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「判決」と「決定」
Winnyの開発者が著作権法違反に問われていた裁判で、最高裁が検察側の上告を棄却し、開発者の無罪が確定することになりましたが、最高裁の判定は、「判決」ではなく「決定」のようですね。 このケースに限らず、最高裁では、「判決」を言い渡さず、「決定」という形で当事者に通知することが多いように思えますが、最高裁の場合、判決言い渡しは、むしろ特異な例なんでしょうか?
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Winnyの開発者が著作権法違反に問われていた裁判で、最高裁が検察側の上告を棄却し、開発者の無罪が確定することになりましたが、最高裁の判定は、「判決」ではなく「決定」のようですね。 このケースに限らず、最高裁では、「判決」を言い渡さず、「決定」という形で当事者に通知することが多いように思えますが、最高裁の場合、判決言い渡しは、むしろ特異な例なんでしょうか?
お礼
丁寧に回答して頂き、ありがとうございます。 確かに、特に上告審では、裁判をしても、判決がそれまでの下級審(控訴審まで)と変わらないと見れば、裁判を開いても結果は見えている、ということなんですね。 早い話が、「時間の無駄」ということですね。 あと、最高裁が判決を出した場合、判例として今後の裁判に影響を及ぼすのは事実ですね。 最高裁で判決を出すこと自体、場合によってはこれを破らねばならない、ということで、公判を開くには慎重になるのも無理はないということでしょうね。