。 そして二酸化炭素の排出量が多いということは、当然より多くのエネルギーを消費しているわけですから、省エネの観点からも不利になります。 確かに自家用車は便利であり、航空機は時間的メリットが大きいですが、だからと言って環境破壊に積極的に荷担する道理にはならないでしょう。 例えば日本の場合、道路建設や維持に使われる税金は、鉄道の20倍以上にもなっています。 それでいて、整備新幹線は金のムダなどと言っているのですから笑止ですね。 ヨーロッパあたりの先進国では、むしろ鉄道にかけている金の方が、道路よりも大きいところが多いくらいなのです。 また日本の場合、空港にも多大な金をかけています。 例えば羽田空港1港の敷地面積は、東海道新幹線の東京~新大阪全部の敷地に匹敵することをご存知ですか?? こういった理由から、モーダルシフトは現代人が無視することができない重要な課題の一つになっていると言えるでしょう。 モーダルシフトについては、下記↓参考URLもご覧になってみてください。
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- mak0chan
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30年前に「夢の超特急」といわれたリニヤモーターカーは、その後「超伝導式」と「常電動式」に分化しました。このうち超伝導式の現況については、既に回答が出ていますので省略します。 一方、常電動式のリニヤモーターカーが既に実用化され、まもなく商業運転を始めます。それは「愛知高速鉄道」で、2005年3月、愛知万博を控えた地下鉄藤ヶ丘駅(名古屋市名東区)から愛知環状鉄道八草駅(豊田市)まで開通します。 超伝導式ほど速く走るわけではありませんが、完全にレールから浮いて走る正真正銘のリニヤモーターカーです。愛称「リニモ」。詳しくは参考URLをどうぞ。
- 参考URL:
- http://www.linimo.jp/
お礼
ありがとうございます。へー名古屋のは浮くんですか!。それはいい。常電動と超電動ってどうちがうんですか?
- yumetarou
- ベストアンサー率15% (21/133)
たぶん実現は無理だと思われます。 建設費は莫大に掛かり、保守や採算性に合わないと思われます。5年後には、施設は取り壊され、また一つ 税金の無駄遣いと批判されるでしょう。
お礼
ありがとうございます。ぼくもそうじゃないかと思うんですよね。コンコルドとだぶりますね。
- apple-man
- ベストアンサー率31% (923/2913)
他の方の回答にあるように、今でも 実験線に乗ろうと思えば乗れるかもしれません。 >いつになったら実用化されるのでしょう。 営業用の路線の開通ということでしたら、 あと10年くらい無理でしょう。 経済との兼ね合いがありますから。 建設費の問題以外に、現状の路線の利用者数の 増加が予想を下回っているようですから 必要性もそれほど急をようするものでなくなって しまったようなんですね。
お礼
ありがとうございます。使用者数が予想を下回ってるんですか?あんなに新幹線が増発されてんのに?どんだけ増えればええねん?
- kenyamanasi
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山梨県でもたまに募集しています。
お礼
ありがとうございます。ここはいってみたいと思いました。
- bakatono
- ベストアンサー率38% (35/90)
数週間前,「有人走行世界最速となる時速581キロを達成した」というニュースを見ました.実用化へ向け着実に進んでいるようです. また,同ニュースで,「今後,最高速を更新する走行試験の予定はない」と言っていましたので,今後は実用化へ向けて安全性向上や騒音低減,コストダウンなどのさらに現実的な開発に移行するのではないでしょうか. 夢の超特急が夢で無くなる日もそう遠くないかもしれませんね.
お礼
ありがとうございます。581キロだと東京ー大阪何分なんですかね?。着実といっても既に何十年たっとんねんという話ですが。
- tsuki-san
- ベストアンサー率29% (30/102)
#1さんも書いていますが、JR東海では山梨実験線で定期的に試乗会をやっています。↓ 最近では2003年9月にあったようです。 事前申し込みで抽選に当たれば試乗できます。 ただし、競争倍率は約80培との情報もあります。
お礼
ありがとうございます。80倍ですか。
- neco
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抽選に当たればもう乗れますよ
お礼
ありがとうございます。そうなんですね。
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お礼
ありがとうございます。考えてみると、じゃあなぜリニアを輸送機関にと考えたのでしょうね?いけると思ったんでしょうかね?62年ですか。40年研究してできないものっていったいなんなんだろう。走行実験って何回やっとんねん。そもそも磁石をつかって浮くんだから電磁波は出ますよね。★モーダルシフトありがとうございます。羽田と鉄道の敷地比較は驚きです。鉄道って以外と場所とってないってことになりますね。★因みにリニアのランニングコストはどうなんでしょう?これが高かったらもうアウトではないでしょうか?モーダル的にはよさそうですね。