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ライン出力とマイク出力
超初心者です。 ショットガンマイクや、有線ピンマイク、または手持ちダイナミックマイクをミキサーやレコーダーに繋いだりする場合は、それぞれ”この種類のマイクはライン入力、この種類はマイク入力” といったふうに、決まっているものなのでしょうか? 簡単に説明して頂ける方がいればよろしくお願い致します。
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- John_Papa
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再びNo.4のJohn_Papaです。 sound devices 302 Field Mixerといえば、放送関係の仕事なんですね。 MKH416ショットガンマイク(日本は銃社会ではないのでショットガンと言ってもピンと来ないので和名では望遠マイクと言ってましたね)とか、ECM77Bラベリアマイク(仕込み用マイク)とか、SM63インタビューマイクで察しはついていましたが、これでreikidexraimiさんは駆け出しのADさん確定です。 なにか重要な用語の勘違いをしておられます。 トランスミッター(送信機)には必ずチューナー(受信機)がセットになります。 例えば、取材用ではこんな感じのセットになります。 http://www.sony.jp/pro-audio/products/UWP-V1/index.html 会社の機材をご確認ください。 お手持ちの3種のマイクは、用途は最初に記していますのでお分かりと思いますが、 MKH416とECM77B(電池が入っていなければ)はPH(PHの設定は48V) SM63はDYN が適正なスイッチポジションになります。 会社に、仕様書がなければ、それぞれの品名でネット検索しすれば仕様を確認できます、慣れれば難しくはありませんので、仕様書を読んで判断できるようになってください。 仕様書をプリントしてどこがポイントか、など上司に聞くとかわいがってもらえるかもしれません。 チームワークが大事な仕事ですから、仕事上のコミュニケーションが円滑になる質問を喜ばない上司はいないとおもいますよ。
- HAL2(@HALTWO)
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A No.3 HALTWO です。 >ECM77Bは・・・”トランスミッター内の電池からの電力で動いている”ということでいいのですよね? >トランスミッター内の乾電池はトランスミッター自身が音を飛ばすために必要な電力と、有線ピンマイクにPhantom電力として送るための電力とを両方供給している。というふうに理解しているんですが、間違っているでしょうか? Transmitter に何を用いていらっしゃるのかが判りませんが、Transmitter に Phantom 電源供給機能がないのであれば ECM77B は内蔵する単三乾電池で駆動されている筈です。 ECM77B は下記写真のように Lavalier Type とも呼ばれる Tie-Pin 型 Microphone Unit から伸びる Cable の先に乾電池 Case と CANON XLR Connector が一体化された Power Unit が繋がっており、この中に入れた単三乾電池で駆動できます。・・・もしかして、この Power Unit を Transmitter と勘違いされていらっしゃいませんか? 電池駆動時間は Manganese 電池で 5000 時間、LR6 Alkali 乾電池で 6000 時間もあり、一度乾電池を入れたら半年以上は駆動し続けることができますので特に On/Off Switch などありません。 Transmitter の出力が Line Level なのであれば Transmitter と繋いでいる Sound Device 302 の入力 Channel は Mic ではなく Line に Selector を合わせるべきです。・・・Phantom 電源は不要ですので DYN (Dynamic Type) Position はそのままで良いと思います。・・・Transmitter と称されているものが ECM77B の Power Unit であるのならば入力 Selector は Line ではなく、Mic に合わせます。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ マイクを接続する目的の入力部が「マイク入力」です。 特殊なマイクプリアンプ内蔵でラインとか、更にはADコンバーターとUSBインターフェース内蔵で接続はコンピューターのUSB端子と言う物も有りますが、それらはごく特殊な物で必ず明記されています。 マイク入力でもおまかに、 1、コンデンサーマイクのファントム電源が必要な物、 2、ダイナミックマイクや電池入りのエレクトレットコンデンサーマイク、 3、電池が無いエレクトレットコンデンサーマイクではプラグインパワー方式と言うケースがあります。 1のケースはXLR(キャノン)端子による接続。 2の場合はXLR(キャノン)、又は標準フォン、又はミニフォン接続。 