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BDプレーヤーはCD再生には不適切?
リビングのテレビ周りに設置してある家族共用のアンプ(Denon AVR-3311)とスピーカー(Dali Ikon6)から普段CDを再生するとき、BDプレーヤー(Panasonic DMR-BW750)をCDプレーヤーとして使っていました。 BDプレーヤーとアンプはHDMIで接続してます。 あるきっかけで音は変わるのかなと自室にあったCDコンポ(Onkyo X-N7TX)をBDと取り替えてCDプレーヤーとして上記アンプにつないで再生してみました。 そうすると音が明らかにクリアになり音質が向上しました。接続はRCAによるアナログ接続です。 両方ともアンプの音質設定はDirectにしてあります。 やはりBDプレーヤーをオーディオ用途としては不適切ということでしょうか? 一つ不思議なのがBDとアンプの間はデジタル接続なので音質劣化にはほぼ無関係だと思っていたのですが実際は耳でわかるほどあるということなんですかね? それとももう一つ考えられるのがCDコンポはアナログ接続だったのでDAC性能が Onkyo X-N7TX > Denon AVR-3311 ということになりますがちょっと価格帯的に考えにくいです。 BDプレーヤーもそれなりに高価なものですし安物CDコンポより音質が下がるのが意外でした。 BDプレーヤーをCDプレーヤーを代用するのは不適切という結論でいいのでしょうか? それとも別の原因があるのでしょうか、、
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- HAL2(@HALTWO)
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BD (Blu-ray Disc) は CD (Compact Disc) よりも物理計測特性が優れていることから BD Player の方が CD Player よりも音が良いと受け取られがちですが、現在の市販 Audio 製品に於いて音の善し悪しと物理計測特性とは何の関係もありません。 「何の関係もありません」とは極めて乱暴な言い方ですが「現在の市販 Audio 製品に於いて」と前置きしているように、市販 Audio 製品の物理計測特性は音の善し悪しと比例する部分に較べると遙かに高位の特性を有していることから、もはや物理計測特性の善し悪しを論じても意味のないほど高性能になっています。 例えば Noise のあるなしは Cassette Tape Recorder で Dolby などの NR (Noise Reduction) を On/Off することによって確認できますが、Dolby NR を Off にした時の S/N 比 (Signal / Noise 比) は 40dB あるかないかという Level です。・・・Cassette Tap Media そのものが 0VU を超えて 3% 歪を生じる Level で 50dB 台でしかありませんので、0VU を下回る通常録音 Level では最大でも 40dB 台、小音量時は 40dB 以下となります。 歪率は Amplifier でこそ 0.1% とか 0.01% などと表記されているものですが、Speaker System の歪率が Catalog 表記されないのは歪率 0.1% を切るような Speaker System など皆無であるからで、Speaker System が Unit の違いのみならず Enclosure の違いでも低音再生能力とは無関係の中高音域でさえ音色が変わるのは殆どの Speaker System が 1.0% 前後の歪を発生しているものだからです。 周波数特性も人は幼児や小児こそ 20Hz から 20kHz まで聴こえているものの大人になると 5kHz 以上の感度がガタ落ちになって、人によっては 20 台でも 10kHz 以上の音が聞こえなくなっている人がザラにいますし、歳を取るといずれも 10kHz の音に対する聴力が大きく弱ってしまうものです。 更に 10kHz 以上を再生できる Super Tweeter と言えども Unit の軸線からちょっとでも外れると再生音が大きく減少する上に部屋の反射や吸収によって 5kHz 以上の音は大きく山谷を生じるのが普通ですので Flat な特性など望むべくもありません。 しかし今や BD Player や Amplifier の性能は 20Hz 以下から 20kHz どころか 48kHz まで完全に Flat、S/N 比は 100dB 以上、歪み率は 0.001% 以下なんてものがザラにあるのですから、この Level での差異など到底聴き取れるものではありません。 それでもほんの僅かな違いを聴き分けてしまう人間の聴力は、実は鼓膜や内耳の物理計測特性に負う部分よりも脳の処理 Algorithm に負う部分の方が遙かに大きいという点に理由があるのですが、この「脳による処理」というのが物理計測特性とは全くといって良いほど比例しなくなる特徴を持っているからなのです。 例えば http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/index.html の Flash Page 上にある「錯聴一覧」の Tab を選び、下から 2 番目の「音の高さ」欄にある「ピッチと音脈分疑」辺りを選んで試してみてください。・・・他の錯聴のみならず錯覚も面白いものがたくさんあるのですが・・・。 説明付きの Page なのでここでの説明は省きますが、人間の脳とは事程左様に学校で習ってきた物理とは相容れない反応を示すものなのです。 Audio に於いても「良い音」とは「特性に優れた音」とは限りません・・・ある一定以上の性能を持っているものであれば、その後はどれほど性能を向上させようとも「より良い音」になるとは限らず、返って「つまらない音」とか「変な音」になってしまうことが多々あるのです。 逆に物理計測特性上は数千円の IC Amplifier Kit にさえ敵わないほど低性能なのに何十年にも渡って少なからぬ Fan 達に愛されて少量生産し続ける結果、何十万円という価格になってしまった真空管 Amplifier というものもあり、Kit ものや安価な Parts を流用した数万円とか十数万円ほどの真空管 Amplifier でも Transistor 系や IC 系の Amplifier よりも「良い音」に感じる人がたくさんいます。 