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劇団四季「オペラ座の怪人」での疑問
先日、劇団四季「オペラ座の怪人」を観ました。 一応、曲もストーリーも大体知っていましたが、分からないところがいくつかあったので質問します。 マスカレード後、支配人のオフィスでクリスティーヌは「ドンファンの勝利」の出演を嫌がりますが、でも何故「ドンファンの勝利」に出たのですか? あと最後のオペラ座の地下室でのシーンで、ラウルは「クリスティーヌ、許してくれ」と言いますが、何について謝ったのですか? ドンファンの勝利に出演させたこと?それともクリスティーヌを追って地下室に来たこと? よろしくお願いします。
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あくまで個人的な解釈です。 「ドンファンの勝利」に出る前の墓場のシーン。そこで彼女は亡くなった父親の思い出を、 (恐らくは「音楽の天使」への思いをも)胸に秘め、次のように歌い上げます。 「Try to forgive, teach me to live, give me tha stength to try」 (拙訳ですが:私を解放して。私に生きることを教えて。私に挑戦する強さを下さい) 「No more memorys, no more silent tears, no more gazing across the wasted years. Help me say good-bye」 (もう想い出はいらない、もう静かな涙を流したりしない、もう失った過去を嘆きたくもない。 別れを告げさせて」 父親を亡くしてから、優しかった父親と「音楽の天使」を思って過ごした日々。 しかし「音楽の天使」だと思っていたのは実は、恐ろしい人殺しだった。 でもまだ、過去への思いを断ち切れない。ファントムに抗えない。 私にそんな恐ろしいことはできない。したくない。 そんな迷いを持っていた彼女は、父の墓を訪れ、優しかった父も(「音楽の天使」も)もういないと認識し、未来に向かって生きるためにファントムと戦う決意を固めたのです。 「クリスティーヌ、許してくれ」は、ラウルが彼女を自由にするために戦ったのに失敗してファントムにとらえられ、 クリスティーヌがファントムを愛さなければラウルが殺される(ラウルを救うためには自由を諦め、ファントムにとらわれなければならない) という状況に彼女を追い詰めたことに対する謝罪と思われます。 ちなみに、勝手な意見ではありますが、25周年記念の舞台は素晴らしかったけど、あの日本語訳はちょっといい加減というか、意味がところどころ抜け落ちていて分かり辛いものになっているように思います。ファンとしては悲しいです。
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- cotton-tail
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明確な答えがあるわけではないので、私の考えです。 「ドン・ファンの勝利」にクリスティーヌが出演したのは、ラウルやみんなに説得された。 (たしかに、「やめて。そんな恐ろしいこと。」と言いながら、出演するのはおかしいですね。 まあ、それ以前に、オペラ歌手をさっさと辞めて子爵夫人になればいいと思いますが。) 「クリスティーヌ、許してくれ」は、地底湖に怪人とクリスティーヌを追ってきて、 うかつにも捕まってしまったことを謝っているのだと思いました。 ファントムが、ラウルの命と引き換えに自分を選べと迫るのですから。
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ありがとうございます! 「ドンファンの勝利」については「いや!」と言いつつ出演したクリスティーヌが本当に不思議でした。 そうですね。 究極の選択を迫られてるのが自分のせいだったら、謝りますね。 よく考えてみればわかることでした・・・
お礼
回答ありがとうございます。 とても分かりやすかったです。 やはり英語の方が分かりやすいですね。 日本語版は、かなり削られてるのを実感しました。 私も25周年の舞台を映画館で観ました。 まさか劇団四季の訳をそのまま使うと思っていなかったので、驚きました。 今度、英語版のオペラ座のCDを買おうと思います。