• ベストアンサー

郵便切手の判定は機械で出来る?

郵便物の切手がちゃんと貼られているかどうかの判定は機械でやらないととても処理し切れないと思うのですが、今までに発行された膨大な種類の切手がすべて機械で読み取れるものなのでしょうか? 今までに発行された切手の種類が何種類か分かりませんが、有効期限がありませんので、いつまでも使えるはずです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

元・郵便局員です。 機械で切手が貼られているかどうかの識別は可能です。 (現在発行されている、機械の処理に適した一部の切手(葉書料金用、封書料金用、速達料金用などを目的に金額が設定されている切手など)に限られます) たとえば、切手や葉書の切手部分の印刷面に、上下各1本ずつ、1ミリ程度の幅の同一色の横線があります。 これは、色検知といって、色で切手の位置を探して、その部分に消印が押されます。 また、肉眼では見えませんが、発光物質が塗布されているものもあり、発光検知といってその部分を探して、その部分に機械で消印が押されます。 いずれの場合も所定の位置に切手が貼られていないと、機械処理以上、切手が貼られていないと検知して、消印は押さずに払い出されます。(手作業で消印を押します) 機械処理は、 (1)切手の位置を探して、郵便物の向きを取り揃える   →検知できないものは払い出す。 (2)切手の場所に消印を押す   →押せないものは払い出す。   →速達料金対応の切手が貼られているものは、払い出す (3)郵便物に記載された郵便番号と番地を読み取る (4)カスタマバーコードを印刷する   →郵便番号と番地が読み取れないものは手作業で印刷する (5)郵便番号別に区分けする   →区分し切れなかったものは、手作業で区分 までが、一気に処理できます。

Tulip99
質問者

お礼

詳しいご回答、ありがとうございました。 一部の切手のみ自動的に処理できるようですね。 通常切手を見ると確かに上下に色の線が入っているのでこれを頼りに読みとって、消印を押すのですね。 でも記念切手には入っていないようですので、その場合には手作業となる訳ですね。 それ以外にも手作業のケースは色々とあるみたいですから、自動処理される率は余り高くないのではないでしょうか。 「カスタマバーコード」とは何でしょうか?

その他の回答 (1)

回答No.2

>でも記念切手には入っていないようですので 記念切手の場合には、切手のデザインを損ねる可能性があるために、発行検知を採用しているケースがほとんどです。このため、機械処理は可能です。 また、手作業で郵便物の向きを揃えて、強制的に機械で消印を押印することもできます。 >「カスタマバーコード」とは何でしょうか? DM(ダイレクトメール)や公共料金の請求書などの郵便物に、参考URLのようなものが印字されているのをご覧になったことがあるかと思います。 http://www.post.japanpost.jp/zipcode/zipmanual/p10.htm これに似たバーコード(局内バーコード、IDバーコード)を、肉眼では見えにくいインクを使用して印字されています。

参考URL:
http://www.post.japanpost.jp/zipcode/zipmanual/p10.htm
Tulip99
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 残っていた疑問もすべてクリアとなり、スッキリと しました。 機械で読み取った住所を透明なインクでバーコード 印刷しているなんて初めて知りました。

関連するQ&A