3のケースはミニフォン、ミニステレオフォン接続。 と言うのが一般的です。(特殊例はあります。) ショットガンタイプには独自接続で指向性をコントロールするプリアンプとの接続という物も有ります。 さらにマイクの構造により、1、2、3、のそれぞれの製品も有ります。 有線ピンマイクはマイク構造から1、2、3のケースもありますし、腰に付けるアダプターまではミニXLRとかミニDINなど特殊端子の例はあります。その後の接続はアダプターの仕様次第です。 手持ちのダイナミックマイクは2のケースでしょう。 一応、プロ現場ではXLRが標準で、マイクの仕様に合わせてファンタムの有無程度。 民生用ハンディービデオカメラではステレオミニが標準でプラグインパワー対応は機種ごとの違い。 業務用カラオケでは標準フォンが名前の通り標準ですが、家庭用の中にはミニフォンの製品も有ります。 パソコンやICレコーダー等ではプラグインパワー対応のミニフォン、ステレオミニフォンが多いようです。 どれも「マイク入力」です。 基準と成るダイナミックマイクですが、音の振動で発電していますので、とても微小な信号を扱います。 ラインは機器間を接続する物で、マイクレベルとは桁違いの信号です。 特殊例はありますが、基本的に「マイクはマイク端子へ」 でオッケーです。
- John_Papa
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お手持ちのマイクは全てMICへ入力してください。 MKH416は電圧48Vのファントム電源が必要です。ミキサーにPhantomのスイッチが有ればそれを入れれば使えます。 (P48)はそういう意味なんですね。 ECM77Bは単3形乾電池でも使えますが、同じくミキサーから48Vファントム電源を送って使うことができます。 SM63は、ダイナミックマイクで電源を必要としませんが、48Vファントム電源が送られても支障なく使うことができます。 MKH416は、他の2つのマイクと同じ距離で使うと出力レベルがかなり高くなります。 これは、マイクの用途が、SM63やECM77Bは口元で使いMKH416は離れた所から使う用途に作られている為で(その目的の為に指向性も狭く設計されています)、SM63を20cmの距離で使うのとほぼ同じ音量を2m程度離れた位置で得る事ができます。つまり距離が10倍でほぼ同出力になるように作られているのです。 で、LINEに繋ぐマイクはそう多くはありません。マイク内にプリアンプが入っている事が必要ですので電池などで電源を内蔵しているマイクに限られます。48Vファントム電源はマイクに供給することが前提ですので、必然的にマイク入力レベルを想定されて製造されます。 また、民生用にビデオカメラなどマイクに電源を供給するプラグインパワー(電圧5V)を採用していますが、これも同様にマイク入力レベルを想定しています。 一方、LINEレベルのマイクはワイアレスマイクがその代表で、受信機にアンプを内蔵しています。 MKH416の出力が高めなのは、離れた位置から適度な音量に収音する為であり、高めといってもLINEレベルよりは出力が小さい事にご留意ください。
- HAL2(@HALTWO)
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A No.2 HALTWO です。 SENNHEISER MKH416 は Phantom 電源供給可能な CANON XLR Microphone 端子に繋ぎます (Mixer 側の端子は、見た目は CANON XLR 端子ですが、Phantom 電源を入れるか否かの Switch が付いていると思います) この Microphone は Condenser Microphone と言って振動板に高電圧をかけて電気容量を持たせる、つまり Condenser にする方式ですので DC48V の Phantom 電源が必須となります。 SONY ECM77B も CANON XLR Microphone 端子に繋ぎますが、乾電池でも駆動する Type ですので Phantom 電源を入れるか否かは任意です。 この Microphone は一種の Condenser Microphone ですが、振動板を予め帯電させておく Electret Condenser 型であることから僅かな電力で駆動できる特徴があり、多くの Electret Condenser 型 Microphone は乾電池だけで駆動できるのですが、SONY ECM77B のような Professional 用 Microphone の中には他の Condenser Microphone と同様に Phantom 電源を利用可能なものもあります。 SHURE SM63 は本体に接続する Cable 末端にある Plug 形状によって CANON XLR Microphone 端子は Phone Microphone 端子に繋ぎます。 これは電源を必要としない Dynamic 型の Microphone ですので CANON XLR Microphone 端子に繋ぐ際には Phantom 電源を Off にして繋ぎます。 いずれも Microphone 端子 (Low Impedance) に繋ぐものであり、Line 端子に繋いだり High Impedance の Microphone 端子に繋ぐものではありません。 SONY ECM77B や SHURE SM63 に較べて SENNHEISER MKH416 はずば抜けて (10 倍ぐらい) 感度が高いので Mixer での音量 Balance 調整が必須です。
