あまり期待する程の効果は望めないと思います。
どの程度のハエが飛散しているのか分かりませんが、食虫植物は
飛散する虫を誘き寄せて捕獲し、それを栄養源としています。
通常は肥料は必要が無いのですが、あまり虫が少ないと栄養が取
れませんから、場合によっては液肥等を施す必要があります。
自生する仲間は約450種あると言われ、品種改良された仲間は
約100種とも言われています。ウツボカズラは自生する仲間の
一つです。種類によって栽培方法が異なりますから、あなたが住
んでいるオーストラリアで栽培が可能な種類は、現地で売られて
いるウツボカズラになるでしょう。
ハエを捕獲させるには栽培をする必要があります。しかし栽培を
しているからと言って必ずハエが捕獲されるとは限りません。
ウツボカズラの袋の中に、ドンドン入れば大成功ですが、そのよ
うに都合良く入る事はありませんので、栽培をしても管理に苦労
されるだけですし、一向に減らないハエに悩まされるでしょう。
他の方が言われるように、ハエ取り紙の方が確実で経済的です。
日本で古くから使われているハエ取り紙が売られていれば良いの
ですが、どうしても見つからない時は自作をする事も可能です。
オーストラリアには、日本で言うゴキブリホイホイのような物は
売られているでしょうか。出来れば粘着シートタイプではなく、
チューブタイプの方が良いのですが。
虫は黄色い色に集まる習性があります。ゴキブリホイホイの紙に
絵具やポスターカラーの黄色を塗り、完全に乾いてからチューブ
を紙に塗ります。これを天井から吊るせばハエが勝手に止まりま
す。日本の100円ショップには、強力ハエ取りシートと言われ
る商品が販売されています。日本の家族や友人に依頼し、購入し
て貰って送って貰っても良いかも知れません。
このシートは驚くほどハエが取れます。ハエ以外にも蚊、蜂、蛾
等が取れ、先日はヤモリまで取れました。
お礼
虫は黄色い色に集まる習性があるなんて、知っ得情報ですね。 ハエ取り紙の自作法を伝授して頂き、助かりました! こちらでは、ハエ取り紙もゴキブリホイホイも、見た事ないので、家族に送ってもらいます。 ご親切に、ありがとうございました。