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豪雪地帯の暮らしぶり
豪雪地帯にお住まいの方は、冬の時期、どのように毎日をお過ごしなのでしょうか。 私の住む地域は冬の間中、雪に悩まされるという事はなく、豪雪地帯の生活がどのようなものなのかイメージすらできません。 現在の寒波の状況をニュースで垣間見ていて、その毎日の暮らしぶりが知りたくなりました。 苦労話や生活の知恵やその他、なんでもいいので教えてください。 お礼は少し遅れます。よろしくお願いします。
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メリットとデメリットに大別して列記したいと思います。 まずデメリットから。 1 会社に遅刻しやすい ⇒ 概して雪道は渋滞しがちで、マイカー通勤は言うに及ばず公共交通機関も遅延がしゅっちゅう生じます。したがって早起きは必須です。 2 雪かき作業の大変さ ⇒ 降雪時は老いも若きも関係なくスコップ片手に雪かきです。全国ニュースでもしばしば取り上げられていますが、よく屋根の除雪時に誤って転落して死亡される方が多いのも雪国ならではの事故です。私も3階から落ちて雪に首から下が埋まり大事になりかけた事がありますが、非常な危険を伴ったりします。 私が常々立腹するのは、家に若い衆がいるくせに年老いた親に雪かきさせ、己は炬燵でのうのうと惰眠を貪っている輩がいる事です。一度そんな若い奴がいる家の窓を開け怒鳴ってやった事があります。 3 マイカーのタイヤ交換が必須 ⇒ 当然ながら車のタイヤはスノータイヤに交換せねばなりません。私は福井県民ですが概してタイヤ交換は皆自分でやっています。年明け3月の後半ぐらいにノーマルタイヤへまた入れ替えますが、毎年の恒例とはいえ面倒くさいですね。 4 行動範囲が狭くなる ⇒ 当たり前ですが雪道は運転時にハンドルを取られ、一歩間違うと事故になるケースが多いです。雪国の人はほぼ間違いなく、運転時にひゃっとした経験は皆持っています。したがって用事でもない限りこの季節は遠出する人はあまりいません。 では次はメリットへ。(私のケースです) ☆ ご高齢のお宅の雪かきをかってでますが、時折非常に感謝され「これ鍋に入れて食え」とか「夜ビールでも飲め」等とお惣菜やビール券を頂戴することがあります。最初は遠慮しますが、こういう人情がたまりません。 ☆ 町内の雪かきをしてると「俺もやります」と普段付き合いもない人が手を貸してくれ、缶コーヒーを買って渡して会話が弾み、その後飲みにいったり、仲良くなった人が結構います。 ☆ 雪かきは体力増進に大いに役立っています。炬燵にごろごろして寝てるよりよほど身体がしゃきんとします。私は趣味の領域まできてしまいました。 ☆ 冬は私は公共交通機関で通勤する事にしています。電車通勤ですが往復の時間帯はワンセグのTVを見たり、読書したりして時間にゆとりが出てきました。 ☆ 鍋物は冬の代名詞。降りしきる雪を踏みしめようやく我が家に到着、その後食べる鍋をとてつもなく絶品と思うのは雪国の人ならではの感慨だと思います。 以上とりとめもなく列記しましたが、そんなところでしょうか。
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- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
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北海道の豪雪地帯に住んでおります。 2,3年前は雪が少ない時期もありましたが、今年は特にひどいと感じております。。。 こちらの雪は東北や新潟などと比べて軽いそうです。 沢山降っても積雪量があちらに比べて少ないですよ。沈みますから。 ただ、まとまりにくい雪なので、せっかく積み上げた雪山からプチ雪崩がよく起きます。 強風が吹くと玄関前は綺麗に雪が飛ばされているのに、車庫前では吹き溜まりになってとんでもなく積もっていることもあります。 逆に玄関ドアに雪がこびりついていることもあります。 1の方が仰っている「流雪溝」のようなものは現在地元にはありません。 住宅地で道路拡張のため埋められてしまいました。 おかげで雪を除けて置く場所がありません。 玄関横に出来た雪山に道を作って雪を捨て、また雪山を作るような感じになっております。 道路のロードヒーティングも止められていますし、融雪装置も地元では設置していません。 ・・・赤字自治体なんです。 道路は市で除雪してくれるのですが、最近は除雪作業が遅いです。 今年の1月(ってほぼ去年ですが)は道路の除雪が間に合わなくて近所でも道路の真ん中で立ち往生する車が続出していました。 高速道路の封鎖は日常茶飯事です。 高速バスなのに一般道の国道を走っています。 昨日から市内の一部の路線バスもスーパーのシャトルバスも運休しております。 今日シャトルバスに乗って行こうとしたらバス停が雪で埋まっていました。 仕方が無いので歩いて別のスーパーへ買い物へ。。。 帰りはソリを持って来れば良かったと後悔しました。。。 冬の買出しは自動車かソリが必須なのです。 ちなみに車で約1時間で行ける札幌はそんなに雪がありませんでした。 24,25と札幌にいたのですが、雪の少なさが羨ましかったです。 って帰った翌日に札幌でも大雪降ったそうですが。。。
