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瓦礫受け入れについて。

被災地の瓦礫の受け入れについて、中学生にも分かるように教えていただきたいです。 みんなバラバラな意見ばかりで、どれが正しいのかさっぱりです。 (何が正しいのかなんて誰にも決められないこともありますが・・・) 自分の県でも受け入れるようだと、ニュースを見て知ったのですが、 反対運動が起こっていることも同時に知りました。 私にはそれが信じられませんでした。 被災者の方々が悲しむようなことを、そんなに堂々とできるはずがないと思っていたからです。 しかし、私のまわりの大人も、反対だといいます。 国の言っていることが信じられず、放射能が怖いからだと言っていました。 私は、「復興のためにはやるべきではないのか」 「なら瓦礫はどうするのか」と聞きました。 すると、「被災地が復興するには、まだ何年もかかるのだから、 瓦礫はまだしばらくそのままにしておいて、放射能が消えるのを待てばいい。」 と答えました。 私はこれ以上つっこんで聞くことができませんでした。 大人が言うなら、そうなのかと思ってしまったからです。 この意見は正しいのですか? この問題についてどんな意見をお持ちですか? 教えてください。

みんなの回答

回答No.7

簡単に言うと、薄めてはいけないということです。 高濃度化、集中化が鉄則なのです。なぜなら、放射性物質は薄めたら無害化する代物ではないからです。 県外へ広く持ち出して燃やして大気中へ拡散させるなど論外です。フィルタリングした煙や灰は高濃度の放射性廃棄物になりますが、その処分地を分散させてはダメです。これは、生死がかかる非常に重要なことがらなので、痛みを分かち合うなどという情緒的な判断や復興が遅れるというような経済的側面よりも生命を優先に考える必要があることなのです。また、既に汚染は全国に広がっていて、これ以上の拡散は許されないという意識が必要だと思います。 どうするのがいいかというと、現地に、放射性瓦礫処理用の焼却施設を直ちに建設することです。 排気、排水も事故前の法律に則った基準として、灰の処理も専門の設備にするしかありません。 瓦礫の処理は、現地の除染と総合的に考えるべきで、福島第一原発へ戻す・・・つまり、我々は、拡散してしまった放射性物質をなるべく元の格納容器内へ戻す方向へ努力するしかないのです。 何の責任もないあなた達を前にして、大人達は正しく行動する必要があるのですが、現実はそうではありません。 この状況をよく見ておいて下さい。十年後のあなた達は、本当の正しさの何たるかを若くして知る世代になります。

回答No.6

放射線に、これ以下なら安全という閾値はありません。 京都大学の小出助教のお話を理解できるまで聞いてください。 youtubeで小出裕章で検索すれば、たくさん出てきます。

回答No.5

チェルノブイリの事故のこと、調べてみるといいかもしれません。 基本的に瓦礫は移動させず、その地で処理すべきです。 汚染が少ないといわれている岩手でも 稲わらの高濃度汚染が確認されていますよね。 そして放射性物質はセシウムだけではなく もっと危険な物質もあります。 瓦礫、すべて検査なんてできません。 もってきてそれを燃やすことでどういった影響がでるのか、 本当に安全なのか、ちゃんと議論されないまま 「安全」と決め付けて受け入れる。 それはよくないことだと思います。 どうして瓦礫を各地で受け入れよう、という動きがあると思いますか? 瓦礫受け入れ処分費用は被災地が負担します。 東京都の場合、処分する業者は東電子会社でした。 結局、お金が絡んでいるのです。 被災地の復興のため、と言っていますが、 そんなにキレイなことではないです。 本当に復興を考えるなら被災地で処理場を作り、 仕事がなくなった被災者を雇用して 経済活性化する方法もあります。

