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草食系男子の増加について
草食系男子とは恋愛に消極的で、ナイーブな男性というようなイメージです。 昨今のメディアではその草食系男子が増えていると言い、話題を集めています。 僕は今22歳で、昔のことを知らないので増えているということに実感を持てません。 昔の若者と今の若者を比べ、どのような点で草食系が増えたと感じるのか教えてください。
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- cera-cera
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私が子供のときは、バブル華やかなりし頃だったんですが、そのころの若い男性って、「何が何でも彼女欲しい!!」って感じでした。 「アッシーくん」「メッシーくん」っていう言葉があって、恋愛感情はないけど(男性側はある)車は出してもらう人。食事代は出してもらう人。っていうような意味合いで使われていました。 たぶん、そのころが偏差値教育全盛の競争社会だったことも関係していると思いますが、みんな他人よりモテて、彼女をゲットするために、ものすごい努力をしてました。 女の人も、今じゃ考えられないようなすごいボディコンを着て、むんむんにお色気を出していましたよね。 でも今は偏差値教育もおわり、ゆとり教育で競争がなくなったこともあるし、社会全体にも閉塞感があるから、みんな「がんばっても無駄」「競争嫌い」って感じになりましたよね。 男の子たちは何が何でも彼女作るぞー、競争に勝つぞーとは思わなくなったし、女の子たちはからだを締め付けず、ボディラインを隠したゆるゆるの服を着るようになった。(「私、オンナです!」ってがんばるのかったるいから) 私はバブルと今の過渡期の人間ですが、やっぱり男も女も、昔よりは受身でがんばらなくなったと思います。
草食系男子という語が女性目線で発信された言葉であるという部分に着目ください。昔からもてない男子が女子を口説いて振られても、誰も女子を草食系とは呼びませんでしたが、男女平等になった昨今では女子も男子を口説くケースが増えました。男子からは遠慮したい女性も相当数含まれますが、心やさしい男子は仕方なく沈黙を守ります。結果として草食系のありがたくないレッテルを貼られます。成人男子の性欲は今も昔も変わりありません。草食系男子が増えたのではなく、草食系男子と呼ばれざるを得ない機会が増えてしまっただけです。
- image123
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アメリカの大学の教えています。 昨年このあたりの大学の生徒の調査で「世界でもてない男の出身国」が発表されましたが、堂々と日本が金メダルを獲得しました。二位は韓国、それじゃ次は同じ東洋人の中国と思ったら中国は18位です。 わたしの大学にも日本人の在籍があり、学部は異なれ日本語が通じることでほとんどの学生の訪問を受けています。そして、そのほとんどが、デートする相手がいないようです。こちらの学生は猛烈に勉強し、猛烈に本を読みますが、週末は恋人とデートです。男の学生はGIRL FRIENDのアパートで泊まるので、男学生の宿舎はものの見事に空っぽになりますが、そこで残っているのは日本と韓国人だけでといっても大げさでないくらいです。 大学の食堂でよく見かけるのですが、日本の学生は日本人だけで固まって、女の子の品評会をさかんにやっています。そこに東洋人に興味のある女の子が近づいても、品評会から外れているコには追っ払うように相手にもしません。その品評会から外れたコが品評会の上位のコに報告があるので、キラワレ者の仲間リストに入れられてしまうのです。FRIENDになろうとしたコを相手にもしないのだから、当然ですが。 FRIEND(友達)から進むとGIRL FRIEND(恋人)に。昔の日本人があまりいない時期の日本人学生は友達から恋人に実に早いツワモノが多かったのがですが。英語もロクにしゃべれないのに、入学半月ほどで、女の子のアパートで一緒に暮らすことになったので寮を出るが、払い込みの寮費半額を払い戻してくれないか、って相談が多かったのですが、今は皆無です。 