お礼
おくちあんぐりで、「えぇぇぇ?!」と連発しながらお話を伺っております。 >こちらの雪は東北や新潟などと比べて軽いそうです。 >沢山降っても積雪量があちらに比べて少ないですよ。沈みますから。 そうなんですね! 北海道と言ったら、もう日本の中でも大変な積雪で、どのような暮らしぶりなのだろうと一番気になっておりました。 強風で雪が飛ばされるのですか! 北海道はサラサラした雪と聞いたことはありましたが、風で飛ばされるほどに軽いとは。 >おかげで雪を除けて置く場所がありません。 >玄関横に出来た雪山に道を作って雪を捨て、 >また雪山を作るような感じになっております。 恥ずかしながら今回、雪は下ろしたり除けたりするだけではダメだということを初めて知りました。 置き場がなければ雪山を作るしかないですよね。 でもその雪山を作るにも、作れる高さが限られてしまうでしょうし、山がいくつあっても足りないのではないかと想像します。 >最近は除雪作業が遅いです。 今年のお正月頃ですよね、憶えています。 自治体による除雪作業だけは後回しにせずに何としても早めに作業してもらわないと、生活できなくなりますよね。 高速バスが一般道を走るとか、バス停が雪で埋もれているとか、お買い物はソリ必須! うーん、初めて聞くお話で驚くばかりです。 これから数カ月はまだまだご苦労続きだと思います。 事故や怪我がないように充分注意してお過ごしください。 ご回答、ありがとうございました。
- rowena119
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東京生まれで、川崎住まいの時に福井県に転勤しました。初めての冬、まずスノータイヤを買いました。中古のホイル付きで。クリスマス前に雪が降りました。毎朝、家から道路に出るまでの道路の雪かきです。向かいの家、前後の家4軒で共同作業。幹線道路は市が雪かきしますから問題なしです。私の子供は当時幼稚園児と幼稚園前の妹の2人でしたが、雪に大喜びで、そり遊びや色々してましたが、周りの子供は風邪を引いたら困ると一人も出て来ません。そして買い物や遊びも幹線道路で行ける範囲が多くなります。雪掻きがされていないところは嵌ると大変ですので、極力避ける。当然車にはスコップが積んで有ります。正月前に帰省しようとしたら大雪が振りました。危ないと思い一日繰り上げて帰省しました。それでも地道を10時間以上かけて名神高速まで出ました。翌日、高速も鉄道も閉鎖され大変な状況になりました。所謂北陸豪雪です。更に1年冬を経験し翌春に東京に戻りました。今は東京に住む息子も福井時代のことは殆ど記憶になく『福井って何県だっけ?』などとおおぼけをかましてます。雪と聞くと毎日毎日毎朝の雪掻きを思い出します。
お礼
おくちあんぐりで、「えぇぇぇ?!」と連発しながらお話を伺っております。 >雪と聞くと毎日毎日毎朝の雪掻きを思い出します。 毎日掻いても掻いても、その苦労をあざ笑うかのように降り積もる雪・・・ 私なら発狂してしまいそうです冗談ではなく。 >雪掻きがされていないところは嵌ると大変ですので、極力避ける。 何センチ積もっているか分からない恐怖・・・ この一文を読んだ時に「嵌る」という言葉の意味と怖さを改めて考えました。 例えば50センチ積もっていたとして、嵌ったとして、周りは雪だらけで上ろうともがけばもがくほど嵌る嵌る・・・ そんな光景を思い浮かべました。怖い(>_<) >当然車にはスコップが積んで有ります。 スコップは必需品なのですね。 もしかして、万が一の時のためにガソリンも積んでいる方もいらっしゃるかも。 ご回答、ありがとうございました。
なかなかおもしろい質問ですね。 自分、秋田の豪雪地帯在住の者です。 しかし、北海道や新潟などの豪雪地帯の方がたの状況とは、また異なるのだろうと思います。 ただ、全体的に豪雪地帯に住む者のイメージとして、まずテレビなどで「関東の方では車に雪が積もりました!!」などのニュースが報じられているのを見れば「はぁ~!?」と思えてしまうような感じです。 我々の感覚では「おお、今日は雪が降ってない」と言った感じになりますね。 雪国には必ずと言って良いほど、道の端に「流雪溝」と呼ばれる側溝があります。 冬には、各箇所にある側溝の蓋を開けて積もった雪を大きな川まで流してやると言う作業に追われます。 土地のある方は、除雪機でぶっ飛ばしてやりますが、そうでもしないと雪を置いておく場所が無くなってしまうのです。 たまに、みんなが一斉にその流雪溝に雪を投入するので、川下の方の側溝では雪が詰まって水があふれ出し、浸水すると言う事もおきます。 