3.11以降、良識のある営利企業が自社宣伝を自粛しました。多くの日本人が震災と津波で生命を奪われた直後に「わが社の製品買ってください」というメッセージに巨額の費用を使うのは憚れるという日本人としての心理が働いたためと思います。
国内優良企業の宣伝自粛というのは、国内以外に収益源をもたないローカル・メディアである日本のTV各局の経営に打撃をあたえました。日本中が喪に服する時ですからしょうがないと思いますけどね。少しは我慢してほしかったです。ところが、その時に、広告宣伝量を下げて、パチンコ屋の広告宣伝を流したのです。まあ、日本人の死に共感をもつよりも、バカな日本人からカネを巻き上げることが目的のパチンコ業界ですし、カネになるならギャンブルの方棒でも担ぐかというのがマスコミ商売の本質ですからね。
実際、一時期の無料TV各局は公共広告機構(AC)のメッセージとパチンコ屋の宣伝ばかりだった様な記憶があります。
その後、東日本大震災の心の傷も少しは癒えて、日本の優良企業が宣伝活動を開始したので、メディア各社は広告時間の安売りを止めましたし、その結果パチンコ屋の宣伝が減少したのでしょう。
パチンコ屋の宣伝はTVコマーシャルこそ下火になりましたが、新聞のチラシなど、ゲリラ的な広告宣伝で、未成年者や家庭の主婦などに攻撃をしつづけていると思います。
お礼
回答有難うございました。 ACの広報もいつの間にか無くなってしまったですね。