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スクールカウンセラについて
公立高三年の息子が夏休み明けから、不登校になり週1回のスクールカウンセラーの面談を受けています。学校には行っているのですが、教室に入れないので保健室や図書室で過ごしているようです。 きっかけは、夏休み中の部活で、自分の担当部分が出来ずに投げ出してしまって、他の部員に迷惑をかけたことです。もっとも、カウンセラーは、自分でも気づいていない他の原因があると考えているようです。 息子は、親友とよべる友人はいませんが、交友関係のトラブルやいじめも聞いていません。 家での態度が全然変わっていないことと、以前からプレッシャーに弱い性格だったので、「単に授業に出席して皆から好奇の目で見られることに耐えられないだけ」と思い、カウンセラーにも、授業にでる努力するように説得をお願いしたのですが、「本人がその気にならないと何を言っても無駄。本人にもあまり急かせないように」と言われました。 私自身は、学校からは、このままだと卒業は困難だと言われているので、なるべくはやく復学させたいと思っています。 スクールカウンセラーが、教科書どおりのことしか言っていないような気がしているので、セカンドオピニオンも必要ではないかと考えていますが、スクールカウンセラの言うとおりした方が良いのでしょか?
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- Canon_F-1
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No.2です。 >私自身、おっしゃっていることは理解できるのですが、感情的に受け入れられないのだと思います。 >ですから、昨日は気長に待とうと思えても次の日は心配でしょうがない、というような繰り返しです。 私も貴女と同じような年代の子供がいますので、貴女のお気持ちは良く理解できます。自分がその立場に立てば、私が申し上げているようなことを実際に出来るのかと問われたら、貴女と同じように悩み苦しむことと思います。 私の子はなんとか現役で大学に進学いたしましたが、甥(弟の子)は高校3年生で一時不登校になりました。しかし弟は、無理に学校に行かせようとはせず、ただひたすら家事の手伝いをさせて本人から学校に行きたいと言い出すのを待ちました。結果的にはそれで良かったと思いますが、100人いれば100通りの方法があると思いますので、何が本当に良いのかはわかりません。 ただ一つ申し上げられるとすれば、貴女ご自身もカウンセリングを受けて見られたらいかがでしょうかということです。息子さんだけではなく、貴女ご自身もかなり精神的な疲弊があるようにお見受けいたします。 子は、親の心を映す鏡です。貴女ご自身のお気持ちが安定なされば、お子さんのお気持ちにもきっと良い影響があるのではないかと思います。
- functor
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間に合うかな? カウンセリングを適用した方がよい人とそうでない人の区別は厳密に言うとありません。 カウンセリングの原則のところでも述べた通り、 どのような人間関係でも肯定的なパーソナリティ変化の起こるところには カウンセリング的な要素があります。 たとえば、子育てなんか、カウンセリングの宝庫だったりします。 当のロジャーズ(カウンセリングの創始者)も 母親の子供に対する愛は「無条件の肯定的配慮」の典型例だ と言っています。 しかし、実際にカウンセリングにかかる人とかからない人はいます。 何が違うのでしょうか。 一番目の条件、 ●一致 体で感じている感情と言葉で表現している感情を一致させること。 自分自身に素直になることでもあります。 が崩れてくると人はストレスを抱え込む、 とカウンセリングの理論は言っています。 言いたいことが言えないもどかしさがあると人がどんどん苦しくなるのです。 これをカウンセリングの用語で●不一致と言います。 つまり、自己不一致を起こしているクライアントが自己一致をしているカウンセラーの ところに行って、肯定的なパーソナリティ変化をする、というのが、 カウンセリングの骨格です。 お子さんも環境への不適応をしているとするならば、何らかの自己不一致を 持っているのではないですか? それをお子さんと一緒に探して、お子さん自身に何が自分の本当の感情かを 気づかせてあげて、自己一致の状態に持って行き、 お子さんが環境に柔軟に適用できるようにするのが、カウンセラーの役目なのです。 