お礼
またまた詳しい説明ありがとうございます! >この Microphone は一種の Condenser Microphone ですが、振動板を予め帯電させておく Electret Condenser 型であることから僅かな電力で駆動できる特徴があり、多くの Electret Condenser 型 Microphone は乾電池だけで駆動できるのですが、SONY ECM77B のような Professional 用 Microphone の中には他の Condenser Microphone と同様に Phantom 電源を利用可能なものもあります。 ECM77B→トランスミッター→sound device302という感じに接続していたのですが、上司がセットしたミキサー自体がDYNの設定になっていたので、”あれ?ECM77Bはコンデンサーマイクだから電力が必要であって、、、でも、マイク自体はトランスミッターをかましているから、ミキサーからは電力は送っていないし、だからDYNに設定されているのか。。。じゃあ、このマイク自体はトランスミッターに入っている乾電池からPhantom電源として電力が送られているということなのかな?” とかいろいろ考えていましたが、この”トランスミッター内の電池からの電力で動いている”ということでいいのですよね? トランスミッター内の乾電池はトランスミッター自身が音を飛ばすために必要な電力と、有線ピンマイクにPhantom電力として送るための電力とを両方供給している。というふうに理解しているんですが、間違っているでしょうか? そして、というか、だからこそ、ミキサーへの入力部分のPH、DYNの切り替え部分はこの場合、どちらでも関係が無い。ということでしょうか? なんか、ややこしい質問ですみませんが、これを教えて頂けると本当に本当に助かります! いつも丁寧に、私みたいなド素人にもわかりやすい説明してくださって、本当にありがたいです!
- HAL2(@HALTWO)
- ベストアンサー率53% (2340/4389)
はい、決まっています。 大きく分ければ Low Impedance 型 (600Ω 以下及び 600Ω 用) と High Impedance 型 (10kΩ 以下及び 10kΩ 用) とに分かれ、更に Phantom 電源を使用するものと使用しないもの、CANON XLR 端子に繋ぐものと Phone (Standard Phone または Mini Phone) 端子に繋ぐもの、特殊なものとして Tranceiver Head Set のように Microhone と Ear Speaker とが一緒になったものなどに分かれるのですが、御質問者さんが挙げられた「Shot Gun Microphone、Tie-Pin Microphone、Handy Dynamic Microphone」はその殆どが Low Impedance 型で Phantom 電源を使用せず、Phone (Standard または Mini) または Stereo Mini Phone 或いは CANON XLR 端子に接続するものになります・・・まあ Phone Plug が付いているものは Phantom 電源など使用しませんし、殆どのものが Low Impedance 型ですので Microhpone 入力に繋げば良く、特に注意書きがない限り Input Selector を Line 入力にしなければならないものはないでしょう。 極一部の Microphone には Line Level で出力できるものがあり、その場合は Input Selector を Line 入力にしまますが、初心者の御質問者さんが使うであろう音楽収録用 Microphone に Line 入力で適切な音量を得られるものはないでしょうから Input Selector を Line 入力にしてしまうと極端に音が小さくなる筈です。
お礼
詳しく教えて頂いてどうもありがとうございます。 実は、いまある所で研修をしているのですが、そこで使われているガンマイクはMKH416(P48)となります。 このマイクですと、コンデンサーマイクという事で、ファントム電源が必要なものという事でしょうか? また、HALTOさんがおっしゃるように、この形のガンマイクとなると、ほとんどのマイクとは別の特殊な例になるということでしょうか? あと、ピンマイクですが、sonyのECM77Bで、ハンドマイクがShureのSM63となります。 このそれぞれのマイクはミキサーに繋ぐ場合、LINE又はMICのどちらで入力するのか? そしてそれは何故か? というのが、わかれば教えて頂ければ大変助かるのですが、お願い出来ますでしょうか?
- yasuto07
- ベストアンサー率12% (1344/10625)
刺してみればわかるでしょう。ボリュームは下げて置いてね。
お礼
詳しく教えていただき本当にありがとうございます。 さすがプロの方といった回答を頂いて非常に勉強になりました!