送風機の吐出流量について
先日、ファンの性能を確認するのに流量を測定した際、測定箇所が異なると流量に異なる算出結果が出てしまい困っております。測定方法及び算出方法は以下の通りです。
?測定断面を等間隔に分割し、風速計を用いて各測点数の流速(m/s)を算出
?全流速の和を測定点数で割り、平均流速を算出
?平均流速×測定断面積(m^2)×3600=流量(m^3/h)
というように、一応JIS8330 2000に沿って行っております。
さて、現在悩んでいるのは、送風機吐出後のダクト上流(A)とダクト下流(B)で風速測定値に差が出てしまい、その結果当然流量値にも差が出ているというところです。
(A)と(B)では流路は分岐することなく、また途中で漏えいしているわけでもないので、同じ値になることが理想的なのですが、(A)と(B)の間でエルボがあったり、ダンパがあったりと損失を受ける条件が整っています。
以上から、とりあえず簡単に「流路からの圧力損失(管摩擦損失)」で流速が落ちていると言いきってしまいたいところなんですが、私自身納得出来ておりません。
実際、損失があるとは言え、ファンが吐き出す流量は測定点によって異なるはずはないとも考えられるし、また上流と下流で風速に変化が出るといった資料をなかなか見付けられないため。(ダルシーワイズバッハの式等、損失が出るというのは色々と文献に載ってはいるようですが、それを流速・流量に結びつけて良いものかどうか?)(A)と(B)どちらが本当の流量なのでしょうか・・・
ご存じの方がいらっしゃったらご教授お願い致します。
お礼
ご回答有難うございます。 ご回答頂いたにも関わらず連絡が遅くなりまして申し訳ございません。 参考にさせて頂きます。 試験場所は関東圏を考えています。 予算もあり個人的にも調べまわった結果、国立大学の設備をかりようと考えています。大手企業様の風洞設備は費用が高いことと、規模が大きすぎるので 。