小型国産車の強度は信用できますか?
10年以上前のNHK特集で、小型ドイツ車 (ワーゲンゴルフ) と同クラスの国産車 (たしか日産サニーでした) の強度を比較テストしていました。
テーマはドアのラッチの強度で、大きな衝撃が車体に加わった時、閉じているはずのドアが開いてしまって、シートベルトをしていない運転者が車外に放り出される可能性があるかどうかという事でした。
実験では運転者側のドアを内側から機械で圧力をかけて、どの程度の力が加わればドアが開いてしまうかを調べていたのですが、国産車の場合はあるレベルの圧力でラッチが壊れて外れ、外側にバーンと開いてしまいました。
これに比べドイツ車の場合は、国産車のレベルをはるかに超え、ドア本体がひん曲がってしまってもラッチが壊れる事もドアが開く事もなく、途中で実験を中止したと記憶しています。
ドイツ車の場合、走行中にドアロックはしてはいけないという通説が実際に確認されたわけです。 もし事故の場合にドアロックされていたら、救助するのに手間取るからやめろ、という事ですね。
でも国産車の場合は、走行中は必ずドアロックするように言われていました。 高級車の場合では、ある速度に達すると自動的にロックが掛かるシステムになっているのもありました。
この番組の影響もあってか、その後の国産車の強度はかなり改善されたと思うのですが、今、販売されている国産車 (1,500cc 程度) の強度は、ドイツ車と比較しても何ら遜色ないレベルにまで達しているのでしょうか?
因みに、昔の国産車で米国向け仕様ではドアの中が鉄板で補強されていましたが、同じ車種でも国内向け仕様ではそれが外されていました。 メーカーの話ではコストが掛かるという説明だったわけですが、当時 「日本人の安全性なんてどうでもいいのか?」 と随分憤慨した記憶があって、未だにどうも国産車は信用できないような偏見が少しあります。
お礼
お礼するの遅くなりました 一度お礼の手続きはしたのですが なにぶんにもOk利用初心者故 やり方が不明で、お礼の手続きが終わっていると思っていました 昨年御提示して頂いた物を購入し さっそく使えるようになったので 孫のコマ作りに専念しております ありがとうございました