  • ww_p
  • ベストアンサー率38% (7/18)
回答No.4

被災地を歩き回って見てくれば一目瞭然ですが、既に大方のガレキは片付けられ、邪魔にならない場所に集積されてます。 現在の段階で未だ復興が滞りがちなのはガレキの為でなく、国や地元自治体の政治的要因によります。 この点、現地の住民にも若干の誤解があって、ガレキのために復興が遅れていると勘違いされてる面もあります。 邪魔にならない場所に集積されたガレキはいずれは処分しなければなりませんが、ガレキには放射性セシウムその他の人工放射性物質が含まれている為、焼却行為によって大気中に放射性物質を撒き散らし、発生した灰にも高濃度の人工放射性物質が含まれるのが明らかになっていますので、多くの自治体はガレキの引き受けに消極的です。(東北地方や東京都で一部受け入れてはいます) 一部に焼却灰は無害であるとする主張もありますが、放射線量計で検知できない低レベル放射性ガレキも焼却処分しますとその焼却灰中に高濃度放射性セシウムが含有されるのは、多くの現場で判明している事であり、今度はその焼却灰の処分地を巡って混乱するケースも有ります。 (この点、国の埋設廃棄処分可能の基準値を満たしていても、各自治体は埋設に消極的です) 焼却行為による人工放射性物質の拡散や濃縮は、被災県のガレキだけでなく、例えば東京のゴミを燃やしても焼却灰の中に含まれる事も有ります。 反面、原発事故で汚染されなかった地域の焼却場ではそれほど顕著な濃縮は起こっていません。 こういう事情があるため、全国の自治体の住民感情としては、原発事故の放射能被害から運良く、ようやく生き残ったのに、放射性物質で汚染された地域のガレキ処分を引き受けて、地元が放射性物質で汚染されるのは耐え難い… という感覚があり、どこでも概ねガレキ受け入れに反対の人が多数派になってます。 焼却灰中、或いは排出煙中に含まれる人工放射性物質は無害である! と主張する人がいても、それは嘘で、、ならばそう主張する人は焼却煙を屋内に引いて24時間吸い続けてみればよいわけで。 焼却灰を部屋のに畳の上にばら撒いて、その上で昼寝してればいいんですよ。 そもそも、放射性物質が含まれていようがいまいが、余計なゴミの焼却処理にはどこも神経を使うわけで、無条件にバンバン受け入れOKとするのであれば、それなりの理由があります。 言われているのは「カネめあて」とか。自治体の首長や自治体にカネがばら撒かれているそうです。 放射性物質は拡散させるべきでなく、出来うるだけ隔離すべきです。 この点、日本の放射能防護対策は根底から誤ってますね。

  • fisker
  • ベストアンサー率31% (103/324)
回答No.3

一つ大きな誤解があると思うのですが、現在広域処理、つまり被災地とは別の地域で処理する事が検討されているのは宮城県と岩手県の地震、津波による瓦礫です。福島県のものではありません。大人でも、そこを誤解したまま反対している人がたくさんいます。 詳しく調べれば日本中どこででも放射性物質は検出されるので、問題の瓦礫も調べればいくらかは出るでしょう。ではそれが危険かというと、ほとんど危険性には関係ありません。 実は、わずかな放射性物質のあるなしに関わらず、瓦礫というのは色々なものがごちゃ混ぜになっているので処理するのはそこそこ危険なものです。アスベストなんかも含まれるでしょう。有害な化学薬品がまぎれているかも知れません。ですから、それを引き受けるという事はある程度の危険を引き受けるということです。そんなのは嫌だ、というのも自然な感情でしょう。 では、だれも引き受け手がなければどうなるでしょうか。その危険な瓦礫は危険な状態のまま被災地に放置されます。現在の処理能力では何十年も掛かるような量なので、処理施設を新しく建てても処理には何年もかかります。夏になれば、自然発火して全く管理されない状態で灰が飛び散ったりもするでしょう。何より、瓦礫をどかす事ができないので復興する事もできません。 放射能とは関係なく危険なもの、面倒なものは引き受けたくないというのは正直な感情ですが、それはつまり被災地の人にその危険を押し付けるということで、自分さえ良ければ被災地の人はどうでもいいという、とても自分勝手な感情でもあります。 どう考えるかは人それぞれですが、私なら、困っている人がいれば自分が少し損をしても助けてあげるということが当たり前にできる社会に住みたいと思います。

回答No.2

>瓦礫はまだしばらくそのままにしておいて、放射能が消えるのを待てばいい。 ちょうどいい機会ですから「半減期」というのを勉強するといいでしょうね。 まぁ、今の中高年なんて1960年代に中国が盛大に繰り返した大気圏内核実験のおかげで散々降り注いだ放射性物質をたっぷり浴びて、しっかり生物濃縮された食品を食べ続け、ついでに言えば後日発ガン性などの問題で使用禁止になったような着色料やら甘味料たっぷり入り(かつての駄菓子の味も色もどぎつかったこと)の菓子類などをたらふく食い、工業地帯近くだとアルミサッシが腐食されてボロボロになるような雨を浴び、鉛の入ったガソリンを使って触媒も通さずに撒き散らした排気ガスを吸って・・・もう、無茶苦茶な環境で育ってるんですよね。 それでもなお、世界有数の長寿国っていうんですから、まぁそんなもんですよ。瓦礫程度でガタガタ言うほどのこともないでしょう。 そういえば、当時の東京の空間線量が今よりはるかに高かったことは有名ですが、西日本はもっと酷かったはずです。更に言えば、韓国・・そして中国本土なんて無茶苦茶なことになっていたでしょう。・・さて、今はそれが消えたの???とかって考えると国際問題になるのでこの件についてはダンマリなのかもしれませんね。

noname#152060
noname#152060
回答No.1

>被災地が復興するには、まだ何年もかかるのだから、瓦礫はまだしばらくそのままにしておいて、放射能が消えるのを待てばいい。 意訳 我が身が何より一番大事なんだ。災害があったトコの事情なんて知るか。俺(私)が死ぬ頃にはどうせ何とかなってるんだから、ツケは子孫に廻しとけ。 未来を背負う中学生の質問者さんは、反対している大人にこう言われたのですよ。 尊敬できますか?こんな大人。