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超円高対策
現在、超円高ですが日本が円を大量に発行すれば円安になると思うのですが何かデメリットがあるからやらないのですよね?誰か教えてください。
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たとえば、借りたお金を偽造紙幣で返してきた相手をこれまで通り信用できるでしょうか? 日銀が発行するお金は偽札ではないですが、無秩序な通貨発行はニセ札造りに非常に近いものです。 もちろん少々ニセ札が増えてもしばらくはどうということはありません。しかし、あるところまでくると突然坂を転げ落ちるように信用が落ちていきます。 その境界線は「やってみなければ分からない」ので皆躊躇するわけです。 ギリシャを例に上げるのは比較としては適切ではありませんが、いったん「信用」が失われると後は早いという実例にはぴったりです。 ちなみに円安になると輸入品が全て値上がりしますが、生活する上で直接・間接にかかわらずどのくらい輸入品に依存しているかをじっくり考えてみてください。 たとえば原油はほぼ100%輸入で、重要なエネルギー源であり、あらゆるものの原料でもあります。食卓を支える小麦や大豆も9割以上が輸入に依存しています。 いま1ドル=78円、かつての120円時代に戻るということはドル建ての商品が53%値上がりすることを意味します。 日本売りが始まったら120円で止められる保証はどこにもありません。 日本は外国からお金を借りていないので心配ないという人もいますが、金融マーケットの過酷さを分かっていません。日本がニセ札作りを始めたら空売りの標的です。「水に落ちた犬を叩く」のがマーケットです。 ちなみにこちらの記事が端的に問題点を指摘しています。 『【ウルトラCの震災危機対応?】通貨を増発=紙幣を増刷=する案が、浮上しているという。』 http://www.local.co.jp/news-drift/news2011-3.html ※異論が出そうな記述もありますが大筋では間違っていないと思います。
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- potatorooms
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いま、世界的な食糧、原材料高で、日本だけが円高で生活が守られている状態ですが、物価が2割以上上がっても、ご質問者さんの生活は耐えられるのでしょうか? ドル安が進んでいるアメリカで、労働者が悲鳴を上げていますが、誰のための円安誘導なのでしょう?
お礼
なるほど、物価が上がると言うわけですね。ありがとうございました!
- kenshin2
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原発の問題を考えればわかると思いますが、簡単に説明すると放って置いても円安になるからです。 本格的に円安に動いたらどこまで下がるか想像もつかないからこそ、結果的に無駄になる為替介入などに本腰を入れて動けないわけです。
お礼
なるほど。ありがとうございました!
お礼
大変分かりやすいご説明ありがとうございました。