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世界的に見た日本の”自然”の魅力
あるアンケートで外国の人に日本の魅力を聞いたところ、文化や伝統を差し置いて 1位が”美しい豊かな自然”であると掲載されていました。 自然というと外国の方が圧倒的な大絶景、美しい湖や山々、多くの野生動物etc・・ をイメージして日本という小国は不利なような気がするのですが 世界的に見て日本の自然はどのようなところが魅力的なのでしょうか? その記事には日本の森林の緑は色が濃い・・というようなことも書かれていましたが イマイチぴんと来ません。ご教示お願いいたします。
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外国人と言っても、地域によって多少違いがあります。 欧米人は基本的に日本よりも寒い地域に住んでいるので、緑が濃いという印象を持つようです。寒い地域に行けば行くほど、常緑樹と広葉樹が少なくなり、モミの木のような針葉樹や落葉樹が多くなります。日本のように広葉樹が大きく葉っぱを広げた森を見ると「一面緑色が濃い」と感じるようです。 逆に東南アジアのような亜熱帯や熱帯の地域から来ると、四季のうつろいや季節ごとの旬の食材などに興味がわくようです。 東南アジアなどでは米の二毛作や三毛作などもありますし、いつでも暑いわけですから「季節感」を味わうためには4回日本に来る必要があると考えられるわけです。 そしてどこの国の方でも、山・川・海がそろった国土をもつ国はほとんどないという特徴もあります。もちろん広い国土ですべてそろっているところはたくさんありますが、山の中腹まで上ると3千メーター級の雪をかぶった山頂と、反対側に広い海を望めるような場所はそれほどおおくありません。 また以外にも「滝」をみたことがない地域の方も多く、日本のように峻険な山に豊富な雨量でどこにでも滝が望めるような場所はそれほど多くないわけです。 もちろん日本の景色にも欠点があり「雄大さ」そのものは富士山ぐらいしか感じられないでしょう。360度どこを見回しても砂漠とか草原のような場所はないからです。 そういう意味で、寒帯の北海道から亜熱帯の沖縄まで南北にも東西にも細長く3千メーター級の山をもつような国土はユニークであるといえるのでしょう。
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- superski
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グランドキャニオンのような圧倒的なスケールの自然は少ないですが、 世界最高齢の屋久杉が息づいていたり、 殆ど人の手が入っていないブナの原生林・白神山地であったり。 神々の国・日本ですから、自然を大切にしながら付き合ってきた礎が功を奏し、 脈々と続く自然の流れを感じることが出来るところが多く残っています。 「茶室は小宇宙の世界」なんて、自然を愛する西洋人にはタマラナイと思います。
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- mmm65
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こんにちは。 日本人も大好きな温泉の源、火山、が魅力の一つだと思います。それが人間の住んでいるすぐそばに、、、。噴煙、水蒸気を大音響とともに上げる噴火口は大迫力、自然の力強さを感じる事が出来ます。そして、これまた日本人の大好きな桜です。街にあってもいいし、山の中にあってもいい、城の桜は外国の観光客の方にはたまらないでしょう。そして、雪もその一つなのではないかと考えます。日本にスキーをしにやってきて、家を買う方までいらっしゃるようですから。最後に複雑な海岸線と、島々、波に浸食された海岸線は見どころの宝庫です、そして瀬戸内海の島々は本当に海に浮かぶ宝石のようだと思います。これらがコンパクトな国土にあるのですからなかなか特異な場所と言えると思います。住んでいると気付きにくいですが日本は人間が住むにはなかなか過酷な土地であり、そんなところは結構自然が豊かといえるのではないのでしょうか。
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- ultraCS
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日本の植物相(森林相)やは特に多様だと言われています。単相林は手入れされた(最近は?ですが)植林地くらいで、元々は樹種の多い多相林が形成されています。 日本の気候は狭い割に変化が多く、亜熱帯から亜寒帯まで揃っています、そのため、樹種が卓越した単相林は自然には形成しにくくなっています。極端なことを言えば地形が箱庭的であるため、狭い範囲でも地域差が生じやすく、樹種が雑多で複合的な林相が形成されやすいと言うことですね。 こういうことから来る新緑や紅葉の多様性やグラデーションが特に目立つのだと思います。 逆説的な言い方だと、狭くて幅が無く、峻険な国土がもたらしてくれた多様性でしょうね。
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回答ありがとうございます。
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