A No.4 HALTWO です。
私が知っている水道工事屋さんの事務所では水道水を飲料用には用いずに飲料水は購入しています。
遊びに御邪魔した時「飲んでみる? 健康を害する Level ではないけれどその前にこの試験紙で見てみる? 浄水器なんて 1ヶ月も持たないから僕らは飲まないんだよね(笑)」と言われました。
町が違うので私の住んでいるところは問題ないのですが、取水場での塩素添加が基準値ぎりぎりの高濃度にしなければならない理由があるようで、配管をどうこうしようにも対処のしようがないのだそうです。
火山灰が取水口を塞いだり清掃が追いつかないほど火山灰が下水道に流れ込んだりしても暫くは不便を強いられるとは言え溜まった灰を取り除けば済むことですが、水質が変わってしまった場合は対処にも限界がありますので面倒なことにならなければ良いのですが・・・。
ちなみに古代 Rome 帝国衰退の原因として挙げられるものの中には地下水の水質変化に伴う鉛中毒の蔓延というものもあります。
水道管のことを鉛管とか Tin (亜鉛) 管と言うように昔は柔らかくて加工し易い鉛や亜鉛で水道管が作られていたものですが (現在は Stainless 管が用いられています)、水質が酸性かアルカリ性かで両者を使い分けないと有毒な鉛や亜鉛が水に溶け出してしまいます。
しかし古代 Rome では度重なる火山の噴火で一時的に (といっても数十年単位で) 水質が酸性に偏った時期があり、鉛管の水道設備技術があった古代 Rome では鉛中毒とおぼしき記録が散見しています。・・・日本はトタン屋根で御馴染みの亜鉛を水道管に用いる酸性水地域ですが火山灰の灰汁で管内の水質がアルカリ性に偏れば古い管から亜鉛が溶出することになるでしょうし、これは市販浄水器などでは除去が難しいでしょうね。(Virus などは微細管型 Ion 交換器で Filtering できるでしょうが、水に溶けた塩素や金属 Ion は銀触媒などを用いた吸着型浄水器を用いても完全に除去できるわけではないようですし・・・)
口から吸い込むと危ない Level にまで大気中の毒素 (おそらく硫黄 Gas が主体でしょうが) 濃度が高くなれば水に溶け込んだ毒素の除去も困難だろうと思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 最近、騒がれているので気になって質問しました。 いろいろくわしくありがとうございました。