Onkyo X-N7TX も Denon AVR-3311 も物理計測特性が音の善し悪しを決定する「ある一定の性能」を遙かに超える性能を持つ機器ですので、Catalog 表記 (物理計測特性) は既に音の善し悪しを推測する Barometer にはなり得ません。 価格も同様で、店頭価格と工場での製造原価とがどれほど違うものなのかを考えれば両製品の 2 Channel Stereo 再生回路基盤部分に於ける製造原価に大きな違いはありません・・・特に AV amplifier や 7 Channel 分の Power Amplifier を内蔵していたり 「大きく重い筐体」や「端子の数」や「機能の豊富さ」などに製造単価の殆どを奪われてしまいますので 2 Channel Stereo 再生回路基盤部分だけを見れば桁違いに安価な製品と大差なかったりもします。 更に Onkyo X-N7TX は 1998 年に初代 Model が開発されて以来、2004 年には累計生産台数 100 万台を突破するほどの好調な売れ行きを示して X-N7TX は実に 9 世代目の製品となっていますので「旧世代よりも音が悪ければ酷評されて見捨てられる」のですから世代を経る度に「改良に要する部品 Cost は徹底的に抑えるけれども音を良くするための Know How 投入は惜しまない」姿勢を貫いてきた筈で、高額機と低価格機に挟まれた中級機という「高額機よりも良い音にしてはならないし、低価格機よりもケチってもならない」中途半端な要求の下に開発される Denon AVR-3311 とは開発技術陣に課せられるものが違うかも知れません。 音の善し悪しは十人十色であって御質問者さんが Panasonic DMR-BW750 から HFMI Digital Cable で Denon AVR-3311 の DAC (Digital Analog Converter) 部に導いた音よりも Onkyo X-N7TX から RCA Pin Line Analog Cable で Denon AVR-3311 の CD (Analog Line) 入力に導いた音の方が良いと感じるのは決して間違いではなく、他人はどうであれ、御質問者さんの感性に合う音を良いとするのが正しい感覚です。 実は私も Bose 感性工学 Research 社の AWMS-VIA (Bose 社の AWMS ではない) という製品の CD 再生音が DENON DVD5000N DVD Player から McIntosh C34V Amplifier を介して Bose AM5MkIII を改造した自作 Speaker System や Sony MDR-CD900ST Headphone で聴く音よりも良いと感じてしまい、AWMS-VIA の Line 出力を McIntosh C34V に繋いでもやはり AWMS-VIA 単体の方が音が良いと感じてしまったことから悩みに悩み抜き、遂に DVD5000N も C34V も手放し、自作 Speaker System も分解してしまった経験があります(笑)。 その AWMS-VIA も生涯保証なんて言っていたのが Maker 自体が解散してしまったことから修理を諦めて手放し、現在は Apple Macintosh PC の iTunes を使ってあちこち手を入れた USB 入力の Headphone Amplifier を介して Headphone で音楽を聴き込んでいるのですが、Speaker 出力系はもはや Pure Audio 系とはあまりにもかけはなれた「不思議な音系(笑)」に走ってしまっています(滝汗)。 でも、誰が何と言おうと自分の感性に合った音が一番楽しいものですよ・・・音が良ければそれで善しです(^_^)/。
- yosifuji20
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これはBDプレーヤーとCDプレーヤーの比較ではなくて、CDのDACとDenon AVR-3311 のDACの比較ですね。 従ってプレーヤー同士の比較ということでは無いので、BDとCDで音がよいのか悪いのかの判断にはなりません。 それと、デジタルソースの音の比較はかなり微妙です。あなたはそのように感じたのかもしれませんが、第三者にも公平にきいてもらって、またスピーカー等も別なものにして同じような結果がでるかをやってみないと正しい判断にはなりません。 私は、BDプレーヤーを少々高価な外部DACに同軸で接続し、また同じDACにCDもつないで切り替えて聞いていますが、当たり前ですが音の差は全く感じません。 これはそのDACにPCからのデジタル信号を入れても同様です。 同じCDディスクをどちらのプレーヤーで再生しても同じに聞こえるといことです。 勿論異なるCDを再生すればそれぞれに違う音になります。 アナログ音声の音質の差の殆どはDAC以後のアナログ回路で生じます。デジタル信号の回路での音の差は私の経験ではまず聞き分けられません。 ということでもう少し厳密な条件で試されることがよいと思います。
- マサ(@masa-u)
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BDプレーヤーはCDを再生できるようには作ってありますが、そもそもはBDソフトやDVDソフトを再生するように作っているので音声出力がそれにあわせて調整してあるのではないでしょうか。 CDプレーヤーは音楽を聴くように調整してあるはずなので音楽CDの再生した時の音がクリアに聴こえる場合があるかもしれません。
- u-bot
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CDプレーヤーとBDプレーヤーのHDMIのデジタル接続で音が変わるかどうかを確認するならばそれ以外の条件を変えては駄目です。 CDプレーヤーはRCAのアナログ接続ですよね? それがデジタル接続と音が変わるのは十分あり得る話で、それで音が良く聞こえるかどうかは聴者の感覚に過ぎません。 同じ環境で他人が聞いたら音が悪くなった、やはりデジタル接続はいいと結論づける事もあり得ます。 同じHDMI接続にするか、同じプレーヤーでデジタルとアナログの違いを確認するかのどちらかに絞って下さい。 理科の対照実験で二つを比較する場合は他の条件を同じにするように習いませんでしたか? ------------- それはそれとして、興味をもたれそうな記事がありましたのでそれのリンクをします。 http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20111007_481840.html