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OSの欠陥という表現に疑問?
PCの普及につれ、ウィルス攻撃の的にされる ウィンドウズ。 深刻なセキュリティホール、 深刻な欠陥などというニュース(?)は珍しい事ではなくなったようですが ふと思いました OSの仕事って元々セキュリティ問題を処理するものでは 無いと思っています 意図的な破壊行為、侵入行為は いわゆる常時機を逸脱したものだし そういったものを全て予見してまでOSを開発する事は困難だと思います それでもやはり OSの欠陥と表現されてしまうものなのでしょうか? 個人的にはどうも解せないんですけど。 ケチをつけながらも結局はウィドウズを使っているし、 LINUXを使えばウィンドウズの良さ、簡単さが よくわかると思います そういう意味ではウィンドウズはすごいと思うのですが・・・
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こんにちは。 ワタシはハードですが、製品開発に携わっている者です。 OSのセキュリティーホールという表現について 単純な、OSの作成者側(プログラマー)としてのミスによるものと OS作成時において、想定しえなかったセキュリティーホールがあると思います。 OSの機能として、「使いやすい機能」を提供することはユーザに利益をもたらすもので、購入価値があると言えます。しかしながら、ユーザが費用を払っている製品によってユーザが損害がもたらされた場合、どうなるでしょう? ハード、ソフトの違いはありますが、冷蔵庫などを使用していて、ある条件下において、正しく冷蔵保存できない問題が発生しますと、これは、「欠陥」という表現になると思います。 要は、その「製品」が売り出される分野における様々な条件下においてその「機能」を損なわないことが必要であると思います。OSにおいては、このネットワークに接続しまくっている市場で、セキュリティーに関する項目は、十分「想定できる条件下」であると思われますので、違法アクセスにより、そのOSの機能が「損なわれない」ようにしておくことは、必要であると思います。 しかしながら、あらゆる場面とか難しいもので、なかなかに想定外のことがおこる事が多々あるのが実際なところもありますね。 近頃騒がれているWindowsのセキュリティーホールに関しては、「プログラミングのミス」的な部分が目立っており、それが巷で「欠陥」と言われている部分もあります。 十分想定できる範囲であり、他のOSであったなれば”不可能”なことに関して、Windowsであると”可能”な項目は、「欠陥」と言われやすいですね。 あと、WindowsUpdateをかけた事による、追加トラブル事例も発生しているせいで、悪いイメージがついてしまっているところから、その言葉が発せられているのもあると思います。
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例え話を書いておきます。 国産車で「-100度になると、ドアロック部分の部品が破損する」という事実がわかった場合、通常はそんな状態など起こりえませんから、ミスでもないし、問題でもないですよね。 しかし、窃盗グループに情報が広まった場合どうでしょうか?(脆弱性の詳しい情報が広まった場合や、攻撃方法が広まった場合と同じです。) そして、カーショップで、なぜか瞬間冷却のための液体窒素スプレーなるものが新発売されたらどうでしょうか? (ウイルスが発生した状態です。) で、全国で車上荒らしが続出したら? (ウイルスが蔓延している状態です。) これらのそれぞれの段階でなんと呼ぶのが妥当か考えてみてください。
お礼
TICSさんはコンピューター業界で言う 「管理者」なのでしょうか? 非常に厳しい目線でのご意見であると思います しかし、会社の大切な情報という資産を守っていくには 必要不可欠なものなのでしょう 一般ユーザーとしての目線では なかなか理解しがたい(何もそこまで、っていう感じで)ものですが管理者では当たり前なんでしょうね 勉強になりました ありがとうございます 貴重なご意見を多くの方から頂き ”見方”がだいぶ変わってきました ここらで締め切りをさせていただきます
ウイルスが発生しなければ、重度の不具合と読んでもいいと思います。しかしウイルスが発生していれば話は別です。 例えば、BLASTERっていう有名なウイルスがありましたね。 もっとも感染がひどい時には、パソコンの電源を つけて1時間もしないうちに、何度も攻撃が来ました。 こんな最中でも、パソコンショップでは、対策もされず、注意書きかかれていないパソコンが売られていました。 マイクロソフトの責任かどうかは別にして、買ってきたパソコンをそのままネットにつなげば確実にウイルスに感染する状況でした。 マイクロソフトがウイルス感染という問題を予測できていたにもかかわらず、脆弱性が残っているパソコンをそのまま売り続けていた点で、欠陥と呼べると思います。
セキュリティを語るときには、「脆弱性」と読びますね。英語では、vulnerabilityです。弱点とか、傷つきやすい所といった意味なのでこちらの方が妥当だとは思います。 しかし、一般ニュースで「脆弱性」という言葉を使われても、理解できる人ってほんの一握りだと思います。正確性を欠く可能性があるけれども、わかりやすい言葉として「欠陥」という言葉が使われていると思います。 ニュースという特性上、これは認めるべき行為だと思います。 別の考え方として、問題が発見された後も、お店で売られている商品はそれが直されないまま売られている(ユーザが勝手から直す必要がある)という点から考えると、欠陥と呼ぶのもあながち間違いじゃないと思います。 ちなみに、セキュリティ方面ではとても有名な方の考えが載ってました。↓ http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/20030911
