ダックスのヘルニアに対する針治療について。

質問

ダックス、6歳、メスが、ヘルニアになり5日間の薬治療で変化がないため
手術を勧められました。
前足でしか移動できません。
排尿、排便も困難です。

ネット等で調べますと、手術しても成功の可能性は少ないようなイメージを受けます。
そこで質問です。

(1)実際の手術して回復する率はどんなものでしょうか？
　　多少まごついても自分で移動できれば回復とみなします。

(2)針治療の経験された方、経験上おすすめできるかどうか。

よろしくお願いします。
医者に聞くと、手術が一番といいますし、針専門医は、手術は勧めたくないみたいな
コメントがあるため、何を信じていいかわかりませんので、体験談が一番参考になると
思っています。

よろしくお願いします。

回答No.2

wakame300 · ベストアンサー

ダックスが歩けなくなりました（01/25 20:36）で、ご質問された
mura0108さんですね。心情お察しします。

>ダックス、6歳、メス　ヘルニア

遺伝子の突然変異による【軟骨形成不全症】という難病があります。
もし人間にこれが起きた場合は‘染色体異常による低身長‘＝【小人症】
となり、成人男性身長は130cmにとどまることになります。（女性128cm）
（＊注　小人症はその他の原因でもおきる）

この遺伝子的変異体を、人為的に「品種」として固定したのが、小型犬のM
ダックスやシーズー、ウェルシュコーギー、ビーグル、コッカースパニエル、
ペキニーズらですので、6歳くらいの若年で【ハンセン1型椎間板ヘルニア】
を多発することになります。
老化に伴う慢性的な【ハンセン2型】と違って、急性に発症し症状も重篤であ
ることが大変多いですね。。。
http://www.health.ne.jp/word/d5029.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E4%BA%BA%E7%97%87

＞(1)実際の手術して回復する率はどんなものでしょうか？

以下、手術の回復率と歩行可能なまでの期間についての、およその目安です。
その期間は「絶対安静」であることがほとんどですので、そのまま入院期間
になることもあります。
　1度　手術しないことも多い
　2度　95～100％　　術後5～7日
　3度　90～ 95％　　術後10日前後
　4度 85～90％　　　術後2～3週間
　5度　45～50％（48時間以内）術後2～3週間
　　　　5％（48時間経過）手術できないことが多い
先日のお話では、4度以上であったとされますが、もし5度であった場合は、
すでに発症から数日を経過しているので、回復の可能性は大変低いと言わ
ざるを得ません。
ただし、獣医さんが手術を勧めるのであれば、5度には至ってないのだと
思います。おそらく4度～5度の中間といったところではないでしょうか。。

＞(2)針治療の経験された方、経験上おすすめできるかどうか。

それはやめてください。
1度やそこらの、軽度の脊髄圧迫による‘脊椎痛‘ならば、実際は「その痛
みをかばうための無理な姿勢によって生じた周辺部位の二次的な筋肉痛・」
であることが多いので、鍼治療による、いくらかの減痛効果はそれなりに
あるかもしれませんが、根本的な脊髄部位の鎮痛効果はほとんどありません。
（そのため、抗炎症薬の投与が必要）
まして今回のような3度以上の場合、脊椎痛でなく完全麻痺が問題なのです。

【ハンセン1型椎間板ヘルニア】においては、椎間板中心部の「髄核」が本
来のゼリー状ではなく、硬くなった後、周囲の繊維輪を破って飛び出る骨髄
疾患ですので、これを鍼治療で、どうこうできるようなものではありません。
4度以上のヘルニアを手術しないほうが良いなどという針専門医など、決して
信用なさらないでくださいね。
イヌの椎間板ヘルニアは痛みをおさえるどころのレベルではありませんよ。
その針専門医は無学にもほどがある。

ちなみに老化による【2型】の場合も、椎間板そのものが加齢に伴い過形成し
たものですから、やはり鍼によって物理的に変性したものを元に戻すような
魔法はつかえません。

一刻も早く設備の整った病院で、手術なさることをお薦めします。
（元　飼育屋）

お礼

ありがとうございます。
とても分かりやすい回答で、とても参考になります。
今薬治療7日目です。
若干動きが出てきたようにも感じますが、今週土曜日に検診を受けて
医者の判断で、手術のできる医者を紹介してもらうという運びになります。

回答No.1

naturalni

針治療を試されてから手術を考えてみたらどうですか?

うちの両親は針師の資格を持っています。
理由はお互いに治療しあえるからという単純なものですが(^_^;)
実際に腰痛などの時にやってもらうと効果がありました。
フェレットは飼っていたのですが試してみたことはないので実際にどうなのかというのはわからないのですがm(_ _)m
ただフェレットが具合悪くなって手術はしたことがあります。
何も解決出来ず苦痛だけを味あわせてしまったんじゃないかと傷跡を見て思っていました。

本当に完全に手術じゃないと手の施しようがないぐらいではないのなら針治療を試してみる価値はあるのではないでしょうか？
合わせてコルセットなど装着が必要なら装着をしたり、お風呂で暖めたり、お灸(妹の妊娠中に逆子が治ったので)なども合わせてみて、様子を見るのは如何でしょうか？
少しずつでも回復が見えたら続けてみて、どうしてもダメそうで悪化するようでしたら最終手段として手術という選択は如何でしょうか？

早く良くなるといいですね(>_<)

お礼

ありがとうございます。
針治療の原理がよくわかりませんが、
試してみる価値はありそうですね。