ここまで、来て、気づかれたと思いますが、何も、この作業はカウンセラーでなくても 良いのです。 子育てはカウンセリングの宝庫です。 お母様自身が、お子さんにカウンセリングをしても良いのですよ。 お母様がカウンセリングをしているときは、 ●一致 ●無条件の肯定的配慮 ●共感的理解 をするとが重要ですが、このうち、一致の条件が見落とされがちです。 お母様は、 >本当は、叱咤激励こそ必要な気がして仕方ありません。 と思ってらっしゃるのですよね。でも、カウンセラーの勧めで 言いたいことを我慢しているのですよね。 これが、典型的な不一致です。 お母様がこの状態になると、お母様がカウンセリングする場合は、 問題が起きます。 でも、この問題、非常に難しいですよね。 だって、お子さんの気持ちに共感しようとして、言いたいことを我慢しているのですから。 一般的に、一致と共感的理解は相補的な関係にあると思います。 一致をよく行おうとすると共感的理解の割合が減ってきます。 共感的理解をしようとすると一致が減ってきます。 この中で悪戦苦闘するのがカウンセラーです。 参考になるか分からないですが、ロジャーズの記念碑的なカウンセリングについて お話しします。 それはある母親の話です。 その母親は息子の問題をロジャーズに解決してもらおうとしています。 しかし、ロジャーズにはその息子の問題がお母さんにあることが分かっていました。 何とか、その説得を試みるのですが、母親はかたくなにそのことを拒絶します。 とうとう、ロジャーズはカウンセリングをやめましょうと母親に提案します。 母親はそのロジャーズの意見に同意し、カウンセリングをやめてしまいます。 そして・・・その母親がまさにロジャーズの前から去ろうとしたときに、事件が起きたのです。 「ところで先生、ここでは大人のカウンセリングは行っていないのですか?」 母親はそうロジャーズに言います。 ロジャーズは「ええ、やっていますとも」 と答えました。 それからです。ロジャーズと母親のカウンセリングが始まりました。 母親はロジャーズに夫との関係、性生活など赤裸々なことを語り始めました。 母親のカウンセリングが始まって程なく、息子の問題もなくなってきました。 この母親とロジャーズのカウンセリングは息子が大学になるまで続いたのです。 このときの教訓からロジャーズは クライアントがどのようにあるべきかは将にクライアント自身が知っている という考え方を打ち出します。 そう、来談者中心療法の旗揚げです。 だから・・・ きっと、息子さんがどうするべきなのかは息子さん自身が一番よく知っているのだと思います。 もちろんここでの話は例です。 今回のケースで、息子さんの問題がお母様にあるという気はありません。 ただ、やはり、親子関係はカウンセリングの宝庫です。 お母様自身がカウンセリングのエッセンスを理解するのが、早いと思います。 もう一度再掲します。 この本は、波ある本の中でも分かり易く、かつ、ロジャーズの原点に忠実に当たっています。 ロジャーズ クライエント中心療法 新版 --カウンセリングの核心を学ぶ http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E4%B8%AD%E5%BF%83%E7%99%82%E6%B3%95-%E6%96%B0%E7%89%88---%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E6%A0%B8%E5%BF%83%E3%82%92%E5%AD%A6%E3%81%B6-%E4%BD%90%E6%B2%BB/dp/4641173761/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1318248304&sr=8-3 息子さん、一日も早く良くなるといいですね。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに自分でも、子供に対して過干渉な部分があると感じています。もうしばらくは、皆さんのご助言どおり待つことに致します。
- Canon_F-1