お礼
答え1発という感じでした 参考リンクためになりました ところで専門家を名乗るTICSさんの目線では 「欠陥」なのでしょうか? ワタシ以前自動車ディーラーでメカニックをやっていました 参考リンクにもあった自動車会社の系列です リコールについて触れていましたが これは当時ワタシの感覚では「欠陥」ではなく 「重度の不具合」でした 欠陥とはそのももを根本から 否定するものであって リコール対象となるものは 様々ですが多くは1個の部品の組み付け上の問題、 強度の問題であり車自体を根本から否定するものでは 無いと思っていたからです
- notnot
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>OSの仕事って元々セキュリティ問題を処理するものでは >無いと思っています セキュリティ確保はOSの重要な機能の一つです。もしそうじゃなかったら、ユーザIDとかパスワードって要らない。 もちろん物理的にアクセス不可能な機器組み込みOSなどではセキュリティについての考え方は違うでしょうけど。 ユーザIDやパスワードによる認証を回避してアクセスできるOSがあればそれは欠陥といえます。もちろん、通常の設計・テストで検知し得ないような微妙なものもあるでしょうけど、「バッファオーバーフロー」って結構ありますよね。これって入れ物の大きさも調べずに中にものを入れるということで、「欠陥」と大声で言われても反論の余地は無いと思います。
お礼
>セキュリティ確保はOSの重要な機能の一つです。もしそうじゃなかったら、ユーザIDとかパスワードって要らない。 そうですね、これはそういえます 質問文に言葉が足りなかったようです セキュリティ対象はあくまでも悪意を持ったプログラム すなわちウィルスやハッキング、クラッキングなどを対象にしています
- bttf2003
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マイクロソフトがウィンドウズのソースコードを公開すれば済む話です。 (全然、公開を期待してませんが。もちろん有料公開で充分です。しないのは、アメリカ流の考え方かもしれません) プログラムのバグや操作上の不具合も、いろんな立場の人間がチェックすれば、もっといいソフトが作れると思います。 >OSの仕事って元々セキュリティ問題を処理するものでは 無いと思っています この程度の思考能力しかないの人がOSを開発してるなら、「欠陥と表現」されてしまって当然でしょうね。 PCの操作が簡単になったので、初心者が激増したのが原因です。それにつれて、クラッカーも増えています。 こんな認識の人々が、いる限りでは「深刻な欠陥などというニュース」はなくならないでしょう。
お礼
>OSの仕事って元々セキュリティ問題を処理するものでは 無いと思っています この程度の思考能力しかないの人がOSを開発してるなら、「欠陥と表現」されてしまって当然でしょうね。 この部分意味が良くわかりません 深い意味が、またある種を想像させる意図があるのでしょうか? 再度お願いできないでしょうか?
- bear-3
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あと一言。 もし、Windowsがフリーソフトであったならば、それほど文句は言われないと思います。要は、ギブアンドテイクです。価格が高いとそれだけ、文句は言われると思います。 Unix,Linuxなどの素の部分は、確か研究用に開発され、”販売”ではなく”提供”されていたと思います。元々は、自らの研究用に開発し、希望者には”提供”しているものなので使う側に責任があり、その時点でWindowsとは異なる立場にあると言えます。 使う側はリスクを負って、それでも希望するほどの性能を確立しているUnix,LinuxなどはスゴイOSであると思います。
お礼
再度の投稿感謝です なーるほど、さすがメーカーサイドの目線を持ったお方 非常に勉強になります >使う側はリスクを負って、それでも希望するほどの性能を確立しているUnix,LinuxなどはスゴイOSであると思います。 コンピューターのプログラムは元々フリー媒体があたりまえ(研究レベルであり、情報は共有する事前提)であったと認識しています MS-DOSあたりからなんでしょうか、いわゆる商用として プログラムが商品として登場するようになったのは、 これについて賛否両論さるでしょうけど、 少なくとも「有料」という概念が根付いたおかげで こうやって多くの人は豊か、便利になった事は紛れも無い事実でしょう また責任の所在が明らかになった事で 安心して使えるという事も「有料」である事のメリットだと思います これにBear-3さんの助言をプラスすると この質問で投げかけた答えが見つかりそうに思えます Bear-3さんのお話は面白いですね 機会があれば一緒に飲んで話してみたい そんな方のように思えました
- bear-3