我々の地方だけの呼び方になるか分かりませんが、「根雪(ねゆき)」と呼ばれる、まず「もう今年の雪は春まで溶けない」と諦めなければならない言葉があります。 そうなれば、朝は出勤前の雪寄せの為に早く起きて雪を寄せ、帰宅してから再度積もった雪を片付けると言った作業を日々繰り返す事になります。 今年は、一度だけ屋根の雪下ろしをしましたが、去年は、かなりの降雪量を記録した為、この屋根の雪下ろしを毎週のように行っておりました。 まず、ほぼ一日が費やされます。 屋根の雪を下ろすのに半日かかり、その下ろした雪を川まで運ぶのに半日。。。 家から川までその距離15メートルほどですが、日本横断出来るんじゃないかと思うほど往復しておりました。。。 あまりに嫌気がさしたので、除雪機を購入しましたが、車が一台買えるような値段ですので痛い出費です。。。 なので、今年はフル活用しています。 自分の友人は、このような事が嫌だと言う理由で、雪の降らない土地へ出て行きました。。。 自分の会社に先日、福島県から非難されて来た方が働きに来ているのですが、なんでも「インターネットで見たらここが住みやすそうな町だったから」との事。。。 しかし、このような状況では、果たして本当に住みやすいのかどうなのか。。。 なんだか申し訳なく思えて来ます。。。
お礼
おくちあんぐりで、「えぇぇぇ?!」と連発しながらお話を伺っております。 >まずテレビなどで「関東の方では車に雪が積もりました!!」 >などのニュースが報じられているのを見れば「はぁ~!?」と思えてしまう そうなんです。雪に慣れていない人間はちょっとでも積もるともうパニックです。 豪雪地帯にお住まいの皆さんには笑われているのでしょうね(苦笑) >去年は、かなりの降雪量を記録した為、 >この屋根の雪下ろしを毎週のように行っておりました。 去年のお正月頃の寒波、憶えています。 1m以上の積雪で、雪かきによる転落の死亡事故が何件も報道されていました。 事故に遭われた方々の中には一人暮らしのご老人も多かったように記憶しています。 雪は下ろすだけではダメ・・・また川まで・・・身を切るような冷たさの中なのに・・・ そのご苦労は私にはとうてい計り知れないです。 一家に一台除雪機!というのも冗談ではなく、そんなご家庭は多いのでしょうね。 何というか、本当に想像を超えます。 >自分の友人は、このような事が嫌だと言う理由で、 >雪の降らない土地へ出て行きました。。。 過酷な状況であっても、生活自体は何とか過ごしやすいように色んな知恵で乗り越えられるのでしょうけど、除雪による手間を考えたら・・・ もし私が豪雪地帯の生まれなら学校を卒業と同時に引っ越すと思います(苦笑) これから数カ月はまだまだご苦労続きだと思います。 事故や怪我がないように充分注意してお過ごしください。 ご回答、ありがとうございました。
お礼
おくちあんぐりで、「えぇぇぇ?!」と連発しながらお話を伺っております。 >公共交通機関も遅延がしゅっちゅう生じます。 遅延・・・ですか、なのですね。 去年は私の住む地域でもかなりの積雪があり(と言っても10センチ?ぐらい)、公共交通機関は運休が多かったです。 その時は通行止めの道路があったり、仕方がないので歩いて会社に行ったり、自家用車が事故をして道端に放置されたり、チェーン装備のタクシーが大忙しだったりと、大混乱でした。 そちらでは毎日のことなので運休していたら生活が成り立たないでしょうから遅延、なのですね。 妙な話と思われるでしょうが納得です。 >全国ニュースでもしばしば取り上げられていますが、 >よく屋根の除雪時に誤って転落して死亡される方が多いのも雪国ならではの事故です。 去年は本当に、雪下ろしによる事故のニュースを多く目にしました。 他に人出がないから家族がいないからと一人暮らしのご老人が屋根に上る姿は、とても心が痛みました。 >家に若い衆がいるくせに年老いた親に雪かきさせ、 >己は炬燵でのうのうと惰眠を貪っている輩がいる事です。 >一度そんな若い奴がいる家の窓を開け怒鳴ってやった事があります。 回答者さまステキ! >行動範囲が狭くなる そうですよね、やはり危険ですからね。 用事がないならあまり外出しないほうが安全ですね。 私は寒がりなので、スキー場はもとよりスノータイヤが必要な地域へ冬の時期には行ったことがありません。 そんな自分が雪国に住んでいたら・・・多分、家から出ない生活になるだろうと予想されます(笑) メリットのお話、とてもステキです。 自分がお手伝いして感謝されたり、また他人が一緒に手伝ってくれたり、何だか心がほんわかしてきます。 皆が互いに支え合ってるなぁと感じられるのはステキな経験ですよね。 鍋も確かに寒いからこそ格別に美味しく感じられるのでしょうね。一度ぐらいは私もその美味しさを体験してみたいです。 これから数カ月はまだまだご苦労続きだと思います。 事故や怪我がないように充分注意してお過ごしください。 ご回答、ありがとうございました。