“厳密” にいうと治りませんが、症状は取れます。
へバーデン結節とは軟骨が減り、骨棘といわれる骨のでっぱりが出来て関節の形が変わります。見た目でもボコッと出ているはずです。ですから簡単に言えば指の変形性関節症と言えます。軟骨が減る原因はいろいろありますが最も多い理由は加齢に伴うものです。要するにしわや白髪と同じ老化現象なのです。人間の体には歳相応の状態というものがあります。どんなことをしても生まれたての状態には戻ることができませんので、ヘバーデン結節の場合、痛みがなくなれば完治とみなしていいと思います。
急性期は触れるだけでも痛いはずです。反対の手を使って無理に曲げたり伸ばしたりはしない方がいいと思います。関節を無理に動かすと軟骨に負担がかかり、ますます変形が進みます。だからと言ってテーピングやサポーターもよくありません。血行が悪くなって動かさないことで関節が固まってしまします。病院から塗り薬が処方されたと思いますが、それをしっかり塗って普通に過ごしていればいいと思います。時期が来て関節が落ち着けばまったく痛みはなくなります。
>グルコサミンが効くとかスクアレンが効くとか・・・
残念ながらこの手のサプリメントは、最新研究において 「効果なし」 と証明されています。サプリメントは摂取後、消化吸収され血液によって患部に運ばれます。ここでポイントになるのが、血液中の有効成分の濃度です。これを有効血中濃度といいます。サプリメントはこの濃度が小数点以下0が何個もつくことが報告されています。薬の種類によっては濃度が薄くても効くものもありますが、軟骨再生を目的にするには非常に薄すぎます。
>東洋医学の先生が発見した方法で治るとか(マニュアルで15000円くらい)・・・
軟骨の再生は不可能ですし、骨の変形も削る以外は考えられません。お薬を塗っていれば自然と痛みは治まってきますので、この手の物は全く意味がないと思いますよ。
長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。