わたしも学生のころ、ネーブルって単語をよく聞こえるのですが、果物の一種と思っていたのでさっぱり理解できなく、男学生に聞くと、そんなのは女に聞けって言われ、同じ聞くならブスより白人の金髪で一番かわいいコと決め、ネーブルの意味知りたさに友達になり、初デートも成功、念願のネーブルの意味を聞きました。大笑いされて「じゃー見せてあげる」ってお腹をむき出しにし、おへそを指さし「これがネーブル」って教えてもらいました。彼女とは2ヶ月くらいで恋人になりましたが。 それで草食系男子は恋愛に消極的は事実でなく、それどころか人一倍欲求は強い男ですが、恋人を作る前の友達から友達の紹介で多くの女のコと知り合うのを拒否し、自分の環境の中での一番美人と即恋人・セックスと「日本式お見合い」を希望する常識はずれが目立つようになったからです。 草食系日本男児よ、ブスでもデブでも近づいてきた女のコにはやさしく応対しなさい! ブスでもデブでも必ず品評会で合格する友達がいます。そして、やさしく人間として応対してあげると、輪が広がり品評会合格者とも友達になれ、時間がたてばデートもアレンジしてくれるようになります。
- gohara_gohara
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全く増えたという根拠はありません。 増えた、と、感じるのは、「草食系男子」なる言葉が発明され、こういう存在なのだ、と大々的に喧伝されたので、注目を集めたからです。 昔から口下手だったり、恋愛に消極的だったり、という男性は沢山います。 ただ、そういう人というのは、別に話題にならないので注目を浴びませんでした。それだけです。 街中を歩いていると考えてください。 普通に歩いていれば、よほど奇抜なファッションの人でもなければ、ほとんど記憶に残らないでしょう。 でも、「赤い服を着た人を意識して歩いてください」というと、「ここにいた」「こっちにもいた」と否応なしに目がいきます。 そうすると、意識しないで歩いたときと、意識して歩いたときには全く違う結果になります。そして、それを比較して、「今日は赤い服を着た人が多い」と思っても正しいとはいえません。 草食系男子増加なるものも、このようなトリックによって作られたものです。この言葉の発明は、2006年10月、しかし、それが話題になったのは2008年4月に女性ファッション誌が特集を組んだことに由来します。 しかも、言葉の定義そのものもはっきりとせず、「恋愛」限定で言う人もいれば、「やる気がない」という人もいて、はたまた、「安定志向」だの何だの、という言葉で言う人もいます。安定志向などは、90年代以降の経済の停滞を考えれば、公務員などを目指す人が増えるのは当たり前で、人間性などとは全く無関係です。 と、「増えた」云々の前に、どう比較するのかすらよくわからない言葉としか思えません。
- Mokuzo100nenn
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草食動物と肉食動物の違いをご存知ですか? 草木は肉よりも栄養価が低いので、草食動物は日がな一日食って(大量に食って)いないと生きてゆけない。パンダやキリンなどです。 一方の肉食動物は栄養価が高いので、一匹の獲物をしとめると一週間ぐらい食わなくても生きていけるライオンやトラなどですね。 人の生き方に例えると、草食動物は不味くても豊富にある草木を食うので、リスクが少ないが常時食うことだけで一生を終るローリスクの生き方。肉食動物は飢餓と背中合わせだが獲物をしとめたとき(=成功したとき)には旨い肉をたらふく食える、ハイリスク・ハイリターン型の生き方です。 いまどきの若者は、早稲田大や阪大を卒業するような成績優秀な子供にも、市役所などへの勤務を希望する者が少なくないと聞きます。 市役所職員としての一生は草食動物のように飢餓の恐怖はありませんが、酒池肉林の喜びとは縁がありません。 (市役所は安定志向の例えに出したまでで、市役所が役に立たないと申しているわけではありませんので悪しからず)。 営利企業に就職する人間のなかでも、海外勤務は厭だとか、新規事業の担当は厭だなど、リスクをとらない安定志向の若者が多いと聞きます。 また、私生活でも結婚相手を選択するにしても、学歴や収入など「過去と現在」を重視するばかりで「未来の可能性」に賭ける駆け落ち的な恋愛結婚は減っていると言います。 このようなリスク回避の生き方が草食系に感じる部分です。