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No.2です。 >カウンセラのいう「嫌なら出席しなくてもいい」というのは単なる甘やかしで、それこそ将来、「嫌なことからは逃げればよい」という考え方になってしまうのではないでしょうか? 私や貴女が高校生の時代には、不登校の生徒に対しては、そのような怠け病的なとらえ方をされていました。しかし、約20年も前に当時の文部省は「誰にでもおこる登校拒否」と、その考え方を改めました。 全く理由もなく不登校になることもあるのです。息子さんは、今は学校へは行けて定期試験も受けられている状態なのですから、これ以上悪化しないようにまずは、授業に出たくないと言う息子さんの気持ちを理解出来るように務められることです。 息子さんが「やる気」になっている時には叱責もプラスになるでしょうが、心理的にめげそうになっている時は逆効果です。親の希望の押し付けは、息子さんを追い詰めてしまうだけでしょう。 まず息子さんと気持ちを共感し、親の上から目線ではなく、同じ高さの目線に立ち、これなら大丈夫と思える時期が来たら「好きな教科一時限だけでもでてみようか?」と相談してみましょう。 よろしければ、以下のURLをご参考になさってください。 http://www.shure.or.jp/futoko/iroiro/page3.htm
お礼
回答ありがとうございます。 皆さんのご助言とカウンセラの意見がほぼ、同じなので恐らくそれが正解なのでしょうが、私自身、おっしゃっていることは理解できるのですが、感情的に受け入れられないのだと思います。 ですから、昨日は気長に待とうと思えても次の日は心配でしょうがない、というような繰り返しです。 もう、しばらくはこのままの状態を続けてみます。
- functor
- ベストアンサー率32% (48/149)
カウンセラーには3原則があると書いてある方がいたので、 それを書きます。 ポイントは3つです。 ●一致 ●無条件の肯定的配慮 ●共感的理解 ●一致 体で感じている感情と言葉で表現している感情を一致させること。 自分自身に素直になることでもあります。 自分に助言をしてくれてた人が、実は自分のことが嫌いなのに無理して Helpしていたと知ったらショックでしょう。 お互いの関係を壊さない範囲で、自分の肯定的な感情も、 否定的な感情も彼のために素直に表現することが必要です。 ●無条件の肯定的配慮 簡単に言うとどんな時でも相手の人の応援をしてあげることです。 自分のことが好きでいてくれるときだけ相手の人が好き、ではだめです。 親のたとえで言うと、「勉強ができない息子は嫌いだ」はだめです。 ●共感的理解 相手の気持ちを心の内側から共感することです。 このとき、「あたかも相手の気持ちのように」という感覚が重要です。 相手の気持ちを内側から共感することは重要ですが、 相手の気持ちに引きずられたり、飲み込まれたりしてはいけません。 この条件が、満足されれば、対人援助は成功し、 カウンセラーとクライアント、教師と生徒、恋人関係、家庭関係、夫婦関係、 親子関係、に共通して、肯定的なパーソナリティ変化が起こる。 本当は6つ条件があるのですが、現在では短くこの3つといわれることもあります。 あと、この3つは何もカウンセラーだけでなくお母様が実践しても良いのですよ。 試しに、カウンセリングの本を1冊紹介します。 ロジャーズ クライエント中心療法 新版 --カウンセリングの核心を学ぶ http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E4%B8%AD%E5%BF%83%E7%99%82%E6%B3%95-%E6%96%B0%E7%89%88---%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E6%A0%B8%E5%BF%83%E3%82%92%E5%AD%A6%E3%81%B6-%E4%BD%90%E6%B2%BB/dp/4641173761/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1318197529&sr=8-3 この本には6つの条件がすべて書いてあります。 良かったら参考にしてください。 息子さん、良くなるといいですね。
補足
回答ありがとうございます。ウンセリングについては色々本が出ていますが、カウンセリングが必要な人を判別する方法はあるのでしょうか?子供の普段の行動は全く変わっていません。定期試験も個別に受けさせて頂きましたので、勉強をやる気力がないということでもありません。ただ、授業を受けるのが嫌なだけなのです。だからカウンセラの言葉に甘えて嫌なことから逃げているように思えるのです。当初は学校に出るように急かしたりしましたが、カウンセラの指示に従い、最近は一切、言っておりませんが、本当は、叱咤激励こそ必要な気がして仕方ありません。