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>もしこれが一般に普及していないもの >でかつ扱う人間のレベルがいわゆる専門職であった場合は >どういう表現がふさわしいのでしょうか? >欠陥でなく「開発途上」で済むのでしょうか? 一般に普及しているか、していないかに関わらず、製品開発側が、「販売」している以上、通常使用状態において問題が発生した場合、「開発途上なので」という言葉ではすまされないと思います。 例えば、製品販売側が、ユーザ側に”依頼”し、製品の評価を何ヶ月かにわたって実施している間に発生した問題は、「開発途上なので」ですむと思います。 言葉の表現として「欠陥」と言うよりは「製品不具合」という言い方を、よくします。「製品不具合」は製品製造側にフィードバックされ、その問題に対して速やかに対策をこうじ、それ以降の製品に、同じ不具合が発生しないようにするのが、販売側の義務となります。 あと、余談ですが「その問題の再現性」がないと「偶発問題」と処理され、「製品」としての「不具合」と認知されないところがあります。 でもやはり ユーザ数/レベル低下による、使用条件範囲の拡大。問題が発生した際の、ウワサの広がり/ユーザ損害は多大なもので、マイクロソフトさんも大変ですね。
- PC-GATE
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あなたもマスメディアに踊らされていますね(笑)。「欠陥」と言う表現もマスメディアが使っているだけでMSは一言も言っていませんよ!(当然と言えば当然ですが‥w) 別にXPに限らず、過去のOSも多くの問題を抱えて来ました。この夏騒がれた「ブラスター」にしても今回のIEのセキュリティーホールにしても通常のセキュリティーをしている私を含めてパソ歴の長い人には全く影響ありませんでしたし‥‥むしろ問題なのは、「何も知らない」ユーザーが爆発的に増えてしまった事にあると私は思います。 人間の作る物ですからOSも「完璧」は不可能です。Updateのトラブルも私は「愛嬌」と思っているくらい(笑)です。 「何も知らない」人が増えたので「右往左往」しているのが実態ではないでしょうか?「ウィルス」だって昨日今日発生したものでは無くMS-DOSやそれ以前のOSの時代からありましたしね。 パソコンの操作が簡単になり「垣根」が低くなったのでドッと初心者が激増したのが根本的な原因だと思います。それにつれて、悪質なクラッカーも増えているようだし‥‥ 要は、テレビもマスメディアだから「話題」になれば取り上げるだけの事だと思います。
お礼
>あなたもマスメディアに踊らされていますね(笑)。「欠陥」と言う表現もマスメディアが使っているだけでMSは一言も言っていませんよ!(当然と言えば当然ですが‥w) 踊らされてはいません 残念ながら、 MSに限らず自社の製品を「欠陥」と言う会社は無いでしょう普通、 質問の意図をもう少しつかんで欲しかったですね。 ワタシはwin98以降のユーザーですが 在学時はマシン語やフォートランを 使っていた記憶があります(あんまし好きじゃなかった のでほとんど覚えています) 現在はBASIC(古い!)やDOSの勉強もしてます DOSにおいては現在でも数種のコマンドは使う事が あります そういう目線での質問です >要は、テレビもマスメディアだから「話題」になれば取り上げるだけの事だと思います。 PC紙における媒体でもこういった表現が 多くあります ので そういうもんなのかな? って思いました これ自体を疑問に思っている んじゃあなく 多くの人間はこれについてどう思っているかを知りたかったんです
補足
自己レス >使っていた記憶があります(あんまし好きじゃなかった のでほとんど覚えています) 覚えていません の間違いです
- nozawa2002
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報道がおかしいですね。 WindowsはOSにバグやセキュリティ上の問題、追加機能などがあれば、速やかにバージョンアップしている優秀なOSです。 それをどんどんしているから、OSにまた欠格と報道されてしまうのです。記事の書き方がおかしいですね。 他のOSやソフトは、バグがあろうが、セキュリティ上の問題があろうが、何もしないものが多いというのが現実です。
お礼
>WindowsはOSにバグやセキュリティ上の問題、追加機能などがあれば、速やかにバージョンアップしている優秀なOSです。 対応が早い! 確かにそう思います 他には類を見ない例と思っています 確かに高いOSですけどね(笑)
- 0shiete
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賛成です。 >意図的な破壊行為、侵入行為は >いわゆる常時機を逸脱したものだし Winの便利さを悪用する人がいることが問題ですね。
お礼
>Winの便利さを悪用する人がいることが問題ですね。 ですね 多くの人間が使っている =多くの人間が迷惑する=愉快だ! っていう構図なんでしょうね
お礼
深い・・・ 読めば読むほどなるほどです そうい言った事なのですね これを素直に読む限り 確かに欠陥表現に納得出来ます ユーザー数の増加とユーザーレベルの低下、 もしこれが一般に普及していないもの でかつ扱う人間のレベルがいわゆる専門職であった場合はどういう表現がふさわしいのでしょうか? 欠陥でなく「開発途上」で済むのでしょうか? お暇でしたらまたお願いします