私は大学卒業にふさわしい職業は日本の中の仕事全体の10%程度と思っています。
少なくともまともな会社の管理職はその程度の比率ですね。
部下のいない肩書きだけの管理職は例外ですが。
ということは、貴方の同世代の上位10%程度がその卒業資格に似つかわしい仕事に従事できるということで、その他はかつては高卒や中卒者がしていた仕事をしているに過ぎないということです。
実際私の長兄は戦前生まれの高卒者ですが、ある程度大きな地方自治体で部長クラスまで行きました。同僚の多くもその程度の学歴が多かったようです。今ではまずありえないですね。
ただし、これは大学名の影響は半分で、後半分は本人の資質だと思います。
高卒の大企業の管理職は何人も知っていますしその逆も大勢います。
起業で成功した人のかなりの部分は学歴とは無縁ですね。
私はもう定年過ぎですが、同窓会で旧友と久しぶりに会うと、学歴と成功の相関関係は全く半分の確率という感じですね。
ということで、単純に有名かそうでないか、大卒かそうでないかというくくり方はおやめになって、貴方がそこでどうすごされるつもりかのほうが大切だと思います。