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人間歩かなくなるとどうなりますか?
現代人は子供も大人も1kmも歩くとへとへとになるかもしれない。数十年前なら当たり前に歩いていた距離を現代人はほとんど車で移動している。まず足に影響が出ると思いますが、詳しい方教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
筋力が落ちて、高齢者ならあっという間に衰弱していくでしょう。 お年寄りが骨折などして寝たきりになると、若者よりも高い確率で、そのまま起き上がれずに亡くなられます。 若者でも病気で一週間も寝込むと、足に力が入らずに起き上がるときにふらふらします。 それと同じことです。 質問者様は「現代人は」とおっしゃってますが、実は都会の方は結構歩いています。 私自身は自動車社会の中途半端な田舎に住んでいるので、移動はなんでも自動車でドア・ツー・ドアの世界ですから、万歩計をつけていても一日3000歩も歩かないこともあります。 ところが、たまに東京出張に行くと、普通に10000歩は歩きます。 もっと田舎に行けば体を使うのでしょうが、日常的に自動車を利用する田舎では却って歩きません。 こういう中途半端な田舎では、おっちゃん、おばちゃん、じいちゃん、ばあちゃんが、よくウォーキングしてます。 都会ではジョギングでしょうが、田舎では高齢者のウォーキングです。
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- juli990
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別に歩きのプロフェッサーではないので漠然とした回答になりますが、お許し下さい。 歩きの習慣がなくなると、まず身体全体の筋肉が使わないので落ちていきます。ことに下半身は弱りますね。 その代わりにどうなるかというと、ついてくるのが脂肪です。脂肪は筋肉よりも軽いですから、「運動しなくなったのになんだか痩せたわ^^」と喜んでいる状況があったら、これは非常にまずい勘違いです。 脂肪がつくとどうなるかというと、思うように身体を動かせなくなります。分厚い脂肪が邪魔をするのです。そして身体を動かすことをおっくうがっているうちに筋力が低下していることも関係して身体が硬くなります。 身体が硬くなると、柔軟性が失われますからちょっとしたことで怪我をしやすくなります。捻挫、打撲、筋違い、骨折。原因不明の関節の痛みも一つにはそれに影響があると思われます。 お年寄りの多くがどうして怪我が多いかというと、こういうプロセスをたどっているからですね。それも加齢が入っていますから骨も筋も脆くなってしまっています。 だから歩くことは健康維持に欠かせないのです。 明治生まれの私の祖父は無学な一刻者でしたが、趣味で毎日何時間も山歩きをしておりまして、春はぜんまいや蕨などの山菜を籠いっぱいによく持ち帰ってきたものです。 家族は呆れ「この爺さん、ある日山で足でも踏み外して死にゃせんだろうかね」と言っていたほどですが、周囲の心配なぞどこ吹く風で、90を超えても自転車は平気で乗り回すわ農作業には涼しい顔で参加するわ、健康診断でもお医者様が苦笑して「こんなにどこも悪くない人はちょっといません」と仰るほどでした。 祖父が体調を崩してあれよあれよと言う間に体力を失ったのは、家の事情でホームに入ってからです。それを予見するかのように、秋の農作業で「米袋がもう持てなくなった、もうワシは終わりじゃなあ」と嘆いていまして、半年ほどで亡くなりました。なお、米袋は確か30キロほどのものであったことを記憶しています(親からの又聞きでしたので、間違っているかもしれませんが)。 ちなみに悲しい話ですが、現代の日本では都会の人のほうが田舎の人よりも歩く条件が揃っているというのが、事実です。街中ではなかなか車は持てませんものね。駐車場代が大変ですから。