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潰瘍性大腸炎で5ASA製剤が使えない場合
- 26才の男性が全大腸炎型潰瘍性大腸炎と診断されましたが、寛解導入は成功しています。
- 5ASA製剤であるペンタサやアサコールはアレルギー反応があり、サラゾピリンも服用できないため、寛解維持療法の選択肢が限られています。
- 主治医からレミケードやイムランなどの薬の投与が提案されていますが、副作用や免疫力の低下、男性不妊のリスクが懸念されています。他に良い方法はあるでしょうか。
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全員に効く療法などありませんが、 1)抗フソバクテリウム・バリウム抗体を測定してもらって、陽性ならばATMを試す 2)青黛(せいたい)を試みる 3)増悪期に顆粒球除去療法..保険の縛りがありますが.. など。ただし、ATMにしても当初言われたようには効果はなく、うまく効いても再燃があります。ただ、これはレミケードも同じで効かなくなる例が稀ではありません。 1)2)はだめもとで試してみる..という感じかと。 あと、全く関係ないかもしれませんが、私の患者さんの一人は、心筋梗塞を5回発症していますが、一回目の心筋梗塞の時に下血がでて潰瘍性大腸炎も合併していました。困ってしまって、いろいろ試してみて、5回目の心筋梗塞のあと、エパデールを投与してからは、今のところ、5年ほどは心筋梗塞も下血もでていません。偶然かもしれませんが、最後の最後には、試してもいいかも...??? その患者さんは5ASAもステロイドも使えず、飲んでいません。
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- tomban
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あらかじめ話しておきますが、私は医療関係者ではありません。 しかし潰瘍性大腸炎の経験者でもありますので、経験談ということでお願いします。 私の場合は症状が酷かったのは30年近く前のことでした。 下血などの症状により3度入退院し、その後は大きな不調なくここまできています。 当時はペンタサは無く、当然メサラジンも存在していませんでした。 あったのはサラゾピリンのみです。 この薬は注意書きにもあるように、多くの副作用がある薬でした。 また、潰瘍性大腸炎に特効があるというわけでもなく、医者としては仕方なしに使っていた、という雰囲気でした。 「効果が無く副作用が強い薬を、治るかどうかわからないような病気で使うのか?」ということに、悶々としながらの生活でしたが、あるときに「鍼灸治療」を受ける機会があって、ためしに受けたところ、症状そのものが緩和され、一時ですが楽になりました。 その後に鍼灸治療のサークルに参加し、自分でツボを覚え、自分に刺鍼したり、灸をしたりすることで、急性の痛みを抑えながらの生活になりました。 時々専門家の先生に治療してもらうこともしました。 当時よりも潰瘍性大腸炎に対する鍼灸の理解は進み、現在はかなり治癒率も高くなってきたようです。 昔よりも正確な取穴が可能になったということですので、期待はできると思います。 鍼灸治療は副作用という点では西洋医療を凌ぐものがあります。 ネットなどで検索して、勉強熱心な治療院を探し当てて、一度通われたらいかがでしょうか?。 問題は保険適用が無いか、もしくは難しいということです。 これについては院によっても見解が違いますので、聞いてみて下さい。
お礼
なるほど、30年前と比べれば今は選択肢があるだけでも幸せかもしれませんね。 鍼灸治療ですか、考えたこともなかったです、参考になります。四国の田舎に住んでますのでそういった治療院があるかどうかが疑問ですが、検索すると一件ヒットしましたのでまた問い合わせてみようかと思います。 ありがとうございました。
お礼
1)、2)の治療法は初めて聞きました。ATMはレミケードのように白血球を殺してしまうのではなく、腸内の悪い菌を殺してくれるのですね。なんだかそのほうがいいような気がします。 ATM療法は現在保険認可は下りているのでしょうか。 漢方が効くこともあるんですね。寛解維持に役立つたくさんの情報をありがとうございます。