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ブータン国のGNHについて。
国民総生産にかわる国民総幸福量 (GNH) という概念 は、どの様なものですか? 私見 : 拝金主義、グローバル化とかよりずっと良い様に 思われますが・・
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理念としてはすばらしいとは思いますが、でも最初からそれを目的に建国した訳でも無く 中国とインドという地域の大国に挟み込まれ、ヒマラヤの麓の内陸国で平地はごく僅かという地理的要因が大きい。 日本や韓国などの様に、小国であっても海への出口がある訳でもないし 鉱物資源が豊富というわけでもない(探査すればあるのかもしれないけど) その為に、一般的な経済発展策を採るのが絶望的なまでに困難。 と言う経済的、物質的な豊かさを求めるのが困難な国情を認識した上で、その状況を逆手に取って 経済発展したが国内的な問題を抱える国をアンチテーゼとして、GNHという『概念』を作った。 誰だって豊かになりたい、でも家族の絆を大事にしたい、健康でもありたい。 でも往々にして、豊かさとその他のモノは両立しにくい面がある。 我々は、豊かさを優先して、家族や健康その他を犠牲にしているという負い目があるので GNHという理念に、失ったものを補うようなあこがれを感じるのです。 実態は、外から感じる様に美しいモノでも無いという意見もありますね。 価値の基準点をどこに置くのか?という立ち位置によっても判断がことなるでしょうけど。 概念については、このへんで http://www.bitway.ne.jp/bunshun/ronten/ocn/sample/keyword/111117.html http://ja.wikipedia.org/wiki/GNH
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- hekiyu
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どうでしょうかね。 このように、政府が目的を定めて、 突っ走る、てのは危うい感じがします。 あの社会主義がそうでした。 理念だけなら、資本主義の拝金主義よりも ず~と優れているように感じました。 それで多くの知識層が社会主義に傾倒したのですが、 社会主義が産んだのは、貧困と独裁だけでした。 あと、懸念されるのは、これでは経済的 軍事的に弱くなり、何時他国の餌食にされるかも 知れない、ということです。 ブータンは、印度と中国の間に位置しており 今のところ、双方のバランスをとり 上手い具合にやっているようですが、 国際情勢が変わると、どうなるか判りません。 中国や、印度に簡単に吸収され、無くなってしまう 怖れがあります。 ま、どう頑張っても、極小国だから、同じだ、という 開き直りもあるのかもしれませんが。
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ありがとうございました。
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