- Canon_F-1
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No.2です。補足拝見いたしました。 >心療内科では授業に出るようにアドバイスをすることもあるのでしょうか? 治療の結果、医師が可能であると判断すれば、いずれそのような時期も来ると思います。しかし本人が授業にでたいと思わない限り、無理強いすることはまずないでしょう。 正直に申し上げて、貴女の焦りが息子さんに非常にプレッシャーをかけているのではないかと思います。本当に息子さんのことを思われるのなら、目先のことにとらわれずじっくり腰を据えて見守ってあげられてはいかがでしょうか? 人にはそれぞれ個性があります。長い人生に中で1~2年遠回りしたって、決して無駄にはなりません。場合によっては、単位の不足は大険を受けたり、夜間や通信高校で補うことも可能です。無理強いして授業に出席させても心理的に疲弊してしまい、そのままニートになってしまうことも多いのです。 本当に息子さんのことを大切に思われるのならば、今息子さんの発しておられるSOS信号を、親として決して見過ごさないことです。それが出来るかどうかで、息子さんの将来を大きく左右することとなると思いますよ。
補足
回答、ありがとうございます。今の状態がカウンセリングを受けなくてはならないほど深刻な状態などうかが分からないのです。家では普段と全く変わらず過ごしているし通学もしています。ただ、教室で知っている人に会うのが嫌なだけなのです。だから、カウンセラのいう「嫌なら出席しなくてもいい」というのは単なる甘やかしで、それこそ将来、「嫌なことからは逃げればよい」という考え方になってしまうのではないでしょうか?
- Canon_F-1
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高校三年生と言えば、進学・就職等を控えた大事な時期ですので、息子さんを御心配なさるお気持ちは充分お察しいたします。 取りあえず、精神科(心療内科・神経科)を受診されてはいかがでしょうか? 心の病は年単位の治療が必要です。よってカウンセリング治療だけでは限界があるでしょう。医師から処方される薬等を服用すれば通学可能になることも十分あり得ます。 また原因不明の登校拒否になる理由は、睡眠障害が関係していることも多いようです。夜中までPCやゲーム、携帯のメールをしていたりするのは、絶対に御法度です。毎日就寝の2時間前位に、ぬるめのお風呂にゆっくりつかった後、夜12時までには必ず就寝し、6~8時間の睡眠時間は確保できるようにしてあげてください。
補足
回答ありがとうございます。心療内科では授業に出るようにアドバイスをすることもあるのでしょうか?
- obrigadissimo
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カウンセラーさんには3原則がありますので、 先ず、それを知ってみてください。 カウンセラーさんの仕事は 人生相談やお悩み相談とは違って、 クライアントであるお子さんが自己洞察で解決する 環境を整えることにあります。 人生相談やお悩み相談のような 直接的なアドヴァイスが欲しいのであれば、 そうした人に会って、相談してみませんか。と ここまで書いて、そのスクールカウンセラーさんは 臨床心理士の有資格者ではなしに、所謂 人生経験の豊富な普通人が選任されている のかもしれないと思いました。 ということで セカンドオピニオンには賛成ですが カウンセラーさんの3原則を知って、過剰な 期待心を持たないようにしてください。
お礼
回答ありがとうございます。あまり状況が改善しないようなら、心療内科の件をもう一度、相談してみます
補足
回答ありがとうございます。 カウンセラーは臨床心理士の資格を持っているようです。カウンセリング開始当初に、心療内科の受診が必要かどうかを聞きましたが、必要ないといわれたのでそのままにしています。
お礼
回答ありがとうございます。 最近は、学校ことを考えないようにしているせいか、私の気持ちも安定しています。子どもの復帰力を信じて、ひたすら待つことしか出来ないのが歯がゆいのですが、子供が決断しようとしまいと現実はやってきます。それを受け容れるしかしょうがないと思っています。