- ベストアンサー
50州クォーターとコインのデザインの変化について
いつもお世話になります。 50州でオリジナルのデザインのクォーターがあると聞いて、先日ハワイで何枚か集めましたが、肝心のハワイデザインは手に入りませんでした。。 以前、沖縄がアメリカの統治下にあったとき、沖縄ではUSドルを使用していました。 両親に昔とデザインは変わっているか尋ねましたが、二人ともまだ子供だったので、 デザインまではよく覚えていないと言われました。 その頃使われていた、ドル紙幣、硬貨は今とデザインは違ったのでしょうか? ふと気になって、こちらで質問させて戴くことにしました。 どうぞ、よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
おはようございます。 沖縄が本土復帰したのは1972年でしたから、もう40年も経ちますね。その1970年当時の、 USDの紙幣や、コインを見ると、まず、紙幣はモチーフは変わっていませんが、表の肖像の顔の 大きさが小さくなっています。つまり今流通している1ドルと2ドルの紙幣と同じタイプの物で、 表は黒一色、裏は緑一色です。1ドル、2ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルが ありました。500ドルと1000ドルは1969年に流通停止になっていました。 また、2ドル紙幣は現在流通している物は独立200年の時に新たに発行された物ですから、 1970年当時にはありませんでした。当時流通していた2ドル紙幣は裏の図案が、独立宣言の絵ではなく、 5セントコインと同じMONTICELLOの建物でした。 注意したいのは同じ紙幣でも今は緑色で描かれているシール(印刷局の紋章)の色が、当時は 赤(2ドル、5ドル)と青(1ドル)があったということでしょうか。 5ドル以上の紙幣は、その後1996年に同じイメージながら肖像の大きなデザインに変わり、 更に2004年から、色刷りの新しい物が流通していますので、沖縄時代からは二度変更になっています。 コインは基本的に今と同じです。今はその50州クォーターや大統領シリーズの1ドル、また5セント コインにも記念的な物や復刻図案の物がなど、多数の種類が流通していますが、1970年当時は、 1セント、5セント、ダイム、クォーター、ハーフダラーが流通していました。1セントコインは今は 銅張りの軽い物ですが、当時はちゃんとした青銅貨です。またダイム以上は1965年から今と同じ 白銅貼りに変わりましたが、それ以前は全て銀貨でしたから、まだかなりの銀貨が流通していたと 思われます。当時はハーフダラーも普通に流通していたようです。ハーフはケネディ大統領の図案ですが、 これにも90%の銀貨、40%の銀貨、白銅貼りがあって、1970年当時はほとんど銀貨だったと思います。 それより以前の1963年まで製造されたフランクリンの銀貨も普通に流通していたそうです。 コインの図案自体は今と全く同じですね。 しかし、コインや紙幣も色々調べるととても奥が深いですよ。50州のクォーターも全部集めると 膨大なコレクションになりますし、そのモチーフの場所を尋ねてみるのもとても興味があります。 なお、アメリカのコインは、サンフランシスコ、フィラデルフィア、デンバーの造幣局で製造され、 コインにはその製造所を表す、S、P、Dのミントマークが入ってます。これもとても興味深いです。 添付写真はシリーズ1963のレッドシールの2ドル紙幣の部分写真です。
その他の回答 (1)
- joekoo
- ベストアンサー率38% (84/219)
昔とは当然デザインは変わっているでしょうね。 ドルは世界で一番ポピュラーですので、偽造防止に必死でしょうから。 http://www.bing.com/images/search?q=us+dollar+bill&FORM=BIFD#x0y0 因みに現在はまだ移行中で古いドル札と新しいドル札が入り混じっています。 もう直ぐまた新しい札が出ると聞いたようね気がしますが。
お礼
ご回答くださりありがとうございます。 確かに偽造防止の加工などされているでしょうね。 ただ、今回知りたかったのは純粋にデザインの変化についてでしたので・・・。 どのような変化があったのか詳しく教えて戴きたかったです。 URLもいろんな札の画像がありましたが、どのように変化していったのかが分からず残念でした。 また新しいお札になるのですね。デザインも変更されるのでしょうか?
お礼
ご回答くださりありがとうございます。 参考URLを貼付けるだけの簡単な回答と違って、きちんと文章で説明戴き、また分かりやすく感謝致します。 先ず、紙幣についてですが、確かに先日ハワイに行くときに両替をした際、色刷りだったので驚きました。 沖縄が返還されてから、この長い間にそこまでデザイン自体は変わっていないのですね。 両親が幼い頃は、パン一つが5セントの時代でした。当時小学生だった母は1ドル、5ドル札しか見たことないそうです。 2ドル札については何も言っていなかったです。なるほど流通していなかったのですね。 硬貨に関してですが、先日50州クォーターを見せたところ、母に何か軽いような気がするとしきりに言われました。 ペニーは見せていないので、後で聞いておきます。 母はそそっかしい人間ですし40年前のことですので、クォーターの発言もまた勘違いしていると思っていましたが、銀貨だったのかもしれませんね。 ちょっと悪いことをしたなと反省しました。 祖父に聞けば、500ドル、1000ドル札は知っていたかもしれません。ただ高齢なので、今は覚えていないかもしれませんね。。 折角ハワイに行ったのでハワイデザインのクォーターを手に入れたかったのですがね。カメハメハ大王でしたでしょうか。 私のはライト兄弟とウェストバージニアの橋です。 アメリカの造幣局の製造所も3カ所あるのですね。 添付の2ドル札は初めて見ます。とても貴重なものをありがとうございました。 ちょっと、他にも紙幣や硬貨について疑問がありますので、その時もまたお付き合い戴ければ幸いです。 (厚かましいことをお願いして申し訳ございません。) とても参考になる回答をありがとうございました。
補足
大変失礼しました。 一つ勘違いをしていました。今のデザインの2ドル札は当時流通していなかったのですね。 両親に2ドル札について覚えているか聞いてみようと思います。