まず大きな勘違いをなさっているようです。
水素爆発をしたからメルトダウンしたわけでもないし、
その反対でもありません。密接ではありますが個別の事象です。
>原発がメルトダウンをするのを予想できたのに、
福島原発は地震と津波、またはそのどちらかにより
電源が全て失われましたので炉心の冷却が不可能になりました。
その時点で簡単に予想されることは以下のとおりです。
1.冷却水が循環しなくなるため、炉心が露出する。
2.炉心が露出すると表面のジルコニウムと空気が反応し水素が発生する。
3.炉心が高温になり溶け落ち始める。(メルトダウン)
冷却システムが完全停止した場合、ここまで1時間です。
従って、保安院が初会見をしている頃には既にメルトダウンをしていました。
中村審議官がそれについて言及しましたが更迭されました。
>水素爆発が起こるまでわざと時間稼ぎをしていたとしたら
上記で示しましたが、電源が回復しない限り、水素の発生を防げません。
3/11~12当時にどこまで水素濃度を計測する能力があったか不明ですが、
普通に考えれば、誰でも水素爆発をすると予想します。
それを防ぐ手段は窒素を投入するか、気体そのものを排出することですが
【電源がないのですから何もできません】
わざとではないのです。
お礼
>冷却用電源が不通になると水素爆発が起きると理解していても >不思議な事ではないだろうし、専門家は御存知だった。 つまり、国が全てを補ってくれるから電力会社は、フリだけ行えば事態が終息するとでも内心で考えていたんじゃないのか? 私も似たような事をふと考えた事がありますね。そのため今回このような質問をしてみました。他の人がどういう答えをもっているか聞きたかったんです。 私が思ったのはそれが、電力会社の方か、政府関係者の方か、それとも。。。。